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正解の海賊王? [番組解析]

片岡先生の今週のブログ講義からの宿題。

特別指定レースはなんのためのにあるのか?

特別指定競争とは指定レースのうち、地方競馬のブロック代表やJRA認定レースの勝馬および地方競馬の騎手が出走できるレース。地方競馬に在籍したままで、出走するための門戸開放政策の一環(H7年~)。

だが、実際には、この制度ができてから、中央競馬のレースに出走する馬はほとんどいない!(有名なのはライデンリーダー、コスモバルクくらいか)

辞書的な説明はできるのだが、本当の理由は何か?必ずや、重要な意味があるはずで、その謎を解明した人、いや、解明できなくとも

『これこれ・・・・こういう理由です』と仮説だけでも発見できれば、その人の馬券力は飛躍的に向上すると思いますね。

あらためて競馬番組表を見てみると、クラシックを目指す3歳世代のレースにおいて、500万以下条件の3~4割と全ての500万条件特別がこの(特別指定)となっている。

一般ファンにもなじみのある、重賞レースに限っても正月のシンザン記念、フェアリーS、京成杯、きさらぎ賞、クイーンC、共同通信杯、フラワーC、アーリントンCと都合8つのGⅢ競争が特別指定となっている。また、見逃しやすいが実は暮れの2歳戦・ラジオNIKKEI2歳Sも(特別指定)である。

今日は、関東で第46回共同通信杯(トキノミノル記念)GⅢが行われた。昭和時代には、『クラシックの登竜門』といわれるくらいの名物レースであった。人気は最強・最後のディープインパクト産駒の②ディープブリランテ、対抗が③ゴールドシップであった。

この特別指定という切り口から検討してみると、②には特別指定レースの経験がない。なぜなら2歳東京スポーツ杯(GⅢ)は特別指定ではないからだ。因みに、新馬・未勝利戦に特別指定はない。(指定もない)

だが、③の戦歴を見てビックリ。新馬戦を勝った後のこの馬の本賞金(2500万円)は全て特別指定戦で積み重ねたものなのだ!(新馬・未勝利は一律400万円として計算される)

函館・新馬戦1着 700万円⇒400万円算入 

札幌・コスモス賞(オープン)(特・指)1着⇒1600万円 半額の800万円が本賞金に加算。

札幌2歳S(GⅢ)(特・指)2着⇒1300万円 半額の650万円が加算。

ラジオNIKKEI賞2歳S(特・指)⇒1300万円 半額の650万円が加算。

まさに特別指定戦の権化!ということで、結果は③の勝利。単勝倍率140円の圧倒的②を差しての快勝であった。②が勝った東スポ杯2歳Sは特別指定ではないのがミソだったか・・・?

そして、NHK大河ドラマの今日の題名は、西海の海賊王。海賊だけにまさに、ゴールドシップ。本当に海賊船を買えば大正解だったんですなぁ~。

昨日のクイーンCを含めて既に、6戦を消化した特別指定GⅢ。もう一度、検証しなおして、残りの2レースに役立てたい。

さらに片岡先生からの宿題。皐月賞・桜花賞を前に。8戦もの特別指定戦がありながら、肝心のオークス・ダービーに対してはなぜ、特別指定戦が用意されないのだろうか?

その思想背景は一体なんなのだろうか?

 


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