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おしどり探偵➁桃色真珠事件 [ミステリ]

The Affairs of The Pink Pearl 

キングストン・ブルース大佐夫妻の屋敷で・・・  

来客の真珠のネックレスの留め金が壊れ、テーブルに置く。ネックレスの粒のほとんどが無くなっていた・・・

来客者は貴族のレディ・ローラ・バートン、彼女のメイドのエリーズ(フランス人)、ビンセント氏、アメリカ人の金融家ベッツ夫妻。そして、大佐の夫人と娘のベアトリス、メイドのグラディス。

両夫妻はブリッジに興じる。昨晩の雪辱戦の挑戦に応じたのだ。アメリカ人のベッツ夫妻は友人の友人。メードのグラディス。娘のベアトリス。恋人のレニーを招待するが、彼は過激な思想の持ち主だった。

事務所に娘のベアトリスが調査の依頼にくる。トミーとタペンスは、ミスター・ブラントと助手のミス!ロビンソンンと名乗って活動する。 hutsle is my middle name (迅速果敢が信条です!)といいながら、実はどこから探してよりかわからず途方に暮れるトミー。特製カメラですと、ハッタリをかましながら、とりあえず全ての部屋の写真をとっていく。

二人はエリーゼとベアトリスが、銀のスプーンが無くなったという話をしているのを小耳にはさむ。エリーゼによると、未亡人のレディ・ローラは痴呆が進み、最近は無意識に物を盗んでしまうのだという。デディ・ローラの部屋の写真と撮っていると、エリーゼが風呂のノブが回らないで苦労している。ノブが石鹸で濡れていたせいだ。突然ロンドンへ戻る・・・と言い出すトミー。ローラを足止めしておけとタペンスに厳命して車を出す。

タペンスは屋敷の外に来たレニーと話す。国際探偵局のものです。真珠さえもどれば犯人は黙っていますよ・・・とカマをかける。またレディ・ローラは2時間おきに薬を飲んでおり、大分前からボケてしまい、知らずに物を盗んでしまうのです。もし、私が犯人だと思ったらぜひ、話してくださいと頼まれる。

トミーはスコットランドヤードを連れて戻ってくる。マリオット警部と警官たちだ。トミーは見事に犯人を見つける。

犯人はレディ・ローラのメイドのエリーゼだった。レディ・ローラは呆けていたのはなくて、すべはエリーゼが盗んでいたのだった。宝石は風呂場の石鹸の中から発見される。


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