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新年度開幕 [番組解析]

本日をもって、平成24-25年シーズンは終了。来週からは平成25-26年シーズンが始まります。

昨年までの夏番組表紙は

第1回函館競馬 第4回阪神競馬

第2回函館競馬 第4回京都競馬

第1回札幌競馬 第4回小倉競馬

第2回札幌競馬

第3回中山競馬

第3回新潟競馬

第4回新潟競馬

と、二列表示でした。ところが、今日手に入れた新年度番組(冊子)は・・・

第1回函館競馬 第3回東京競馬 第3回阪神競馬

第2回函館競馬 第2回福島競馬 第3回中京競馬

第3回函館競馬 第2回新潟競馬 第2回小倉競馬

第4回函館競馬 

と3列表示になっています。まさに本格的な国際パートⅠ国競馬の幕開けではないかと思います。かつてのB5版(だったか?)からA4版担って以来の改定です。

確かに、競馬は関東・関西の第1場と第2場、それとローカルの第3場の三場編成なのですから、3列で表示するのが適正だと思います。まさか、今まで、そこに気付かなった・・・!なんてことはないでしょう。

 

 


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ダービー馬座談会 [番組解析]

前置き 

第80回ダービーがまぢかです。今回は特別企画としてダービー馬たちによる座談会を行います。中央競馬会創設前の第1回から第21回はさておき、日本ダービーは第22回のゾロ目回数戦だったとは思いませんでした。中央競馬会だできたのはその前年の9月ですから翌年のダービーは第1回とするのがふつうだったと思いますが、あえて回数を引き継いで第22回からスタートさせたのは興味深いですね。

それからちょうど10年目の第31回で初の三冠馬シンザンを誕生させ、さらにその20年後にシンボリルドルフを誕生させました。これは第51回ですから、ちょうど二度目の半世紀のスタートいう意味でもまさに「競馬元年」(子年だった)=グレード制開始にふさわしいタイミングだったといえましょう。

さらにルドルフからちょうど10年目、第61回大会ではまたも三冠馬ナリタブライアンが誕生。さすがにここまでやると誰でも第71回には三冠馬がでるとわかってしまったから、この年はダミーで翌年の第72回にディープインパクトが三冠制覇といういじわるな作戦をとったJRAでした。もっとも、実はその前年に「中央競馬会創設50周年記念」を大々的に展開し、翌年が51年目であることを教えてくれていました。つまり、第51回ダービー馬のシンボリルドルフと創設51周年目のダービー馬ディープインパクトは特別な三冠馬というわけです。となると、がぜん来年のダービー馬が注目です。だって今年は第80回ダービーを大々的に宣伝しており、かつてないイベントがメジロ押しの状態ですからね。

(司会)今日はご出席ありがとうございます。中には天国から来られた方もいますね。まずは、ナリタブライアンさんから口火をきっていただきましょう。

ナリブー「御列席のみなさん、ご苦労様です。私も恥ずかしながら三冠馬のはしくれですが、それというのも4歳(当時)初戦の共同通信杯4歳Sが降雪で月曜に順延だったからなんでしょうかね?」 

オルフェ「先輩、それってアッシも同じじゃないんですかい?てっきり、のんびりと適当に暮らして、牧場に帰るつもりが、例のあの大地震でしょ。アッシの出走予定のスプリングSも順延で、地元の阪神開催になってくれて楽だったんですが、そのあとが大変。なんの因果かアッシも三冠馬の仲間入りでさぁ・・・。」

シービー「なるほどな。大先輩のシンザン先生以来、19年ぶりにオレが三冠馬になってから、けっこう三冠馬がたくさん登場するようになったよな。俺だけが第50回大会ダービー馬で、法則性からはずれているけど、半世紀の最後ってことでグレード制以前の江戸時代的旧体制の締めくくり役ってことだったのかもな。」

オルフェ「法則性ならアッシもはずれていますね。第78回ですから。ただ、アッシの場合は、新馬券(といっても紙の馬券ではないですが)WIN5発売初年度だったのでうまく使われたような気がしますね」

ブルボン「新馬券といえば、先駆けは私でしょうか?長い間、馬券といえば、単勝・複勝・枠連のみでしたからね。初の新馬券は馬番連勝腹式ですからね。私のダービーが7=7ゾロ目(馬⑬⑮)になったのは枠連と馬連の違いを明確化させるのにいい宣伝になったのでは?」

アグネス「ブルボン先輩は菊花賞も4=4ゾロ目の2着。隠れ三冠馬的な二冠達成でしたね。まあ、第59回というタイミングが悪かったとしかいえませんね。小生も新馬券下・ワイド発売初年度のダービーを制しましたが皐月賞・菊花賞とは無縁でした。ちなみに第67回ダービーという回数です。」

ネオ「次の新馬券は私の馬単・三連複ですね。私も皐月・ダービーの2冠どまりでした。そして次が年後のディープ君で、3連単発売でしたね。ディープ君は三冠達成、合計7冠はルドルフ大先生に並ぶ偉業です。」

オッカサン「アチキは、なんだか判らないわ。桜花賞も負けたのに、なぜか牡馬にまじってダービーに出走しろって先生に言われたもんだから~。てっきり、客よせパンダ役だと思っていたのに、鞍上の四位さんに思いっきりケツに鞭をいれられたもんだから、ビックリして走ったわ。そしたらレコードタイムだったみたい。だけど、私のダービーで後からGⅠでなくてJPNⅠなんてわけのわかんないグレードに変更されていたわね。」

ロジ「結局、JPNⅠは3年間でしたね。ウオッカ姉さんには3年間限定のビザが発給されましたが、スカイ先輩とアッシには活躍の場がありませんでしたよ。」

シービー「なるほどな。オレの三冠なんてJPNはおろかノンタイトルの重賞さ。いわば朝起き野球の三冠王だな。出番は新設(距離短縮2000m)の天皇賞・秋だけだったぜ。そういや、ブエナちゃんも旧賞金6000万円の阪神JF勝ちが起点の2年間限定ビザで、ひたすら回収役を務めていたな~」

(司会)さて、そろそろ今回の第80回ダービーの展望をお願いします。 

ジャンポケ「第一のポイントは新賞金の2億円だろうな。なんと従来の5000万円アップの2億円。WIN5の最高額と同じ。⑤番が勝ったりして(笑)。オイラのダービーも新賞金の1億5000万円でした。」

CB「ジャンポケのダービーは初の満年齢表示(3歳)、史上初のマル外解放ダービーだったからな。今年のダービーとはその点が違うな。単純に札幌3歳(2歳)勝ち馬⇒皐月賞3着(コディーノ)とはいえないかもな。でも、コディーノは要注意だろうが。」

(司会)確かにコディーノの戦歴はジャンポケさんに非常に似ていますね。札幌競馬場は今年、改修工事でお休み。今年は札幌2歳Sは函館での代替開催です。翌年から札幌2歳Sとなった状況に似ていますね。

CB「確かにな。注目のロゴタイプは調教師に不安。意外にコディーノがおもしろいね。調教師もこちらが藤沢さんでクラシックには縁がないが、なんといっても重賞80勝以上の大調教師。開業3年目、年間数勝しかない調教師よりは可能性が高いよな。オレも松山厩舎だったから勝てたんだ(笑)。」 

キンカメ「ウチの倅たちはどうかな?ディープくんはすでに昨年、孝行息子(ブリランテ)が出てるけど・・・。」

(司会)ディープさんの倅、カミノタサハラ号は残念ながら故障。キンカメさんはコディーノ、ラブリーデイ、レッドルーラーと多数の出走可能性ありますね。

つづき・・・

 

 


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競馬会のマニュアル [番組解析]

今日の最終レースは聞いたこともないBSイレブン賞いったい、いつのまにそんなレースができたんでしょうね。まさか、これでメインのヴィクトリアマイルカップで⑪ヴィルシーナ(大魔神佐々木の馬)が1着なんてことあるんでしょうかね?だとしたら、何にもありがたくないのですが・・・。ちなみにヴィルシーナはロシア語で頂上という意味だそうです。

で、昨年と今年の番組表を比較してみると・・・

第3回東京が12日間という変則開催は昨年は同様。通常1ページに8日間の番組表が6日間ずつ2ページ(見開きで合計4ページ)に分かれているのも同様。そして、驚くべきことに前半の6日間の特別レースは日程・レース番号ともに完全に同じ!

過去30年間でこんなことってあったんだろうか?というほど異常な事態だと思いますね。通常、公務員の仕事では前年と同じことを繰り返すのがふつうで、日程を変更するなんて異常なんですが、こと競馬会に限っては同じ日程で施行すること自体がほとんどないのですから。

ところが、後半の6日間は逆に、同じレースがほとんどない。最終12日目(ダービー)はダービー80周年記念ということで、おそらく1回限りのダービー・メモリー・シリーズが5レース組まれいています。これにより、通常の青嵐賞・むらさき賞・富岳賞は今年はなし。まあ、それは納得できるとして、なんでBSイレブン賞なねん!

その一方で、カーネーションカップは今年も来週実施。なんで母の日に施行しないんでしょうね?レースを動かすのは日常茶飯事なのに、なんで母の日(5月第二日曜)にカーネーションカップを番組に組まないのでしょうね?

そのほか、来週のガーベラ賞はなくなって芍薬賞になっているし、丹沢Sもないな~。八ヶ岳特別も消えている。ちなみにこの芍薬賞というのは昨年はなくて、この芍薬賞が実施されたのは平成21年の8Rですわ。この時はメインでウオッカが勝ちました。おお、ヴィルシーナと同じロシア語の馬ですな。そもそもヴィクトリアマイルの時は特別レースが4つになる(通常は3レース)のですが、この年だけはなぜか8R~11R(通常は9R~12R)に組まれたという変則番組でした。まあ、だからウオッカのような回収馬が勝てたのでしょうが・・・。ざっと調べても、この年以外に芍薬賞は番組表には見当たりませんでした。

とにかく、いったいいかなるマニュアルをもってして、レース日程や施行順を決めているのか不思議な限りです。だいたい、なぜ、毎年同じレースを同じ順番でやって悪い理由があるのか?

感がえられる理由は、テキさんはどうしてもわれわれのようなサイン派に決めてを与えたくないということなんでしょうな~。

それにしてもBSイレブン賞とはなぁ~。来年もあるのでしょうか?このタイトルレース。

 

 

 

 

 

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神の見えざる手 [番組解析]

ゾロ目はオペレート終了・変更の合図。

今日の船橋競馬10Rは月に一度の鳥シリーズ第2弾・カルガモ賞。船橋競馬は原則、月1度なので牝馬限定の鳥シリーズと花シリーズがある。

だけど・・・、このカルガモ、昨年はカルガモ特別でしたよ!中央競馬と違って番組表を一切公開しない地方競馬。(一応、その週のレース一覧的な番組表はHPで公開しているが)

いったい、なんの理由があってカルガモ特別(1600m)がカルガモ賞(1500m)になるのでしょうね?

まあ、とにかく、これでなんでカルガモ特別が昨年7=7のゾロ目だったかが理解できました。同様のことは中央競馬ではエリザベス女王杯があります。それまで3歳牝馬の3冠レース的だった女王杯(※牝馬には3冠レースは存在しない)が翌年から秋華賞創設で最後の年。これも4=4ゾロ目で終了したんですわ。

小倉・福島・中京などの第3場(裏開催)でもゾロ目が頻発しますが、このゾロ目オペレートを読み解くとことが何よりの必勝法かもしれません。

一昨年の朝日杯がアルフレードの2=2ゾロ目。明くる年、ニュージランドトロフィーがカレンブラックヒルの2=2ゾロ目。そして、昨年のNHKマイルがそのカレンブラックヒル⇒アルフレードの1・2着だったといえば、シロウトさんでもちょっと不自然?・・・と思ってもらえるだろうか。

ということで、当然、今年のニュージーランドT1着馬のエーシントップがNHK杯に連対することはないだろうなぁ~と思っていましたが、なんでピカチュウが来ないねん!ちなみに昨年の朝日杯1・2着のロゴタイプとコディーノは皐月賞⇒ダービー組なのでNHK杯には登場せず。当然、出走しても馬券対象外だったと類推できますね。


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極めてシンメトリーな・・・ [番組解析]

なんだか、森博嗣のミステリ小説のタイトルのようですが・・・。

シンメトリーな、そう、極めてシンメトリーな構図が出来上がったのが平成18年のジャパンカップダート移設ですね。それまでジャパンカップの前日土曜日のメインとして東京競馬場のダート2100mで行われていたこのレースをいったい何の理由があったのか全くわからないまま、次週の関西・阪神競馬の第1週のメインレースに移設し、距離もダート1800mに変更されたのです。

これにより、春と秋で、断続GⅠ戦⇒連続GⅠシリーズという瓜二つのシンメトリー構造が成立してしまったのです。

春 フェブラリーS (断続) 高松宮記念(断続) 桜花賞・皐月賞 (断続) GⅠ・6連戦

夏・秋  宝塚記念 (断続) スプリンターズS (断続) 秋華賞・菊花賞・天皇賞 (断続) GⅠ・7連戦

この構造ができたのがH20年。本来の構想では、日本競馬の国際パートⅠ国入りは平成19年のはずだった。国際セイ名簿委員会の横やりがなければそれでスタートしていたのかもしれない。しかし、実際はH19年~H21年の3年間は2・3歳の重賞はJpn表示という苦肉の策でアイドリングを踏むことになった。GⅠでなくてJpnⅠのダービーとは?

それは、このダービー馬が国際的になんの価値もない早起き野球の優勝者だということなのだ。まあ、だからウオッカなんて牝馬がかったり、ブエナビスタなんて牝馬がG古馬Ⅰを勝ちまくったのかもしれない。国際パートⅠ国競馬を目指して、日本競馬はH13年の満年齢表示⇒ワイド馬券導入⇒馬単馬券導入⇒3連単馬券導入⇒全レース3連単発売化⇒WIN5発売といった新基軸を次々に打ち出して脱皮を繰り返していった。このロケットの切り離しにも似た一連の手法が真正・国際化時代へのプロローグであったろう。

そんな紆余曲折を経て、H22年晴れて日本競馬は国際パートⅠ国入りした。よってH22年にデビューした現5歳馬、H23年にデビューの現4歳馬が初めて「同じ番組表の上を争った」世代同士で激突する最初の天皇賞(春)ということになるのだわ。

昨年秋の天皇賞もそういった意味では、初の激突であったが、勝ったのはH22年ダービー馬(つまりH21年デビューのケンタウロス的世代)エイシンフラッシュ(当時4歳)で、2着はアップトゥデートの最新世代の3歳(当時)フェノーメノであった。彼がダービー2着馬であったのは偶然ではないだろう。

さて、世代対決という観点からすれば、理想的な舞台が整ったのではあるが、なんと世代を代表するダービー馬が不在なんですね~。H23年ダービー馬オルフェーヴルはまた途中で競争やめたりするのが怖くて回避(逃走?)、H24年ダービー馬は引退。結局、皐月賞・菊花賞変則ニ冠+有馬記念まで頂戴したゴールドシップが今回は1番人気。どうにも負けそうにない雰囲気なのだが(こうして原稿を書いているうちにも)、どうもいやな予感がしてきた・・・。なんか、軸馬不在で人気になったスダホークを思い出してしまう。

でもまあ、金(ゴールド)の中には玉(ギョク)があるから天皇賞=王様にはふさわしいわなぁ~。これに勝る馬名の馬は見当たらないし~。メイショウ関白じゃ補佐役だしね。あとは⑮カポーティスターの騎手が高倉天皇。コパノ神宮が神功皇后に通じるか?ポーティ+パノの頭文字が

佳子(カコ)様

だけど。その佳子様はこの4月に大学進学したそうな。

 


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桜花賞ですが・・・ [番組解析]

こちらも番外編で・・・

桜花賞前日の土曜阪神メインは二つしかない古馬牝馬のGⅡ重賞・第56回阪神牝馬S1400m。

このレースの8枠こそが、まさに驚愕の神の一手だった!

8枠⑮イチオクノホシ⑯サウンドオブハート 1枠①アイムユアーズ

なんと、昨年の桜花賞の1・2・3着枠にいた馬たちが3頭並んでしまったのだ。おまけに、おととしの桜花賞1・2着の②マルセリーナ⑤ホエールキャプチャまでいる。

しかし、なんとおそろしいことか、このレース、ズバリこの8枠二頭で決まるとうい八重の桜決着!良く反省してみれば、昨年のこのレースの1着は今回3着のクイーンズバーンですが、同枠にはH22年の桜花賞馬・三冠牝馬のアパパネがいたんですな。

そして二着は前年(H23年)の桜花賞馬マルセリーナだった。

ということで、このレースは前年の桜花賞馬の枠がB枠(2着枠)になるという設定であるから、今回もそれを踏襲しての2着枠=ゾロ目ということだったんですな。

すべてのゾロ目は2着枠で発生する!

おそろしいこと!

H23年より秋の第59回府中牝馬S1800mがGⅢよりGⅡに格上げされた。それ以前には、古馬牝馬のGⅡは阪神牝馬Sしかなかったのだが、なぜこのレースだけがGⅡだったのか?

ちなみに府中牝馬Sは・・・

さGⅡになって2年目の昨年が、マルセリーナ⑤着・ホエールキャプチャ⑪着・エリンコート⑰着殿と桜花賞馬もオークス馬もヴィクトリアマイル馬も総崩れ!

1年目のH23年もサンテミリオン⑪着・アパパネ⑭着とオークスで同着優勝を果たした2頭もあえなく討ち死に!ことごとくGⅠ牝馬を寄せ付けない設定となっている。

おそろしいレース!

なお、この府中牝馬S、今年は10月14日(体育の日・月)鉄道の日)に日程移動されているから、またまた複雑怪奇なんですな。

 


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第五馬券時代のGⅠレースを考える [番組解析]

片岡先生の区分によると、現在は全レース馬番3連単発売・8種類馬券発売時代となる。これは平成20年7月19日以降のこと。片岡流では便宜上、第4馬券時代とよぶ。単勝・複勝・枠連のみしかなかった時代はもはや化石時代、馬番連勝が加わったH4年は新石器時代みたいなものか?

H23年皐月賞(中山⇒東京代替開催)から始まったWIN5は、紙の馬券の形では発売されず、パソコン・電話投票専用だかちょっと例外的だが、一応、第5馬券時代と位置付ける。今は、日曜・祝日の一部の特別レース限定の発売だが、いづれ全レースが対象となるだろうが、まだまだ先のことのようだ。したがって、昨今、増殖した土曜メインの重賞(グレードレース)ではWIN5は発売しない。よって、そのようなレースで3着以内に入って出走してくるメンバーがかなりの数を占めることになる。

このようなダブルスタンダードで実施されている今の時代のGⅠレースというものは、やはりいびつな形なのだろうとは思う。よって、その辺の区分というか仕分けというものをしっかりと整理しておく必要があるだろう。

先週の片岡先生のブログに書かれたように、出走馬のタイムや脚質を調べるというのは、小学生が鉛筆をけずってランドセルを磨くようなものだ。

本当に必要なのは、昨日までの学習内容を復習しておくことなのだ。

 


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ゴールドシップ二冠達成の裏 [番組解析]

片岡先生のブログが昨日更新されて、ダービーが来年から2億円の賞金になることが内定したらしい。スポーツ新聞では10月10日ごろに発表されたらしい。しかし、こんな大事なことがJRAのホームページには全くかかれていないのは非常に遺憾、いや、イカン!。(HPに出ることは、すべて本決まりになったもののみ。)

いったいどこの誰がダービーの賞金に文句をつけるというのだろう?もし、上げる必要があるなら、さっさと上げればいいことだ。なぜ来年からなの?と、聞いたところで、決して答えてはくれないだろう。

とにかく、以上のような裏があったらからこそ、菊花賞にはダービー1着~4着が不在。トライアルレースのセントライト記念も神戸新聞杯にも皐月賞・ダービー出走馬は例年にくらべ極端に少なかった謎もとけた。

かくいう片岡先生自体も近日発売される新刊本では、ダービー1着同枠馬エタンダールの枠(菊花賞4枠)を狙えと原稿を書いたが、ダービー1着賞金変更では予想変更せざるを得ないと書かれていた。

では、このダービー1着賞金変更(5000万円の増額)をどう考えるべきだろうか?

ディープブリランテはイギリスへ遊びに行って、文字通り歩いて帰ってきた。彼は1着賞金1億5千万円という最後のダービー馬になってしまった。今後、彼が勝てるレースは非常に限定されたものになるだろう。一方、皐月賞と菊花賞については、未だ情報がないが、おそらく賞金は変更されないのではないだろうか?そうなると、ダービーとは逆に、施行順でダービーを挟む形の両レースも1億5千万ダービーと長い間共存した関係を解消することになる。(皐月賞は9700万円、菊花賞は1億1200万円)

となれば、逆にゴールドシップは鉄板の二冠馬となる。最後の皐月賞・菊花賞を回収する役目を与えられるからだ。まあ、常識的に考えて、ダービー1着~4着、皐月賞2着が不在では、勝ってくださいのレースではあるのだが。結果的に、2着もセントライト記念2着馬(スカイディグニティ)とトライアルの最先着馬同士の決着となった。(セントライト1着・ダービー2着のフェノーメノは来週の天皇賞へ向かう)

例によってG1レースは外人騎手地方競馬騎手という掟?どおり、またもや内田とメンディザバルで決まったからファンには獲り易い馬券ではあった。つまり、JRA生え抜き騎手はほとんどGⅠでは来ない。

それにしても、1レースで内田がゴールドチェイスで1着。菊花賞・最終レースともに①内田②吉田隼人という並びだったから、どうやっても①ゴールドシップは切れないが、最終の②番が単勝12250円(11番人気)の逃げ切りとは、お釈迦様でも気づかんでしょうな。

最終レースこそが真のメインレースなのだ。

 

 

 


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JRAトリロジー? [番組解析]

最初の事件は昨年末の2歳GⅠ・第63回朝日杯FS(中山・芝1600m)マイル戦。

2歳G戦の有力勝馬が回避するという異様な出走馬構成の中、結果は枠連2=2ゾロ目で決着というA枠不在決着。馬番は重賞初出走ながら1番人気の④アルフレードが勝ち、2着は4番人気の⇒③マイネルロブスト。

明けて、1月の京都牝馬S(GⅢ・芝1600m)。③ドナウブルー⇒④ショウリュウムーンで再びマイル戦で2=2ゾロ目。これが第二の連続殺人事件。ただ、これは関西の出来事だから、関東でいくとGⅡニュージーランドT(中山芝1600m)NHKマイルTRのこのレースでも2=2だったのだ。

ここまでくると、事件はマイアミだけでは終わらないな・・・?

ってことになるから、3度目のマイル戦での2=2があると予言していのですが・・・。まさか、今日の安田記念で飛び出すとは!完全に忘れていましたわぁ~。

第62回安田記念(GⅠ・東京芝1600m)。④ストロングリターン⇒③グランプリボス。で3度目の2=2事件発生!

おまけに、今年から夏競馬となった最終RのユニコーンS(東京ダート1600m)もあわや2=2と見えた1着3着。安田記念が④③⑧で、ユニコーンSが④⑧③という同じ出目決着。しかも④番福永は今日につづく重賞3連勝。④番福永の連続勝利。

そういえば、安田記念の2着は内田騎手で、先週のダービー、圧倒的人気でぶっ飛んだ騎手の1・2フィニッシュだった。さすがJRAさんのシナリオはすさまじいですなぁ~。

このところ、マイル戦GⅠはブエナビスタ、アパパネ、グランプリボス、リアルインパクト、エイシンアポロン、ホエールキャプチャと2歳GⅠ連対馬が6勝、しかも昨年から5連勝だったのだが、今日は完全に囮役であるのは見えていたから、軸が全く読めませんでしたが、まさか出目で来るとは着想できませんでした。しかし、この2=2で今回のこの流れは終止符でしょうね。おそらくこれが終了宣言の2=2でしょう。

とにかく新生番組開始による新年度(夏番組)GⅠはゾロ目決着でスタート。そういえば、今年正月の暦上の年度初めも金杯6=6ゾロ目スタートでした。

アナウンサーが春の総決算といっていたけど、これは勉強不足。今週から夏番組ですよ。せめて、HP上に書かれていたように上半期の総決算といってくれれば間違いではないのだが・・・・。まあ、本当は総決算でなくて年度初めのオープニングセレモニーというべきなんですけどね。

それと今年は、異例の4日間開催第3東京競馬だけに、記念すべき新番組制度最初のGⅠレースでのA枠は不在にせざるを得なかったのか?今年(24年)のGⅠはことごとくTR・ステップ戦の優先出走権馬が消えています。

ストロングリターン ステッ戦・京王杯4着(2着までの☐地方馬が出走できる)

シルポート(読売マイラーズ1着)、サダムパッテク(京王杯1着)は着外。2着馬は揃って出走せず!短距離路線のカレンチャンもステップ戦・オーシャンSは4着と不可解な負け方だったし、ダービー馬ディープブリランテも皐月賞TR以外からの出走という異様さ。天皇賞ビートブラックは阪神大賞典10着から出走。


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生まれ変わった鳴尾記念 [番組解析]

第65回農林水産省賞典・鳴尾記念(GⅢ)

昭和26年芝2400mのハンデキャップレースとして創設。鳴尾は旧阪神競馬場の地名(兵庫県鳴尾村)に由来するという。なお、現在の阪神競馬場は兵庫県宝塚市にあるという。それで宝塚記念(GⅠ)というレースもできた。当初は春秋(6月・12月)の2回実施されたが、3年後には年1回開催となり、芝2200m別定戦となった。同じハンデ戦の目黒記念(関東)も昔は年2回の実施だった。

昭和30年、農林省賞典のサブタイトルがつく。再び、ハンデ戦に戻される。

昭和54年、農林水産省賞典に変更。あらまあ、農林水産省ってこのときからなんですね。まるで記憶にありませんよ。私が小学校のときから既に農林水産省だったと思い込んでいましたね。

昭和56年、芝2500mに変更。

昭和59年、グレード制導入につきGⅡに指定。

昭和62年、12月開催に変更。これが番組変更のハシリだと記憶しています。この頃は、現在のように番組変更などめったにありませんでした。

平成9年、今度は6月に戻され芝2000mに短縮しグレード別定戦となる。国際競争にも指定。これがいわゆる国際化の流れですね。距離の短縮、グレード別定。従来の日本式・獲得賞金額による負担重量の規定は世界的なグレード制にそぐわないということでしょうか?

平成12年、再び12月開催(5回阪神4日)とした上に、なぜかGⅢに格下げをする。しかもハンデ戦に戻し、さらには国際競争から除外する。そのかわり、特別指定Rとして地方馬の出走が可能となる。

平成18年、5回阪神3日に変更。新設された阪神コースの芝・外回1800mに短縮。またまた賞金別定戦に戻し、国際競争に復帰する。

平成20年、第5回阪神初日に日程変更。 

平成24年(今年)、またまた6月開催に戻し、芝・内回2000mとなる。グレード別定戦となる。

これほど頻繁に日程・条件を変更するレースはほかにない。一般のスポンサーがつくタイトルレースではなく、主催者・農林水産省自らがサブタイトルとなっているだけに、自由気ままに変更しやすいという点もあるだろうが、逆にいえば、JRA番組の尖兵的役割も務めているのだろうか?

とにかく今年は、何度目かの6月開催に戻るのだが、これまでと決定的に違うのは新年度をかざる夏番組初日(第3回阪神1日)と飾るということであり、さらに言えば、翌日日曜(第3回東京2日)の同じく農林水産省賞典安田記念(GⅠ)の露払い的存在となったことが注目に値する。

新生・H25年度競馬番組はそのスタートを東西の農林水産省賞典が飾ることになったのだ。

 

 

 


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