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ジャパンカップよ、どこへ行く? [雑感]

今年で第31回を迎える国際招待競争ジャパンカップ(GⅠ)。

最初の三回は、外国馬が圧倒的な実力を見せつけ、逃げに活路を見出す日本馬はことごとく馬群に沈んでいった。しかし、馬の世代交代は人間の4分の1。ほぼ一世代経過した、第4回ジャパンカップでは、日本の切り札?カツラギエースが、なんと大逃げを撃っての快勝『強い馬作り』を目指した日本中央競馬の悲願を達成した。ただし、人気の三冠馬二頭(シービー、ルドルフ)は囮役となってしまった。追い込み馬のシービーがいたので、誰もカツラギを交わしに行かなかったんだよね。

続く第5回は皇帝シンボリルドルフが圧勝!二着にも、なんと地方船橋競馬のロッキータイガーが追い込んで、それ以降のジャパンカップはなんともつまらないレースになってしまった。種牡馬サンデーサイレンスが導入された近年は、日本馬ばかりが勝つありさまで、一体何のためにやっているレースなのかわからない状態だ。

テイエムオペラオー、ジャングルポケット、ゼンノロブロイ、ディープインパクト、ウオッカ、ローズキングダムといった日本のクラシックレースで活躍した名馬たちが、あっさりと勝ってしまうので面白みに欠ける。

まあ、国際招待レースということなので、海外の関係者との交流を兼ねたエキシビジョンマッチというのがジャパンカップの正体なのだろうが、平成18年から競馬パートⅠ国入りし、平成22年度からは本格的な国際化時代となっているわけだから、今後はもうちょっと真剣勝負的な対決を見たいものだ。

といってもガチンコの真剣勝負なんてありえないわけだが、表面的にだけでも世界の一流馬が、見せ場をつくるレース期待したい。今年は、フランスの凱旋門賞で圧倒的な勝利をかざったドイツの三歳牝馬デインドリームが来日した。

それに対抗するかのように、前哨戦の天皇賞ではトーセンジョーダンが東京競馬場の2000mでレコードタイムを1秒も縮めるパフォーマンスで優勝。その他のレースでも、今年はやたらにレコードタイムが出ているような記憶がある。

日本馬は大将格のブエナビスタ。なんだかんだいって3着をはずしたことがない馬。(前回の天皇賞で初めて4着)

それと、春にドバイ・ワールドカップを勝ったヴィクトワールピサ(昨年の皐月賞馬)。ただ、アクシデントで久しぶりの出走で不安いっぱい。

ただ、残念ながら、今年の三歳三冠馬オルフェーヴルは出走しないようだ。

 

 

 


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コメント 2

たいちさん

圧勝予想のデインは、どうしたのでしょうね、完全な失速ですね。時差ボケですかね。
by たいちさん (2011-11-28 21:59) 

降龍十八掌

たいちさん、ありがとうございます。
バレーで言えば、イタリアが日本にストレートで負けたようなものです。
ゲストらしく上品に振舞ったというところでしょうね。(笑)


by 降龍十八掌 (2011-11-29 13:28) 

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