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第45回函館2歳S [番組解析]

JRAがJRのごとく路線整備とやらを繰り返すのは前回の記事で述べたとおり。

そう思っていた矢先、今週の第45回函館2歳S(GⅢ)に驚くべき事実が判明しました。なんと未出走の外国馬(マル外)セトアローが出馬登録!という前代未聞の珍事が発生。

そういえば、25年度夏期番組の概要(2.重賞競争の変更について(4))で「上級挑戦に意欲のある馬の出走機会を拡大する等の観点から」「未出走・未勝利馬に対する出走制限を廃止します。」と書かれていたのを思い出しました。

逆にいえば、今までは未出走馬は当然としても未勝利馬(1度も勝っていない)は出走できなかった。つまり、どんなに素質のある馬で、たまたま2着に惜敗した馬などは出走できないというシステムだったわけです。それをどうして、今年から変更しなくてはならないのか?全くその根拠はわかりませんね。

しかしながら、せっかく登録したセトアローちゃんですが、FG16頭のところ、登録が17頭であり、しかもほかの馬が1頭も辞退しなかったようで、出走除外となり、中京2歳Sへ出走することになったというのですから笑い話ですなぁ~。

となると、なんでセトアローが重賞に登録したのか?というタカモト式サインになる可能性大。

(外)セトアロー 森秀行厩舎 騎手・内田

※森厩舎といえば、H21年のこのレースを勝っており、その年は札幌での代替開催で、過去14連敗中の1番人気の連敗記録にストップをかけたという実績がありました。だが、翌年からまた1番人気は勝っていませんね。

これが今週、あるいは来週のどこかのレースに布石になるかも。

新馬戦=3回東京に10R うち1Rはダート 3回阪神も同様 1回函館が8Rでうち1Rがダート

ということで、6月末の段階で新馬勝ちの馬は28頭います。ダート戦ののぞいても25頭いる。これに7月第1週の新馬勝ちを含めれば優に30頭は出走できる馬がいます。これに未勝利馬(2着、3着で惜敗の馬等)も含めればその倍以上になります。ただ、実際、今年の出走馬は全部、1勝以上馬で内2頭は地方(北海道・門別競馬)の馬です。

地方の馬はJRA認定の新馬戦を勝っていれば、特別指定のレースに出走できますからね。実際、過去に地方馬が活躍したケースも多いのがこの函館2歳S・・・と記憶するのだが。

また昨年の番組改編から、函館の2歳OP競争(1勝馬以上)は函館2歳Sまでなくなってしまい、ステップレースのラベンダー賞もなくなっていました。こいつは気が付きませんでしたね。

しかも、1昨年までは日曜、昨年は土曜、今年はまた日曜に開催をスイッチというこの番組改編の意図はまったく不可解というべきでしょう。(ただし、主催者側には歴然とした理由がある)

 

 

 

 


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