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どだい真剣勝負は無理なんや [番組解析]

公正競馬の確保とは・・・

真剣勝負という意味ではない。どだい真剣勝負は無理なのだ。人気になったら、わざと負けてほかの馬の馬券を買えばいいのだから。たとえば、今週のスプリンターズS。1.3倍の断然人気だった世界のロードカナロア。わざと出遅れれば、短距離戦だけに一巻の終わり・・・で納得できる。

だから、外国では厩舎・騎手は自分の馬の馬券は買うことは許させるが、ほかの馬の馬券は買えない・・・と昔、本で読んだ。ちなみに日本では関係者・競馬会職員は馬券購入は許されていない。しかし、代理人がひそかに買えば取締りは事実上不可能なのだ。まして今は、パソコンや携帯電話で買える時代。

世界のロードカナロアとやらが、わざと負けていれば2番人気のハクサンムーンの単勝でも7倍近くあったという事実。理性のある人なら納得できるでしょう。

競馬番組表は別名プログラムといわれるが、公正競馬の確保のためには、主催者があらかじめ勝ち馬をプログラムしておくのは当然だろう。しかも日本の番組表は頻繁に日程変更が行われる。

フランスの凱旋門賞や英国ダービーの日程が毎年変わりますか?ウインブルドンのテニス同様、毎年同じ日程のはずだ。これが本場との違いだろう。外国の競馬組織がどうなっているか知る由もないが、競馬会などという団体がある以前のはるか昔から外国では競馬があったのだから、真剣勝負も八百長レースも何度なくあったろう。

日本の競馬の売り上げは全投票額の4分の1=25%程度と決まっているから、本命が負けたら胴元=競馬会が損をする・・・とかいう賭博システムとは異なる。

問題はなぜ競馬番組というたぐいまれなものが日本に存在するかとうことだ。当然の類推として、正規の番組が変更された場合は勝ち馬(連対馬・3着馬)もかわるはずだということ。たとえば、今回の台風で祝日・敬老の日の競馬は翌日火曜日に順延された。番組表には下線がひかれ、正規のものではないとの意思表示がなされる。この変更は当日(3回中山5日目)だけのものではなく、その節(土・日・祝月)および、さらに同じページ内に書かれた3回中山9日間全体に影響するということが分かった。

なんとなれば、今回GⅠスプリンターズSを勝った世界のロードカナロアとは昨年の勝ち馬。しかも、昨年も台風かなにかで当日の阪神競馬が中止となっていたのだ。(その分は翌日月曜に代替開催された)

ただ、それだけならば中山競馬には影響ないという理論も成り立つだろう。だが、実際には阪神競馬が中止となったことで当日予定されていたWIN5の発売は中止になったのだ!おかしいではないか?阪神が中止なら、その分中山競馬の7Rと8RをWIN5対象レースにすればいいだけの話だ。あるいは、8Rと最終の12Rでもいい。

まあ、とにかく、これで昨年のロードカナロアは前代未聞のWIN5非発売のGⅠ馬という戦歴をその履歴書に刻んだ。なればこそ、今年の変則番組化した3回中山のスプリンターズSを連覇したとみるのが筋の通った見方であろう。

逆に言えば、もし台風が来なかったから世界のロードカナロアは早々に出走を取消て外国GⅠ挑戦でも表明していたのかもしれない。だが、競馬会は事前に台風が来ることを想定していたので、彼を出走させたのだろう。

まさかぁ~という疑り深い人には、2着のハクサンムーンが実は昨年の代替阪神競馬の10Rの勝ち馬であったと言ったら少しは素直になってもらえるだろうか?当然ながら日曜に実施されていれば、そのレースもWIN5対象レースだったのだから・・・。

さて、そんなスネに傷を持つロードカナロアがなぜ、春の高松宮記念も勝ったのか?というのが疑問だが、良く考えたらあのレースは6=6ゾロ目だったから正規1着馬ではないんですなぁ~。

 


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たいちさん

私は最近、藤田伸二著「騎手の一分」を読みました。業界の内側が書かれており、面白かったですね。
by たいちさん (2013-10-03 17:56) 

降龍十八章

私も弟が勝ったのを読みましたよ。
確かに、岩田はおしりがペタンと馬の背中につくときがありますね。
夏の北海道でも、藤田が逃げ切って岩田に勝った時が何度かあり面白かったですね。
地方騎手に反対なら、なんでストライキしないのか不思議ですけどね。(笑)
by 降龍十八章 (2013-10-04 10:32) 

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