H25年度競馬開幕 [番組解析]
今日から、人間の世界からは半年先駆けて、H25年度の競馬が始まる。
第3回東京競馬は史上初の夏番組となり、4日間のみの変則開催となる。関西(第ニ場)の第3回阪神競馬が正規の8日間開催というアンバラス差を見れば、その異様さは歴然である。まあ、来年はさておき、いつまでもこうした変則作戦はつづかないと期待しているのだが・・・。
一方、第3場、恒例の北海道シリーズは、例年より1週間早めた6月第2週より開催する。しかも、第1回函館・第2回函館ともに異例の6日間開催。続く第1回札幌のみが正規の8日開催となるものの第2回札幌はまたも6日間開催となる。
この夏開催の初日をかざる第3回阪神初日(土)には、年末の重賞だった鳴尾記念(GⅡ)を移設。これは単に鳴尾記念というレースだけが変更になるということではなく、新年度(競馬歴、H25~26年度)からは全く新たな世界が始まるという宣言なのだろうと思う。いわば、本格的な国際競馬が始まる前のステップ段階の始まりなのだろう。JRAはH12年の国際化計画の発表から、徐々に番組表を進化させてきた。
これに呼応するかのように、夏競馬最終週には、新潟記念(GⅢ)を移設。鳴尾記念で始まり新潟記念で締めるという新たな枠組みが新時代の到来を告げているといえよう。
ちょっと早いが、9月からの秋競馬も開幕を告げる恒例の朝日チャレンジカップがなくなり、12月に移行となっていることが既にスケジュール表で発表されている。また秋競馬の最終日も年末有馬記念の翌日の天皇誕生日にもう1日開催をプラスし、阪神カップ(GⅡ)を移設し、夏・秋ともに番組を一新している。
一体、来年(H25年)の春番組はどうなるのか?興味津々であるが、残念ながらそれが発表されるのは例年、11月頃になるので、今はベールドインパクトに包まれている。
残念ながら、この方面の知識は不案内ですね。
by たいちさん (2012-05-28 19:07)
このような様々な番組変更は昭和の時代には考えられなかったでしょうね。少なくとも重賞レースは毎年、同じ時期に同じレースをやっていたと思います。
まるで、ウイルスの変化のように変換を繰り返しています。
ぶっそうな時代になったものです。
by 降龍十八掌 (2012-05-28 19:56)