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変更の変更で三冠馬はどうなるか? [番組解析]

とにかく変更につぐ変更に翻弄された今年の競馬番組。東北大災害の影響もあいまって、つぎはぎだらけのブラックジャック状態になってしまった。

3月11日以降の中山競馬の中止により、皐月賞TRスプリングS(GⅡ)は阪神初日の土曜日・第11Rへ移行して実施。ならば、皐月賞も阪神競馬場での代替開催だろうと考えるのが常識で、誰も反対する人はいないと思うのですが、JRAさんの思考は全く違っていた。

なんと開催を次の週に移して、無理やり東京競馬で開催!神様のなさることは理解できません。サレブレッドの1週間は人間の一月に換算されるから、1年前からローテーションを組んで馬を仕上げてくる調教師さんたちは文句を言わないのだろうか?

かくして、皐月賞は謎の1週間順延の結果、4月24日に実施。つまり、新馬券(パソコン・携帯限定発売)WIN5が初めて実際された最初のメインレースを勝ったのが皐月賞馬オルフェーヴルということになった。まさに神業!こうして、最新型にアップデートされた二冠馬(ダービーも連覇)がオルフェーヴルなのだ。つまり、その正体は先輩三冠馬のディープインパクトと同じということだ。そのディープが菊花賞TRの神戸新聞杯を楽勝して三冠を達成したように、オルフェーヴルも神戸新聞杯を快勝した。三冠達成の可能性は高い!(しかも当日のゲストは三冠ジョッキーの岡部幸雄)

・・・と思われたのだが、ここへきての来年度番組表の大幅改編発表。いったいこれをどう解釈すべきなのか?来年度から菊花賞は7日目奇数開催となってしまう。つまり、6日目偶数開催の菊花賞は今回(第72回)が最後の閉幕戦となってしまったのだ。

もっともだからこそ、三冠達成ということもある。最新型三冠馬でなくて、閉幕回収型の三冠馬もいるからだ。つまり、ミスターシービーやナリタブライアン型の三冠馬である。

東京代替皐月賞⇒11Rへのレース番号変更ダービー⇒最後の6日目開催菊花賞

とタブー戦を全て回収するという役回りだ。まあ、おそらくその筋書きしかないとは思うのだが、一応最後まで油断はできない。


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たいちさん

競馬に疎いので、タブーがよく理解出来ませんでした。
by たいちさん (2011-10-20 15:42) 

降龍十八掌

たいちさん、ありがとうございます。
阪神がだらしなく終戦したので、これから年末までは競馬で楽しんでください。(笑)
タブー戦とは、当初の競馬番組表どおりに施行しないレースのことです。出走取消、競争除外、外枠発走、のでたレース、レース番号変更、施行競馬場変更したレースなど。
また閉幕戦とは、来年度から規定・期日・賞金額などが変更するレースのことです。
by 降龍十八掌 (2011-10-21 09:35) 

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