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季節の始まり~2 [番組解析]

過ぎて、来にけらし・・・

春が過ぎて夏が来たようだ・・・、当たり前のことを述べただけの幼稚な歌が、名句なのかどうかはともかく、春の次に夏がくるのは日本では当たり前だ。

因みに、雪が溶ければ⇒

水になる・・・ではなくて、雪が溶ければになる!

といえば、これはもう素晴らしい感性であり、くだんの万葉集の歌も恥じ入るばかりの名句になろうというものだ。もっとも、万葉集の歌は、本当は季節のことを言いたいのではなくて、天智朝から天武朝への易姓革命を暗示したものなんだけど。

さて、この世界には、夏の次が秋、秋の次に春になるという世界もある。しかも一年の始まりは春でなくて夏だという。こんなトンチ問答があったら一休さんでも答えに窮するかもしれませんなぁ~。

因みに、青春朱夏白秋、というから季節や五行、色は対応している。では冬は何なのか?確か黒だったと思うのだが、黒冬とはあまり聞かないから、玄冬だったか?

夏が一年の始まり!このコペルニクス的な展開が原点。そして、冬がない!という謎。競馬番組表にはなぜ冬がないのか?この謎を解けた人は、無敵の馬券師になるかもしれませんね。

中央競馬(JRA)が年間、三度発表する番組表に冬番組表はない。

概ね、1月~6月が春番組。6月~8月の三ヶ月の夏番組をはさんで、9月~12月の秋番組で年度が終了する。だから、暮れの有馬記念が年度末決戦と一般には言われるのだが、二歳馬サラブレッドがデビューするのは6月終わりの夏番組からだから、翌年5月末のダービーが卒業試験というわけだ。だから、実際には、欧米の学校のような感覚なのだろうか。欧米では、年度末試験の終わった後は、十五少年漂流記のような長い長い夏休み。秋になって新学期・新年度が始まる。

いつだったかのパンデミック・馬インフルエンザの影響で、番組表に史上初の9日開催や10日開催、11日開催、12日開催が出現したときにもビックリしたが、今年は東北大震災の影響で夏の福島競馬が吹っ飛んでしまった。替わりに中山競馬が第3回中山競馬として代替開催されることとなった。続く、例年第2回第3回の新潟競馬は春のエクストラ開催分により第3回・第4回で実施される。

一方関西では・・・

中京競馬場改修工事により、当初より第4回阪神4日開催(変則)⇒第4回京都(通常8日開催)⇒第3回小倉12日開催(変則、前後6日開催×2)となっていた。

ただし、春の震災によるエクストラ開催により、第3回小倉は第4回となる。

従来、地方・中央ともに競馬施行日は競馬法によって厳しくコントロールされていた。だから、中央競馬であれば、一開催は8日間と決まっていた。ところが、なぜか平成18年に競馬法施行規則は改正された。これにより、最大12日までに拡大された。そして、うまい具合になぜか翌年平成19年には馬インフルエンザ騒動が起こり、くだんの9日開催、10日開催、果ては4日開催、6日開催などの変則開催がむやみやたらに出現するようになった。こうなってくると、やはり、馬インフルエンザ騒動は虚構だったとしか思えないよなぁ~。まるで津波が来る前に、津波に備えていたみたいじゃん。

だいたい、競馬法を読むと、災害その他で競馬が中止になった分は、開催を(その範囲において)補填することができると書いてあるから、何も法律を改正しなくても変則開催はいくらでもできるんだよね。だから、今年のように本当の災害があった場合は中止になった分を他の競馬場に振り替えることができるのだ。

もっとも、今回の地震・津波ですらJRAは予め分かっていたようなフシもあるのだが・・・。

 


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コメント 2

たいちさん

先日、オグリキャップ1周忌追悼写真展へ行って来ましたよ。
by たいちさん (2011-07-02 14:33) 

降龍十八掌

オグリは笠松競馬の馬ですね。
もっとも、笠松がどこにあるのか知りませんけど・・・。
オグリがいたときは、低配当ばかりでちっとも当たりませんでしたね。
by 降龍十八掌 (2011-07-02 22:11) 

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