画竜点睛を欠いた金細工師 [番組解析]
今朝のNHK将棋トーナメントは久保利明二冠(棋王・王将)の登場。二冠だから、オルフェーヴルは二冠どまりなのか・・・?と思わず不安になってしまったが、その試合内容が圧勝だったことから、思い直した。なんと放送時間を30分あまりも残す大勝だったから、これは二冠馬が圧勝するってことね・・・とニンマリしてしまいました。
今日は、新潟の最終レース12Rが金倉山特別だったが、その⑭番が菊沢厩舎で騎手が勝浦。これじゃ⑭番オルフェーヴルが菊花賞を勝つ!といっているようなもの。まして、前日の東京メインレースが⑬松永昌博厩舎⑭池江泰寿厩舎という並びで、そっくりそのまま菊花賞の⑬⑭を再現していたのだから驚くばかり。そして、菊花賞はズバリ、池江厩舎の⑭オルフェーヴル⇒松永厩舎の⑬ウインバリアシオンで決着というすさまじい決着だったのだが、これを抽選による枠順だと信じている人がほとんどいうこの世界はどうなっているんだろう?
それにしても、金倉山なんて新潟のどこのあるんだろう?新潟県人の私でも聞いたことがありません。金=ゴールドでステイゴールド産駒のオルフェーヴル(金細工師)のサインとしか思えません。まして、京都の9Rが三年坂特別(例年は北野特別のはず)だったから、最終レースの京都クラウンプレミアムと併せて、三冠!まして、同枠⑮番がサンビームだったから、まるで3年B組金八先生!状態で、三年B組の参観(三冠)授業だったということか?
さらに、7年振りの三冠馬で7枠に入っているのも好感。問題は相手だったのだが、今まで三冠馬が三冠レースでゾロ目を出したことは一度もない・・・という事実だった。過去のデータだから、単純にはあてはまらないのだが、マイナス材料には違いない。
だが、⑬ウインバリアシオンは⑭オルフェーヴルと併せて、まさにWIN5(ウイン+フェーヴ)・・・ちょっとなまっているがウイン5(ファイブ)の申し子たち。ダービーの再現といえば、過去にライスシャワーとミホノブルボンが7-7⇒4-4とゾロ目馬券を繰り返したことがある。(ミホノブルボンは最後に2着だった)
WIN5発売元年だけに、ダービーと同じことを再度繰り返すということは充分にありえたことだった。だが、あの配当(3倍ちょっと)では買えないよね。
結局、ゾロ目7-7で決着し、オルフェーヴルも圧勝だったのだが、ゾロ目ということは馬券構造的にはあくまでも2着枠。やはり、本来の三冠馬ではなかったのだ。流石の金細工師も画竜点睛を欠いたようだ。
東北大災害というアクシデントがなく、皐月賞が本来の日程どおりに行われていたら、オルフェーヴルはダービー⇒菊花賞の変則二冠馬だったはずではないのか?なぜなら本来、皐月賞はWIN5が発売される予定ではなかったからだ。ウインバリアシオンが皐月賞に出ていなかったことも状況証拠だ。
それにしても、立ち読みを繰り返したくなるほど・・・じゃなかった、『立ち見が出るほど盛り上がる競馬白熱教室』は今週やっと紀伊国屋書店でのみ販売されていたけど、三冠馬誕生を見事に読みきった片岡先生は流石だった。まさか、発売をギリギリまで引き伸ばしたは、三冠達成をあまり早く発表するとまずいと思った出版社側の作戦だったのか?とにかく、こちらの方はディープインパクトでしたなぁ~。拍手!
私も枠順は抽選だと思っていました。それにしてもオルフェーヴルは強いですね。
by たいちさん (2011-10-24 10:43)
たいちさん、ありがとうございます。
枠順の抽選なんて、政府東電の発表みたいなもんですね。(笑)
確かに、ジャパンカップなどは公開抽選会もあるのですが、それは手品と同じでタネがあるんでしょう。
オルフェーヴルよりも強い馬はいくらでもいると思いますよ。2着のウインバリアシオンの最後の脚をみると、こちらの方がはるかに強いと思いました。
by 降龍十八掌 (2011-10-25 08:44)