名探偵ポアロ [ミステリ]
夕べは『ハロウィーン・パーティ』という題名の、いかにも興味をそそるタイトル。アガサの長編60作目で1969年発表作。ポアロ物33作のうち、31番目だとある。で、どんな作品があるのか、ちょっと調べてみた。(赤字は前回の放映分4作、青字は今回の新作4本)
スタイルズ荘の怪事件(1920年) ゴルフ場殺人事件(23年) アクロイド殺し(26年) ビッグ4(27年) 青列車の秘密(28年)邪悪の家(32年) エッジウェア卿の死(33年) オリエント急行殺人事件(34年) 三幕の殺人(34年) 雲をつかむ死(35年)
までで長編10作。
ABC殺人事件(36年) メソポタミアの殺人(36年) ひらいたトランプ(36年) もの言えぬ証人(37年) ナイルに死す(37年) 死との約束(38年) ポアロのクリスマス(38年) 杉の柩(40年) 愛国殺人(40年) 白昼の悪魔(41年)
までが20作。
五匹の子豚(42年) ホロー荘の殺人(46年) 満潮に乗って(48年) マギンティ夫人は死んだ(52年) 葬儀を終えて(53年) ヒッコリーロードの殺人(55年) 死者のあやまち(56年) 鳩のなかの猫(59年) 複数の時計(63年) 第三の女(66年)
までで30作。残りが今回の、
ハロウィーン・パーティ(69年) 象は忘れない(72年)・・・ここでも推理作家のオリヴァ夫人が登場する(なお、動物の象さんとは関係ないとのこと)。確か、オリヴァ夫人は前回の放映でも登場したよな・・・?『第三の女』ですね。彼女はアガサ自身の分身ともいえる存在らしいですね。
そしえ最終作(33作目)が カーテン(1975年発表作。但し、執筆されたのは大戦中)ですね。
ほかに短編も多数あるようですが、長編は以上。最終作カーテンは当時、文庫を買って読んだ記憶があるのですが、全く覚えいてない。というか、ほとんど作品をもう一度テレビでみても犯人はわからないでしょうね。ホント、人間の記憶っていいかげんなもので、何度もテレビを見たり、本も読んでいるのに覚えていないもんですね。
あすの放映は、なつかしの映画でも有名なオリエント急行殺人事件ですね。
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