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シャーロックの息子?! [読書]

昨日たまたま本屋で見かけた本。

題名はなんと『シャーロックホームズの息子(上・下)』

おいおい、いくらなんでもそんなのありかよ!

いったい誰が母親なんだ!

で、出だしだけ読むと、何でもドイツの大学を主席で卒業(しかも二つも!)

叔父に父の危篤をしらされてロンドンでくる。いったい叔父って誰だ?

マイクロフトなら伯父さんだし。

で話がとんでいる。

第一次大戦に傍観を決め込むアメリカ(孤立主義で参加しない)をうまくだきこんで、ドイツ側に加担させないよう(逆にイギリス側にひきこむよう)、非政府活動として実行せよとマイクロフトから依頼されるというもの。

いくらなんでも、若者にそれは無理だろう!!


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賞金小説・随筆への挑戦(GBA) [読書]

Yuseumさんに刺激され、私も投稿してみようと思う。

皆さんも挑戦してみてはいかかがでしょうか。

GBA(ゴールデン・ブログ・アウォード=ブログ界の金賞てとこかな)詳細は下記。

http://www.so-net.ne.jp/blog/gba2005/message/

ノベル(Novel=小説)部門とエッセイ(essay=随筆)部門の二つがありますので、各人がおのおの一作ずつ計ニ作応募できるようです。よくばって小説と随筆の二作を書くもよし、一作に全力投球するもよし。

なお、大賞は100万だ!!テーマは『10年』です。

応募締切 2006年1月31日(火)
賞と賞金
ゴールデン・ブログ大賞 1名 賞金 100万円
 
ブログでノベル部門賞 1名 賞金 10万円
(Web上での一般投票)
ブログでエッセイ部門賞 1名 賞金 10万円
(Web上での一般投票)
TOP30ブロガー賞 30名 賞金 1万円
(ノベル部門、エッセイ部門 各15作品)

因みにYuseumさんはヤッパリ、ミステリですね。題名は『Dの悲劇』

たくいたさん 武侠小説と新撰組もの

阿銀さん 中国事情のエッセイなぞ

どぃちゃん、遠志さんも、奮ってご参加ください。皆さんの名作を期待します。

で、私は何を書こうかな?

GBAとか見ると思わず(GSCグローバル・スプリント・チャレンジ)とか想像してしまう。

これって競馬の短距離(1200m以下)国際レースのこと。

WSJG(ワールド・スーパー・ジョッキーズ・グランプリ)とかもある。

競馬も国際化の流れのなかでF1グランプリみたいになっているだよね。

競馬小説といえば、Dフランシスが有名だけど、ぜんぜん面白くない。(馬券サインを知っている者にとってはね)高本先生の馬券小説はよかったな。でもベストセラーとなった馬券本とちがって売れなかったそうだ。

今の時代、サインを公開するわけにはいかないので、競馬の仕組みの大まかな概要なら書いてもいいかなとは思うけど。

片岡先生の『10年必勝法』という名著は大変すばらしい。あんな感じで私も書いてみようかな。

ちょうどテーマも10年だしね。

でも、『学習塾殺人事件』とか『数学が人を殺した!』とかいう推理物もいいな。

また中国武侠小説もいいかも。『一杯のかけそば』みたいな童話もいいかも。

小説だと根本的に語彙が多くないと無理だろうしな。それに描写力もないとな。文学と国語のテストは全くの別物ですから。書くならどうしても、論文か随筆形式にならざるをえないでしょうか。

 

 

 

 


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エラリークイーン『シャム双子の謎』 [読書]

題名はシャム(タイ国)だが、舞台はアメリカインディアンのある部落。

クイーン親子ら11人はある山の中に閉じ込められてしまう。

なにか『そして誰もいなくなった』(アガサクリスティ)に似ているな。確か原題はテン・リトル・インデイアンズだった。

舞台も、人物も、条件も異様!異常ずくめお話・・・・・

だそうです。

ひさしぶりに、読んでみましょうか?

尋常普通の物語ではない!!

『国名シリーズ』のなかでも珍重すべき一編。

意外な後味のよさ?

前回の『チャイナ橙(だいだい)の謎』につづくエラリークイーンものにご期待ください。


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マイケル・クライトン [読書]

マイケル・クライトン

というとER(緊急救命室)の原作者として有名かも?

でも、僕が初めて知ったのは、2年ぐらい前に『タイムライン』というSF小説を読んだときだ。

その後、英語版も読んだがとても読みやすい。(雑誌タイムの3倍は簡単だ)

この作品は映画化され(あまりヒットしなかったようだが)、今年は312ch(ムービーch)でも放映されている。

だが、次に酔んだ『the PREY』(いけにえ、獲物)がとても、おもしろかった。

皆さんも、ぜひお読みください。日本語版もあります。

ある日から、研究所に勤めるママが性格が変わったように、怖くなる。

いったい、彼女はどうしてしまったのか?

驚愕のラストです。

 


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チャイナ橙の謎3(事件編) [読書]

いよいよ殺人事件が勃発。なんと

死体の着衣も、部屋の中も、全てが『さかさま』だった!!

            なっ、なぁんなぁんじゃぁ~!

つまり、服のボタンが背中の側でとめられており、(後ろ前)

首のカラーも背中側でとめられており

ズボンも社会の窓が、オシリのほうにあるという状態。

しかも、下着も同様。

    でも、人を殺した後、そんな着せ替えが可能だろうか?(リカちゃん人形じゃあるまし)

そして、

絨毯も裏表が逆になっていて、スタンドのライトも上下が逆になっており

書棚(本棚)も前が壁の方をむいていたのだった。

また、壁にかかっていた絵も反対にかけられていた。

死体にはネクタイがなく外套と手袋は椅子の上にあり

さらに、不思議なことに死体の背中にはなんと

二本の長いアフリカ人がつかう槍(ヤリ)が

上着とズボンの下を通して入れられていおり、槍の先は襟の部分から突き出していたのだ。

そして、なにより重要なことは廊下側の今入ってきたドアと正反対の事務室とつながるドアには

かんぬきがはまっていた!のだった。

     となると犯人は廊下側のドアから入れるので、だれにも見られずに犯行が可能。つまり外

     部の人間もふくめて、だれでも密かに浸入できたということ。なので、登場人物以外のす 

     べての人間が容疑者となってしまう。それでは、推理小説にならないぞ!

いったいなぜ、犯人はこんな手の込んだことをしたのでしょうか?

なにかの、まじないなのでしょうか?それとも、呪いか?

そしてさまざまな果物といっしょにあった中国みかん(チャイナ橙)が、

2つあったはずが、1つしかなくなっていたのだ。

    問題は『中国』だ。そして、死体に通された槍(ヤリ)の意味。閉じられた閂(かんぬき)。

    あべこべ(後ろ前)の着物。

さぁ、みなさんはどう推理しますか?

興味のある人は本を読んでください。

最後はコナン君のように謎解きがあります。(実際はコナン君の方がマネですが)

 

 

 

 


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チャイナ橙の謎2 [読書]

登場人物

ディヴァシー嬢   病人とーそして、希望をはぐくんでいる

ヒュー・カーク博士  70歳を越えた学者で、しばしば葬られるのはー書物のなか。

シェーン夫人  ホテル・チャンセラーの第22階担当受付係。

ジェームズ・オズボーン  ドナルド・カークの秘書。

ドナルド・カーク   (ヒュー博士の息子)出版業者で、宝石、切手ーそして厄介ごとの収集家。

忽然と現れた無名氏  着物をすべてさかさまにされて殺される謎の人物

ハッペルさん  紳士に仕える紳士ーしかし、紳士ではない。

グレン・マクゴワン   必要な友人は、真の友人であることを実証した男。

アイリン・リューズ   じゃじゃ馬馴らしにひと役買った女。

ジョー・テンプル   中国の知識でエラリーが取るべき道を定めるのを助ける。(女性)

マーセラ・カーク   (ドナルドの妹)死体を見て卒倒し、あるいは卒倒したまねをする。

エラリー・クイーン  犯罪人とーその被害者をとっちめる。(主人公、探偵)

(ものがたり)

オズボーンの話。カークさんはマンダリン出版という仕事もしている。今夜帰国する、フェリックス・バーンはヨーロッパで新人作家の発掘をしている。別れ際、オズボーンは彼女に今晩、映画にいこうとデートに誘う。

いま、5時43分ですから、8時15分前にでかけましょう。

(いよいよ悲劇が幕をあける)

シェーン夫人の時計でかっきり5時44分

エレベーターから中年の顔つきのがっちりした小柄な男が出てきた。(これが被害者)ぱっとしない服を着て、緑がかった黒のソフト帽をかぶり、てかてかする黒の外套を着て、毛織の襟巻きを巻いていた。まるまるとした手をしていて、ねずみいろの手袋をしていた。平凡すぎるほど、平凡な男であった。

彼は言う。『ドナルド・カークの個人事務所はどちらでしょうか?』男は、まさにディヴァシー嬢とオズボーンがいる部屋入る。彼は名乗らず『内密の用件でどうしてもドナルド・カークに会いたい』という。主人がもどるまで待つこととなった彼は、例の待合室(ミカンのある)に通される。

待合室の様子

三方の壁には扉のない本棚。残る一方は窓ガラスと二枚。読書テーブルと果物。ドアは事務室側と正反対の壁にそれぞれひとつずつ。(計二枚)暖炉の上には、アフリカの土人の盾と槍。ほかに雑誌、キャンデー、果物。本棚(書棚)の前には、いくつかのイスがおかれている。

さて、はなしのつづき

オズボーン(カークの秘書)は客がまっているので、じいさんのいる住居部屋のほうへ電話する。電話にはハッペル(じいさんの召使か?)がでてまだ、ドナルドは帰っていないという。そして

7時15分ごろにキングだかクイーンだかという人をつれて帰るとの電話があったという。

さて、6時25分

事務室をグレン・マクゴワンが訪れる。夜会服を着て、帽子を外套を手にさげている。まだ、カークは帰ってきていないのか文句をいう。カークが今どこにいるか知らないと言うオズボーンにマクゴワンは走り書きを封筒にいれて、それを必ず渡してくれと言う。しかも

今夜の晩餐の前に、内密に・・・と。用があるので早く立ち寄ったが、下の階でまだ、用事がいくつかあるのでといい、再びマクゴワンは去っていく。

 6時35分アイリーン・リューズが現れる。乳房の間に深いくぼみができた(夜会服を来た)すばらしい女だ。彼女もカークに話があると言が、るすなので事務室を去る。

そこで、カーク家のアパートメント(区画)から出てきたジョー・テンプルとアイリーンが鉢合わせ!

女同士の火花が散る!!

 実はジョーもカークに話があり来たのだったのだが、留守ときいて去る。そこへ、今夜の主賓のバーンから電話で遅くなるとの連絡がはいる。

なぜ、直接アパートメントへ電話しないんだ・・・とおこるオズボーン。

6時45分やっと主人のドナルド・カ-クが、友人のエラリークイーンと登場する。どうやら、ちょうど、ホテルのしたで偶然会ったようだ。やっと現れた主人に4人もの来客があったと伝えるオズボーン。そして手紙を渡す。すると

マクゴワンの手紙を読んだカークは一瞬、驚愕の表情を浮かべる。

そうそう、まっている客がいるというオズボーンに、カークはいまそれどころじゃないのだが、よし、さっさとかたずけるかと言い、待合室のドアをあけようとする。しかし、なんとドアは閂を賭けられたように開かないのだった!!

 (いったい、手紙の内容はなんだったのか?)

急いで、もうひとつのドアから入ると、あの男は死んでいた。この、たった1時間の間に、いったい誰が?

つづく

 

 

 

 

 


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チャイナ橙(だいだい)の謎1 エラリー・クイーン [読書]

読書日記に初挑戦!! ※橙(だいだい)はミカン、オレンジのことらしい

創元推理文庫『チャイナ橙の謎』 エラリー・クイーン

エラリークイーンって名前は知ってたけど、実は読んだことないような感じ。で、挑戦してみました。ウッ、字が小さい!!文体も長くて、用語も古くて、いかにも英語の訳と言う感じで、とても読みづらい。何度か読みかけて、そのたびに挫折。夕べ、やっと、丹念に読んで最初の出だしを制覇。やっと、殺人事件が起こるところまで読み進めた。登場人物の把握が困難。表紙裏の登場人物の紹介をめくりめくりし、やっとなんとか概要がつかめた。

(はじめに)予備知識編

エラリー・クイーンってアガサ・クリスティーと混同していたかも。(自分の中で)

まず、原作者の名前がエラリー・クイーンで、登場してくる若者=探偵もエラリー・クイーンなのだった。!!(知らなかったor忘れていた)そして、父親がリチャード・クイーンといい、警察の警視。なるほど、名探偵コナンの毛利探偵の別れた奥さん(=蘭ねえちゃんの母)の苗字が妃(きさき)なのはクイーンからとったのね。と今頃気づいた。

では、事件がおこるまでの煩雑な内容をかいつまんで要約しましょう。表紙にもあるように、奇想天外な事件なのです。

表紙から

『・・・室で殺された、身元不明の男。着衣をはじめとして、あらゆるものが”さかさま”になっていた・・・』

さかさまってどういうこと。上下逆?裏表?いったいどういこと?

つまり、この死体は靴以外、全部(上着、ズボン、チョッキ、下着)後ろ前に着ていた!!んです。そして、部屋にあったスタンド(ライト)は上下逆さまに、本棚は表側を壁に向けて、絨毯は裏表になったいたんです。

ウーン、このパターンは今まで見聞きしたことがない。(小生、子供のころから名探偵に挑戦!的な本はだいぶ読んでいるのだが。最近の本格ミステリもなんだかんだ言ってよんでいる。えーと有栖川アリスに森ヒロシ、西野園モエ、ナントカ紅子etc・・・)

 現場はビルの22階。(親切にも見取図つき)。登場人物紹介も登場順に記載されている。そして、一風替わったコメントも。(こんなん初めてですわ)

例えば、最初に登場する女性は

ディヴァシー嬢・・・病人とーそして、希望をはぐくんでいる。

となっており、なんじゃこりゃ?って感じ。

(ものがたり)

ディヴァシー嬢(32歳の未婚)はカーク博士(これが病人のじいさんらしい)のカンシャクに部屋を追い出されてホテルの22階の廊下に出てくる。この階はこのカークじいさん住居と事務室、外の客室となっている。

彼女が、我慢しているのはニューヨークという格好の場所にいられることと、じじいの息子=ドナルド・カークがいい給料をはらってくれるからだ。そして、ドナルドの秘書のジェームズ・オズボーンを密かに慕っている。

じいさんの部屋の廊下の向かいに来た彼女は、彼(オズボーンさん)のことを考えながら、待合室のドアをあける。(実はこの部屋が問題の殺人現場となる)たまたま、客はいなく空っぽ。そしてその奥の部屋はドナルドの事務室でオズボーンが仕事中のはず。彼一人なら、たのしいおしゃべりもできるので、独身女性にとってはチャンス!!

だが、彼女は事務室のドアを開けずに立ち去ろうとする。(おじけずいたのか?)しかし、そのとき中庭に面した二つの窓の間の読書テーブルに

みずみずしい果物をもったはちがあるのが目に付いた。

ウーン、このミカンがどうやらポイントになるんだろう。

事件現場になる待合室(控え室)なので、詳細を書いておく。客のこと考えたやさしいドナルド・カークさん(じいさんのせがれ)は、りっぱな家具や、書物、ランプ、敷物、花、その他をそろえている。

さて、問題の果物だが、

大きな甘ナシ、リンゴ、タンジールみかん、

タンジールみかんは彼女の大好物だった!!(オレンジより)皮がはぎやすく、袋がはなしやすい。

彼女は、部屋を出ず、みかんを食べ始める。皮をむき、一袋ひとふくろを噛んで吸い、種は上品に手のひらに吐き出した。そして食べかすを

4階下の壁段つきの内庭にほうり投げた。

もうひとつ食べようかしら。しかしやめておこう。

タンジールみかんはあと二つのこっていた。

彼女は入ってきたドアから出て、本廊下へまわり、エレベーター前に座るシェーン夫人(受付係)に会いに行く。

どうやら、今夜カークさん(主人ドナルドの方)の友人(バーンさん)が帰国するので、晩餐会を開くのよ。でもあのじじい(父親カーク博士)たら、

タキシードの着替えを私に手伝わせないのよ。

(ムム、被害者は服をさかさまにさせられるんだよな。これって、関係あるのだろうか。それとも、ミスリードなのか?)

とそのとき、エレベーターから女客が出てくる。彼女はアルコールの匂いをさせえながら、

ディヴァシー嬢が来たのとは反対の方へ歩いていった。

ふん、あのあばずれ女・・・・と悪口をいうシェーン夫人。

彼女のオズボーンへの気持ちが解っている夫人は、さりげなく、モーションをかけなきゃだめよという感じでアシストする。見栄を捨てた彼女は結局、彼(今一人っきり)がいる実務室のドアを開ける。

 さて、カークとオズボーンの仕事だが、どうやら切手・宝石の収集と同時に出版業をしているらしい。彼は、ちょうどそのときアルバムに顔をうずめるように仕事に没頭していた。

(そういえば、残された遺産の謎=高価な切手だったという話は推理物の常識だが)

 つづく

第二回にご期待ください?

 

 


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