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僧正殺人事件(第二の事件) [推理小説]

マザーグースの童謡に見立てたコック・ロビン殺人事件。いったい、何のために、誰が、どうやって行ったのか皆目見当がつかないまま一週間がすぎた。

このままでは終わらない・・・探偵ファイロ・ヴァンスの予言どおり、近所で第二の殺人事件が。こんどは別の童謡にみたてて、青年が頭のてっぺんから銃で撃たれて殺されてしまう。しかも、第一の事件の家族・友人たちと顔見知りの青年であった。さらに、死体の下には、高等数学の数式の紙片が・・・

犯人と思しき自称・僧正(ビショプ)は、コックロビンの童謡をタイプで打って、被害者のいた家のポストに紙を入れてきた。第二の事件の紙片も、どうやら同じタイプで同様の紙に打たれたものだ。

僧正=ビショップはチェスの駒(将棋の角と同じ動き)でもある。どうも、チェスに謎を解くヒントがあるような気がするのだが・・・


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