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浅見光彦~最終章 [ドラマ]

陽一郎が風間杜夫、母が佐久間良子でこれはしたりぃ~って感じでしたね。それと刑事の親玉がダンカン。これも目が血走っていたぞ。ヒラの刑事はベンガル(そんなのいたんだ!)っていうんですかね?

逆に良かったのが、お手伝いのスミちゃん役・原沙知絵(名前知らなかった)、佐藤藍子のようなでかいメンタマですが、美人で明るいキャラ。今までのシリーズでは、ほんと、田舎娘って感じだったのですが、どうみてもお嬢さん。そういえば、ちりとてちんに出ていたんですね。どうりで、よく見る顔だと思っていたのですが。

ヒロインは片瀬那奈。初めてみる人でしたが、けっこう美人でした。

舞台は十和田湖(青森県と秋田の境)ですが、ネブタがモチーフになっていたので青森県?(秋田県は竿灯祭りだよね?)それと、恐山もでていたからやっぱり青森だね。だいたい津軽三味線も出ていたから間違いなく青森県。私の場合、母の友人が秋田の人なので、どうしても十和田湖って秋田というイメージがあるんですよね。

内容・プロット的には、かなりつまらない事件でした。ただ、噂にきくネブタ・ネプタの映像がやけに印象に残りました。なんか、はかない魂の入れ物のように私には見えました。東北のことは全く知りませんが、ネブタもきっと意味があるんでしょうね。

津軽、実は東日流・・・と書いてツガルと読むのですね。なんでも、九州地方の日本国の勢力が滅んで、津軽に流れ着いたのでこう書くらしい。

中国の歴史書に、(一説にいう)日本はもと小国、倭国の地を併せたり。・・・という文があります。この場合の日本というのは、ヤマト朝廷の日本ではなく、倭国の以前にあった日本という小国家を指します。実は、九州には日本という地名があったことが判明しています。

大昔に、九州~北陸~津軽~ウラジオストークと交流があったことは考古学的に判明しています。恐山の積み上げられた石を見ると大陸の影響を感じます。あの、賽の河原みたいなやつですね。今の日本には二つの流れがあって、一つはモンゴルのパオや運動会の旗みたいな、万国博覧会もしくはお洗濯の物干しみたいなもの。でもこれは、騎馬民族系のものでしょうね。一方、もう一つは、石を積み上げたお墓みたいのもの。・・・これがいわゆる、オボってやつでしょうか。いわゆるオボ系というやつですね。古代の日本はオボ系であった。世界的にもストーンヘンジのような石の遺跡のほうが石器時代の名残なんでしょう。それが弥生時代あたりから新たな農耕系や騎馬民族系の侵略によって追いやられていったようです。今でも子ども扱いすることをオボコというのはそれが語源だそうです。旧勢力のオボはまさしく、オボコのように駆逐されていったのでしょう。漢字で書くと(オボ)。伊勢原(だけでなく全国)の大山もオボ山って意味らしい。大という字は曲者で、大日本帝国というのは、中国語の大きいと言う意味ですが、大日という地名はかならずしも大小の大という意味とは限らない。大日・関係の地名はこれも全国にあり、新潟にも五頭山の近くに大日原(だいにちがはら)という自衛隊の練習場があるのですが、大日如来とは関係なさそうですな。

オボ信仰は神社の起源か?

 丸いおまんじゅうのような石とか、サイコロのような四角の石に丸い石を載せて一番上に三角の石を置く(アルキメデスか?!おでんか?)なんてのもなんか懐かしい気がする・・・私、家の裏が墓だったので。神社にある水を飲む石のお風呂みたいなのも、その名残のようです。やがてヤマト朝廷の時代になり現在あるような国家神道に組みこまれていったのでしょうね。

オボ(意富)のルーツはモンゴル・シベリアの境付近にあるウブス湖(世界遺産!)周辺地方をさす地名。そこの民間信仰の祭儀がオボ。賽の河原の原型。小石を積み上げて霊を慰める。


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