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平成24年度競馬番組開催日割 [論評]

驚いたことに、ダービーの翌週から夏競馬番組にすると発表したJRA。実は、競走馬の生産サイクルからいえば至極当然のことなのだが、実際、そんなわかりきったことをなぜか今まで中央競馬は何十年間も実施しなかったのだから、それを変更するとはどういうわけなんでしょうな?

まあ、それにはそれだけの理由があったはず。今年の4月後半という中途半端な時期から新馬券WIN5(パソコン・携帯限定発売)の導入と併せて、得意のズレ勤導入を実施していくというのは、JRAの得意パターン。いつものことながら、複雑怪奇な手法で馬券プロを悩ませますなぁ~。だが、そうせざるを得なかったということが競馬番組表に隠された秘密事項なんでしょうなぁ~。

とにかく、来年からは名実ともに人馬一体となった(=本来の生産サイクルと合致した)競馬番組が展開されるということだ。つまり、今までは旧暦と新暦というダブルスタンダートの日本の暦のような状態だったものが、統一されるということなんだよなぁ~。ダービーの翌週から2歳馬のデビュー戦が始まり、1年後のダービーを目指してサバイバルゲームが展開されるという本来の形に競馬番組表を合致させるということなのだ。日本が悲願の競馬パートⅠ国となるこの日まで、あえて旧来の形を維持したのだろう。そういえば、今年の阪神競馬番組において前半4日間は第3回として春番組に後半4日間は第4回として夏番組にと異様な形で分割したのはこの布石だったようだ。

ということで、来年度から夏番組が2週間繰り上げられる。それに伴い、驚いたことに1回函館は6日開催、2回函館も6日開催と例年より4日も削れることになった。函館のファンは大いに悲しんでいることだろう・・・?[もうやだ~(悲しい顔)]さらに、続く札幌も2回札幌が6日開催となり合計2日減らされる。これにより、札幌2歳Sは大幅に開始時期が前倒しされ、新潟2歳Sの翌週の土曜、小倉2歳Sの前日となる。なお、新潟2歳Sは新潟記念と開催日を入れ替える。

さらに2歳牝馬重賞アルテミスSが新設される。これにより、国際化(競馬パートⅠ国)としてのグレード制に基づく体系が完成されるということか。(実際には新設重賞がGrade表記を受けるまでは3年かかる)

ということで、いよいよオルフェーヴルの三冠達成が濃厚になってきた。

その他、変更事項は多岐にわたるが、さすがJRAさん。東北大災害による今年の番組変更をうまく利用したようですね。ほんと転んでもただでは起きませんなぁ~。もしかして、大津波もJRAの秘密兵器が起こしたEVNTだったのか?

 

 

 


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