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数学の参考書 [理系学問]

私が使ったのは30年近く前のいわゆる赤チャートだ。というのも兄もお下がりがあったからだ。

だいぶ後になってもっと優しい緑チャートがあるのを知った。実は成績のいい人でも緑を使っていたのだ。どうりで、難しくてちっとも勉強が進まなかった

今にして思えば、簡単な問題集を反復練習したほうがよかったと痛烈に思う。数学に限らず、押しなべて参考書を時間をかけて制覇するより問題集をやるのが勉強のコツかな思う。だいたい、参考を最後までやりとおすなんて、よほど力のある人でないと無理だろう。

さて、問題のチャート式だが、いったい何がチャートなのか今もって不明。指針とかチャートと申し訳程度に載っているのだが、ほとんどその効用がわからない!これって私だけでしょうか。

最近のチャート式は白、青、黄色とあるようだが、著者も違うようだし、A版となっており少しカラフルで見やすくはなっているようだ。

他にシグマシリーズ、あと大学への数学って奴があるようだが、未だ四代ことが無いのでコメントできないが、どうせ似たり寄ったりだろう。

国語に関してはカリスマ出口先生の出口シリーズという名著があるが、こと数学に関しては、ハッキリ言って、解りやすくてためになる参考書って皆無ではないのか?これって私のひがみでしょうか?

『学問に王道なし』とはいうが、本当に数学の道は険しい。この険しい道を登るよきガイド役となる参考書があれば、世の中こんなにも数学オンチが多いことはなかったであろう。

中学入試での算数の教科書を見てみると、3年生の予備シリーズから徐々に幾何学、確率、数列の概念を育てる構成になっていて感心する。

数学の参考書もこのレベルに立ち戻って執筆されたものがあればいいのではないだろうか。まさに『急がば回れ』である

まあ、数学に限らず有名講師のシリーズとかよくわかるシリーズみたいのとかいろいろあるのだが、特に、よくできているというような参考書はまるでないなぁ。とにかく国語の出口だけは偉大だけど、数学の出口、英語の出口にあたる参考書は未だないように思います。

後は社会人用に書かれたものとかで、ところどころいいところはあるが、全体を通じて充実した内容のものはないなぁ。帯の部分の宣伝文句ほど優れたものはないですなぁ。

結局、自分で作るしかないですか・・・?

 

 

 

 


数学のカリキュラム [理系学問]

一流中学の場合、中学3年ともなると高校の範囲にはいる。(灘中は中2で既に入っているようだが)

30年近く前の高校生だった私の場合、数学Ⅰで三角関数と指数・対数関数、ベクトルを学んだので、その順番で生徒にも教えている。

今のカリキュラムは改訂が何度もあり、今年度もまた変わるらしい。だが、別に最終的に学ぶべきことは明治時代から変わっていないのだから、特に斟酌する必要はないと思うがいかがでしょうか?

三角関数の場合、NHKのみんなの歌でサイン・コサイン・タンジェントの歌があり(大分昔の話です)、言葉だけは小学生の時から知っていた。で、この三角関数だが現在の数Ⅰだと三角比となっている。そして数ⅡかⅡbで改めて三角関数をやるようだ。できる生徒の場合、最初からグラフ・ラジアンを含めて昔の教科書どおりで進めたほうがよいように思う。別に数学という学問に線引きがされているわけではないのだから。

なお、指数・対数も高2でやるようだ。

勉強のポイントだが、まずは確率に強くなることだろう。確率の問題が出ない年はほとんどないし、この単元はどうしても盲点になりやすいからだ。しかし、小学・中学からじっくり基本を積み重ねていけば、東大理系レベルの確率問題も解けるはずだからだ。

『中国史を制するものは世界史を制す』といわれるが、『確率を制すものは数学を制す』である。

特に、数列とも関連した漸化式のマスターが重要であるように思う。


世界からディテイルが消えた [理系学問]

養老博士のCMでの言葉から

世界からディテイルが消えた』という言葉が気に入りました。

小さな虫、はっぱなど子供のころから違いを教えれば、見えるようになる。

都会にいたら(こういうものを)見ない!(見ようともしない。)

因みに養老氏は昆虫採集の鬼らしい。いわゆるムシ屋という種族だ。なんでも、この連中は虫を追いかけている時、瞬間移動するらしい。

人間、見えていないものが多いですよね。これは、大人の責任です。

50年の自民党政治、100年以上の西洋かぶれ、1000年近い無責任天皇、などなど

これらが世の中の大切なことを見難くしているのではないでしょうか?

最近、理科を教えるようになってから、やけに植物が気になる降龍十八掌です。


条件反射と思い込み [理系学問]

小学理科5年

引っ掛け問題?

  ガスバーナーの使い方。ガスねじと空気ねじの手順について。

  全員が間違いた。

  で、見るとアレ、これでいいじゃん。答えが間違っているのでは?

もう一度、再確認。

  問題をよく見ると、つける時の順番でなく、消す時の順番だった。

汚ねぇ~

教科書はつける時の順番が図解されているから、みんなそれが刷り込みされてしまうのだ。

『錯覚いけない、よく見るよろし。』

問題文は正確に読みましょう。


小学理科問題2 [理系学問]

結構でごわいでござるよ。

先週の6年B問題

  酸化鉄の色は?また酸化マグネシウムの色は?

  それぞれ次から選べ。(両方できて正解

  (1)赤 (2)黒 (3)白 (4)灰色

  *ところで、酸化銀は何色かな?(金や銀は通常では酸化しないそうだが・・・)

次の問題(改題)

 次のうち、塩酸と反応して水素を発生するものは?

  (すべて選べ

  (1)銅 (2)亜鉛 (3)鉄 (4)アルミニウム (5)食塩 (6)石灰石

 

  

 


小学理科 [理系学問]

小学生の理科問題

元素記号が全く分からず、原子や分子の知識もないままに小学生に化学変化を暗記させる。

これって一体、何なのか?

水素+酸素→水(酸化水素)

過酸化水素水+(触媒)二酸化マンガン→酸素(と水)

ぐらいなら常識として覚えられるだろうが

炭酸カルシウム(石灰石)+うすい塩酸→塩化カルシウム+水+二酸化炭素

亜硫酸ナトリウム+濃い硫酸→二酸化いおう(小学生なのでヒラガナ

亜鉛+薄い塩酸→水素(+塩化亜鉛)

なんて、どうして○暗記できるだろうか?

こういうものは、元素記号を知らずに覚えられるものではないと思うのだが・・・

気圧が下がって、空き缶がへこむとか、

オゾン層が破壊されて紫外線の影響がでるとか

という知識、概念を覚えるのは有益だと思うのだが、化学変化を暗記させるのはいかがなものであろうか?

アメリカでは低学年から元素記号表や原子構造などの概念を教えるそうだが、教える側からも分子モデルを使わずに説明するのって至難の業だと思うのだが、いかがか?

社会でCO2問題とか習って知っているのだから、どんどん分子モデルで教えたほうがよいのではないだろうか?

CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2

これで、一発。アルファベットの便利さよ。

 


小学理科のカリキュラム [理系学問]

中学入試の理科

本当にもりだくさんで、生徒も先生も大変!!

だいたい暗記の詰め込みが多すぎると思う。必要ないのでなかろうか。

早急に改善する必要があると思う。

例えば、消化酵素・消化液の項目では

  唾液 プチアリン デンプンの分解

  胃液 ペプシン たんぱく質をペプトンに

  肝臓 たん液をつくり胆のうにためる 脂肪の乳化作用があるらしい

  腸液 アミラーゼ、トリプシン、マルターゼetc

     やれやれ、こんなの小学生に暗記させてどうするんだ!?

もっと理解に重点を置いたカリキュラムに改変しなければと、日本の将来をう不安に思う降龍十八掌です。

例えば、サラブレッドのひずめが中指のツメだということや、脚が速く進化すると踵が浮いてくるとかいう話はいいと思うのです。できれば、同じ脚が速い動物でもチーターなどは重心の位置を替えるため背中が上下し人が乗るに適しないとかいうことまで話をすすめれば意義があると思うのですが。牛や犬より人間は馬と付き合いが深いということをもっと教えるべきだ。

なお、昆虫の鳴き声から卵、生態まで暗記させるのも日本だけだと思うが、あれもやめてほしいな。

シートン、ファーブルじゃあるまし、みんなが動物・昆虫オタクになる必要はないだろう。

むしろDNAの概念、原子モデル、元素の概念などやったほうが有益だし、覚えやすいと思うのが・・・(小学生にはミクロよりマクロがよいのでは?)

こういう、無駄な暗記を減らすのが真のゆとり教育だと思うのだが・・・・

 


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数学の難問 [理系学問]

先週の木曜から数学の難問にぶち当たっている。

こういうのってはやり病をもらったようで、解けるまでは落ち着かないんだよね。

できれば自力で解きたいのだが、いい加減もういやになると、同じ問題を本屋で探すのでが、これがなかなか見つからないものです。

今回の問題はラサール高校の入試問題で三平方の定理の難問。高校受験教科書のシリウス発展編(中学3年用)の巻末のハイレベル問題研究の中の一題。

3400円の古典的名著『わかる幾何学』(こいつが優れものなんですわ。大概の難問はここからバグっているんだよね)を当たると、元になったであろう問題が巻末にあるのだが、ヒントだけで解答・解説がない。

ヒントに『p244と同じ』とか『STはAと一直線』とか書いてあるが何のこっちゃ。で、その問題を読んでみると、さらにこれは『p144と同じ』となり、さらにまた読まなきゃならない始末。

やれやれだぜ。だが、・・・・・それでも、それがどう役立つのかぜーんぜーん解んない。

フッ この俺をここまで手こずらせるとは!

やるな、ラサール。

結局、昨日は一日中(半日以上の昼寝はしたが)紙に図を書いて考えっぱなし。だが、解けず。

今朝は勇躍、赤馬ならぬ自転車に飛び乗り(帰りは坂で息切れする)、チュア、チュアの掛け声をかけずに、本屋に行って中学ハイレベル問題集など2,3冊当たったが、まるで役立たず。

しょうがないので、先ほど帰りの電車のなかでようやく解きました。

このうれしさといったら、どんなご馳走よりおいしい!!

こういうとき、さっと検索できるサイトがないかなぁ~。

知っている人いたら、ぜひお教えください。


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算数手強し!! [理系学問]

方程式を使わずに考えてみよう。

問題1(差が一定の倍数算) 

赤い紙と青い紙がある。面積比は4:3。

今、この二枚の紙を重ねたとき重なっていない部分は3:1となった。

では、重なっている部分と青い紙の重なっていない部分の面積比はいくつだろうか?

p.s.

問題2(和が一定の倍数算)

姉と妹のお小遣いは5:1である。今、姉が妹に300円やるとこの比が1.4:1になる。

(つまり14:10、5:7)いったい、姉がいくらもっているのか?

これも、方程式を使わずに解けるので驚き!

 

(コメント)

和や差が一定の倍数算?

去年こんなのなかったような気がするが・・・・

でも、なんかごまかされいるような気がする解法なんだよね。

 


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