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憲法記念日の天皇賞 [番組解析]

憲法施行がなぜ5月3日なのか調べたら、5月1日だとメーデーだから政府・右翼がシャクにさわった・・・という幼稚な理由。しかし、敗戦が8月15日だから、どうなんだろう。

施行は公布の半年後だから、当然、この公布の日をいつにするかを巡って議論されたようだ。通常、月の始まるである1日からの施行がふつうだから、5月1日施行を念頭に第1案がつくられたという。しかし、メーデーだから気に食わない。

ならば、5日。しかし、端午の節句は男子の祭りだから、「男女平等の精神」に反する。で、結局間をとって3日になったらしいが、それでも中華民国は反対したし、GHQ内部でも反対があったという。しかし、なんで5月3日がふさわしくないんでしょうね?

昭和天皇の誕生日に近いから?

まあ、政治的思想と信条が天皇賞の馬券解明に反映するとは思わないが、一応調べてみた。さて、問題は日曜の第151回天皇賞。ゾロ目開催。

なぜ、155回でなくて151回が「ゾロ目」なのかといえば、片岡先生の本に書いてあるから。第99回までは誰も異論がないだろうが、年2回ある天皇賞はすでに100回を超える歴史がある。この場合どうするか?次は111回・122回・133回・・・と続けていくのもあるだろう。だが、片岡先生の解析によると(?)、101回・111回・121回・131回・・・と続ける方式が正しいと判断したということだろう。

ゾロ目回数戦のことは、今まで過去に何度も触れたので、とりあえず置いておく。今日、話題にしたいのは、過去のゾロ目戦天皇賞を調べてちょっと気付くことがある。

その前に、今回の注目事項は、今回第151回から

1着賞金が1億5000万円に増額

となったこと。これにより、昨年の有馬記念を分母(サンプルの意)にとることは危険であると判断する。

さて、ゾロ目開催。奇しくも、前回の賞金改定=昨年までの1億3200万円になったのは実に第111回=平成7年のことであった。平成7年は「指定制競馬」の開始年。ちなみに、それ以前は今は想像もできない好景気のせいか毎年のように賞金額はアップしていった。もっとも「人事院勧告が凍結された」頃でも、賞金は上がっていたから、それだけが理由ではないような気もするが。ただ、やはりこれだけ長い間、天皇賞と宝塚記念が増額されなかった理由は不可解なものがある。

さらに、ゾロ目開催には牝馬がよく出走する。私自身、牝馬なんてめったに登場していないという記憶違いがあったのだが、この牝馬が出たときは、1番人気が絶対に勝たない!・・・ということを発見してしまった(笑)。もちろんゾロ目開催でも、テイエムオペラオーのような1番人気が勝っているが、そとのきは「牝馬がいない」のだ。

当然、キズナとかゴールドシップのようなミーハー馬券が人気になるだろうが、非常にありがたいお客さんになってくれる可能性が大だと思う。

牝馬といえば、この春の天皇賞には、あのウオッカやブエナビスタ、ジェンティルドンナですらなぜか出走していない。不思議だろぉ~。競馬番組論的馬券リテラシーの無い人は、「長距離だから・・・」という意味不明の理由で納得するのだろうなあ~。だが、今年は3頭の牝馬が出走。そして2頭が6枠に同居した。もしかして?!という期待を抱かせる雰囲気。何か、牝馬が勝つという決定的な暗示があるといいのだが。

なお、牝馬優勝は昭和28年=1953年(レダ)までない。この1回限りで、2着も2回のみ。しかも肝心のJRAのHPですら、この昭和28年の成績は出てこないのだ。もし、牝馬が勝つと62年ぶり。ウオッカのダービー牝馬制覇(平成19年)は昭和24年以来の68年ぶりだった。


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たいちさん

今回の記事のお陰で、天皇賞を見る目が違ってきましたね。注目します。
by たいちさん (2015-04-30 23:39) 

降龍十八章

たいちさん、ありがとうございます。
まったく、何が来るか見当もつかない天皇賞です。これから何かアイデアを出さないと・・・(汗)
by 降龍十八章 (2015-05-01 11:00) 

降龍十八章

makimakiさん、ありがとうございます。
「信ずる者は・・・」読ませていただきました。勉強になりましたぁ~。
by 降龍十八章 (2015-05-01 11:01) 

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