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運命の裏木戸~おしどり探偵 [ミステリ]

一週間の予報が雨だったので、いよいよ入梅かと思いましたが、予報に反して昨日・今日と暑い日になりました。今期初の冷房の出番です。

全米オープンとモンド杯のため中断していた読書を再開。トミーとタペンスのおしどり探偵の最終編・『運命の裏木戸』です。前作の『親指のうずき』からさらに時が経過しており、(作中で具体的な年齢描写はありませんが)二人とも75歳を過ぎているという設定だそうです。だけど、いくらなんでも、それじゃマープルおばさんより歳じゃないか!?と思ってしまいます。

おしどり探偵は4つの長編(秘密機関・NかMか・親指のうずき・運命の裏木戸)と、短編集の『おしどり探偵』があります。短編の中の10編と秘密機関はイギリスのドラマでこの春、全部見ました。タペンスは本名はプルーデンス・カウリーといって、大牧師の娘ということで中流階級だとは思いますが、上流階級を装うくらいの知識や身のこなしを備えもっているようです。全米OPを制覇したローリー・マキロイが完全に労働者階級なのと対照的。

ただ、この作品を先に読んでしまうと、前作『NかMか』の内容がわかってしまうので、ちょっと・・・。[ふらふら]

このシリーズ最終作品は、アガサも80歳すぎとなっており、実質的な遺作ともいわれています。タペンスに自分の人生を重ねていたのかもしれませんね。


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たいちさん

ウィンブルドンのお蔭で、私は睡眠不足が続いています。
by たいちさん (2011-06-25 20:23) 

降龍十八掌

どちらもイギリスの田舎の風景ですね。
by 降龍十八掌 (2011-06-27 09:05) 

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