藍ちゃん、また優勝の快挙

最終日トップでスタートしたときの勝率は１００％の藍ちゃん。実績どおり、また優勝しちゃいました。

ゴルフというのは統計的に、最終日トップの選手が優勝する確率はかなり低い逆転のゲームです。そのゴルフでこの勝率は驚異的ですね。競馬でいえば、逃げ切り勝ちのパターンですが、これって精神的にはかなりキツイ。現実に、プロの試合でも逃げ切り勝ちは１割ぐらいの確率しかないと思います。マスターズのマキロイでさえ、大崩れしましたからね。ですから、よほどの大量リードがないと簡単には逃げ切れない。これは阪神タイガースの終盤と同じです。最後までハラハラさせる親不孝もののタイガースファンなら、よく分かりますね。

藍ちゃんは、ドライバーの飛距離が平均で２４０ヤードほどしかないそうです。これって私とそう違わない飛距離ですよ。それでいてこの成績は本当に驚異的だと思います。クリスティ・カー、ポーラ・クリーマという飛ばし屋、モーガン・プレッセル、ヤニ・ツェンという強豪が伸び悩む中、一人旅を続けての優勝。全く危なげない試合ぶりでした。ショットもパットも本当に安定していました。

まあ、難を言えば、最後ぐらいはサンキューでなくて

メルシー・ボクゥ～

くらいは言ってほしかったですなぁ～。

明日からエビアンマスターズ

第１８回エビアンマスターズ（フランス）はゴルフネットワーク、ゴルフチャンネルでなくＢＳのＷＯＷＯＷで独占放送。明日の深夜１２時から初日が放送。なお、初日は無料放送のサービスだ。

ポーラもナタリーも優勝しているので、今回は久しぶりにモーガンの優勝を見たい。昨年は惜しくも２位だったが、感動的なイーグルを見せるなど見せ場充分だった。マキロイの全米ＯＰ優勝以来、主役不在のしらけた試合が続いているので期待している。

強敵は新女王のヤニ・ツェン、クリスティ・カーのおっ母さん、ポーラ・クリーマー、韓国勢だろう。

コラムによると、モーガン・プレッセルは幼くして母を乳がんでなくし、祖父・祖母に育てられたという。ゴルフの手ほどきはこの祖父によるものだったそうだ。１８歳という年齢制限がありながら、１７歳でプロデビューという特例を認めさせた元祖・天才少女が、２３歳となり久しぶりの優勝を成し遂げられるか？

ミケルソンの奥さんも乳がんだし、先日、全英を優勝したダレン・クラークの奥さんも乳がんで死んだという。欧米がけっこう乳がんが多いんですなぁ～。

全英ＯＰ初日

今年はイングランドの東海岸のサンドイッチという所での開催らしい。会場はロイヤル・セントジョージズＧＣ。

もともとゴルフはスコットランドが発祥の地だそうだから、本来はスコットランドで行われるべきものだが、首都圏のイングランドで行うために作られた会場だそうだ。

今年も、解説者がやたらに強風とデコボコの土地の影響を吹聴するけれども、ゴルフはもともとそういう場所（スコットランド）で始まったものなんだから、いいわけするな！・・・といいたくなります。日本人選手もアメリカツアーばかりでなくて、ヨーロッパツアーに行って勉強したほうがいいんじゃないかな？そうすれば、韓国選手に勝てるようになるかも？

なんでもこのコースは、かなり難しいコースらしくアンダーパー（パー７０）で優勝することはほとんどないらしい。だから、大叩きしたら取り返すのはまず無理ということで、いかにパーを確保するかの戦いになりそう。

注目のトム・ワトソン（５回優勝）は昨年のブッチギリ覇者・ウーストハウゼンと同じ２オーバー。 

いわずもがな・・・ではあるば、日本なでしこ軍団は仲良く５オーバー。実力どおりだから仕方ないのだが、藤田・河合・平塚は１２６位タイということで、ほとんど最下位グループ。遼チンも早くもギブアップ手前の４オーバー。スポンサー泣かせは相変わらずです。全米チャンピオンのマキロイが１オーバー。リンクス苦手？のミケルソンがイーブンパー。

しかし、トップの５オーバーは驚異的な数字。ただ、時間帯がかわる二日目でスコアを維持できるかどうかがポイント。

 

ユ・ソヨンって何者だ？

全米ＯＰを勝ったのは柳簫然（ユ・ソヨン、ＲＹＵ・ＹＥＯＮリュー・ソヨン）。一般新聞には振り仮名がないので、読めないぞ。

私も全く知らない選手なので、ノーマークでした。韓国勢のオバサンかと思っていたのですが、まだデビューしたばかりの２１歳でした。１７歳、２００８年プロ転向。昨年の全米ＯＰでも２５位タイに入っていたそうですから、実力はあったのですね。ほとんど無名のようで情報がありませんね。ＬＰＧＡ公式ホームで、名前の上をクリックしましたが全く情報が出てきませんた。

どうやら韓国ツアーで７勝しているようで、かなり有望な若手選手ということらしいですね。今回は、韓国賞金ツアー４位で出場権を獲得しての出場だったようです。

それにしても、韓国勢と日本勢のこの格差の原因はどこにあるのでしょうか？指導者のレベルが違うのか？

全米女子オープン初日

午前スタートは日本時間１１時ごろだったと思うのですが、こちらの放送は今朝の６時からで、完全に午後スタート組しか放映する気がないのですね。

ワクワクして眠れない夜（もちろん、蒸し暑さもプラス）をすごし、６時前からおきていたのですが、なんと午後スタート組は雨雲のために中止となってしまいました。

午後の注目は、モーガン・プレッセル、ポーラ・クリーマー、ヤニ・ツエンら。現地時間で明日の早朝に第一ラウンドと行うことになりました。ですから、きっと放送は録画ダイジェスになりそうですね。

一応、午前スタート組みがほぼラウンドを終えた状態で、トップはクリスティ・カーで２アンダー。宮里藍が頑張って１アンダーで暫定２位。

上田桃子とミッシェル・ウィーのキツネさん組は、ともに７オーバーと、はや終戦です。

コースはコロラド州で７０００ヤードでパー７１と長いですが、気圧の関係で飛距離がでるので実質的には通常コースだと思います。ドライバー平均飛距離も２７０～２８０ヤードで、平地より１～２割ほどアップしていますね。アイアンも二番手ほど違うといいますね。

５番も６番も１５０ヤードという人のために・・・？

コンビニに立ち読みした今週のゴルフ雑誌。気になった見出しがコレ

５番アイアンも６番アイアンも１５０ヤードという人のために～

まさにタイムリーな記事なので、思わず飛びついた。サンプルとなったシロウトさんたちは、それぞれ限界となる番手があることが判明。ある人は７番以上で飛距離（キャリー）が変わらなくなるし、ある人は５番以上で変わらなくなる。プロの説明によると、その原因はヘッドスピードにあるという。

今風のクラブは昔のクラブのロフトより２番手分くらい立っているのにもかかわらず、クラブの長さは変わっていないという。従って、ある程度以上のヘッドスピードがないとミドルアイアン・ロングアイアンでボールを上に上げるのは難しいのだ。

では、一体どうやってスピードを上げるのか？・・・と思いワクワクしながらページをめくると・・・

思わず笑ってしまった。

ユーティリテイクラブを使いなさい！！

それじゃ、ダメじゃん！！事態の解決になっていないぞい！！それだったら、９番アイアンまで全部ユーテイリテイとハイブリッドにしたらいいんじゃない？

もっとも、私の場合、今月に入ってから突然、打撃に開眼（かいげん）してしまい、３番アイアンまでしっかり飛ばせるようになったので、もう必要ないんですけどね。因みにドライバーなんか、自分でもビックリしてしまうくらいヘッドが走って飛んでくれます。

もちろん、打ちそこなった場合は５番も７番も同じキャリーになってしまいますけど・・・。

 

 

 

９番Ｉ、１２０ヤード達成！

昨日は二階席から打っても、９番アイアンでグリーン手前が限度の推定飛距離１０５ヤードでしたが、今日はとうとう一階席から打って、１２０ヤードのピンまで届きました。やはり、体重移動がしっかりと出来れば、それぐらいは飛ぶというのは本当でした。

ハンマー投げの要領で、後ろ向きにお尻から進んでいく・・・くらいの気持ちで打ってみて、やっと普通のショットになるというわけですね。

ドライバーも好調で、昨日二階席から打ったのと同じくらいかそれ以上の高さまで、飛んでくれました。これなら推定キャリー２２０ヤードといったところです。５００円で買った中古の３３０ｃｃドライバーですが、すっかり体に馴染んできました。

さて、ＰＧＡでは、昨年のフェデックスチャンピオンのジム・フューリックが不調です。ポイントで７３位、トップ１０入りも２回しかありません。もしかして１０億円の賞金を獲得したから、やる気がなくなったかな？４０歳のジムは、ドライバー飛距離が１８８人中１７１位の２７６ヤード、フェアウェイキープ率６８％の１４位というコンロール主体の選手ですが、それで世界一になったのだから素晴らしい選手ですね。

今田、出遅れる～ＡＴ＆Ｔクラシック初日

日本のゴルフダイジェストのホームページがお休みだったので、ＵＳＡのホームページで結果を待っていました。夜中の２時前に、悪夢にうなされて目が覚めたので、パソコンをチェックしたら、なんと４オーバーの６４位くらいだった。スコアを見ると、いきなりのダブルボギー発進。その後ボギーを４つ、後半、バーデイを２つで合計４オーバー。いきなりのピンチです。朝になったら、終盤にもう２つバーディで合計２オーバーの６２位タイでなんとか踏みとどまったようです。

全英への出場権がかかる大勝負だけに、なんとか爆発を期待したい二日目です。二日目は午後スタートだと思うので、朝４時からの生放送に映ってほしいものです。

ＵＳＡＰＧＡのホームページはさすがに、全選手のスタッツが載っています。ドライビング・ディスタンスではＪＢ・ホームズがダントツのトップで平均３１６ヤード。１ラウンド当たり、２ホールの計測を行い平均を割り出していますね。（ドライバーを使わなかったときは、含めていないようです）

以下、飛ばし屋で有名なババ・ワトソン、Ｒ・ギャリギャス、ダスティン・ジョンソン、と３００ヤード以上が続きます。ただ、１３２位の今田でも平均２８３ヤードですから、それほどの差でもないと思います。

一方、今田のフェアウェイキープ率は、６０％で先週９５位、今週１０７位とありますから、なかなか厳しいですね。飛距離で劣る分、キープ率を７０％以上にしたいのですが、逆に飛ばない分、飛距離をセーブしてまでキープ率を上げたいとは思っていないと以前の雑誌インタビューで答えていましたね。今田選手によると、難コースになればなるほど『他の選手が慣れていない分、自分が有利になる』とのことです。

久しぶりの練習

最後にレンジ（練習場）に来たのはいつだったか？覚えていないほど久しぶりに、打ってきました。

アイアンはシャンクが出てしまいましたが、ふと、５、６打席前のオジサンが打っているのを見たら、なんかいいイメージがわいて、突然、直ってしまいました！うーむ、これからはこの方法で行こう！

他人の振りみて我が振り直せ！

後あと考えてみると、シャンクするときは、体が回っていないんでしょうな。腕だけ上げて、力みながら腕を降ろして振っているのではないかと思います。年寄りのスイングをイメージして、ゆっくり振ってみると徐々に感覚を取り戻すような気がします。

ドライバーに関しては、かなり満足がいきました。練習場に行かない間、ずっとマキロイのビデオを見ながら、スイングをイメージしていました。まあ、本人の気分的なものにすぎないのですが、マキロイのスイングをイメージしながらショットしたら、ほとんどまっすぐ飛びました。キャリーで２００ヤード近くでていたし、充分な手ごたえを得ました。フェアウエィキープ率８０％！？

全英オープン出場権

今年で第１４０回目を迎える世界最古のオープン選手権。その出場権利は、各種コテゴリーからなる。基本的には、歴代チャンピオンと世界ランク、欧米賞金ランク上位者。

まずカテゴリー１は、『歴代優勝者で６０歳以内』の選手。で、過去の優勝者を見ると大物がズラリ！

年齢順に、アーノルド・パーマー、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウス、リー・トレビノ、トム・ワトソン、セベ・バレステロス、ニック・ファルド、グレッグ・ノーマン。さすがに、パーマー、Ｇ・プレーヤー、ニクラウスの御三家は引退。バレステロスは今年、死んだし、ニック・ファルドもアメリカのテレビで解説者稼業にいそしんでいるようだ。大物の中で現役はトム・ワトソンのみ。ただ、６１歳になったから、カテゴリーから外れる。ただし、カテゴリー２で、『過去５年の上位１０位以内の歴代優勝者』とあるから、一昨年、優勝争いしたワトソンには権利があるので、ぜひ出て欲しいですね。

それにしても、ワトソンは５回、Ｇ・プレーヤー、ニクラウスは３回、ファルド、バレステロスも３回と一時代を築いた選手たちの複数優勝が目立つ。そういえば、タイガーも３度優勝だが、膝の怪我で出場は微妙。

よって、過去優勝者で活躍できそうなのは、ウーストハウゼン、スチュワート・シンク、パドレイグ・ハリントン、アーニー・エルス、ジョン・デーリーぐらいか。

珍記録は、ニクラウスが実に２位を７回！日本人ではマッシー・倉本さんが４位で最高順位。なんだ、高校生のころの記憶で、青木功が活躍したような気がしていたのですが、全然通用しなかったんですね。