チャイナ橙の謎3(事件編) [読書]
いよいよ殺人事件が勃発。なんと、
死体の着衣も、部屋の中も、全てが『さかさま』だった!!
なっ、なぁんなぁんじゃぁ~!
つまり、服のボタンが背中の側でとめられており、(後ろ前)
首のカラーも背中側でとめられており
ズボンも社会の窓が、オシリのほうにあるという状態。
しかも、下着も同様。
でも、人を殺した後、そんな着せ替えが可能だろうか?(リカちゃん人形じゃあるまし)
そして、
絨毯も裏表が逆になっていて、スタンドのライトも上下が逆になっており
書棚(本棚)も前が壁の方をむいていたのだった。
また、壁にかかっていた絵も反対にかけられていた。
死体にはネクタイがなく、外套と手袋は椅子の上にあり
さらに、不思議なことに死体の背中にはなんと
二本の長いアフリカ人がつかう槍(ヤリ)が
上着とズボンの下を通して入れられていおり、槍の先は襟の部分から突き出していたのだ。
そして、なにより重要なことは廊下側の今入ってきたドアと正反対の事務室とつながるドアには
かんぬきがはまっていた!のだった。
となると犯人は廊下側のドアから入れるので、だれにも見られずに犯行が可能。つまり外
部の人間もふくめて、だれでも密かに浸入できたということ。なので、登場人物以外のす
べての人間が容疑者となってしまう。それでは、推理小説にならないぞ!
いったいなぜ、犯人はこんな手の込んだことをしたのでしょうか?
なにかの、まじないなのでしょうか?それとも、呪いか?
そしてさまざまな果物といっしょにあった中国みかん(チャイナ橙)が、
2つあったはずが、1つしかなくなっていたのだ。
問題は『中国』だ。そして、死体に通された槍(ヤリ)の意味。閉じられた閂(かんぬき)。
あべこべ(後ろ前)の着物。
さぁ、みなさんはどう推理しますか?
興味のある人は本を読んでください。
最後はコナン君のように謎解きがあります。(実際はコナン君の方がマネですが)
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