ゾディアック(仏ドラマ)~その2 [ドラマ]
ゾディアック~黄道十二宮の殺人
のあらすじです。
サイトで検索しても、詳しいあらすじを見つけられなかったので、自分で書いています。
完全ネタバレですでの、ご注意ください。
第3話~6話
エステルは旧友のダンサーのルシンダと同居を始める。彼女の勤めるナイトクラブには、ジェロームが生前のバルバラを連れて行ったことがある。そのことで、ジェロームはピエールから非難を受ける。
エステルたちはFBIの特別顧問に出会う。彼はフランス語がしゃべれる。アメリカの凶悪犯ゾディアックを題材にした犯罪真理分析本の作者でもある。彼は相談相手となってくれ、また警察でも分析を披露する。
ケレール警部と一度だけの関係を持ったエステルだが、半兄ジェロームの友人のマティアスに惹かれる。しかし彼は、『俺とはやめておけ』と関係を持つことを拒否する。
マリオンは別れた夫フェリックスとともにイタリアのジェロームが住む高級ホテルに行く。(金持ちなので個人へりで。)よりを戻してカンタンを弟に任せ、ホテルでしっかりと励む二人であったが、翌朝、泳ぎの得意なマリオンは一人で海岸へいく。いやな予感のした、エステルは急いで海へ行くが、彼女の姿はなくタオルケットが残るのみ。超能力のある子どもカンタンは『ママは海の底にいる』と言う。マリオンは行方不明に。
長男ピエールの妻、エリザベートは一家の親戚のジルダス伯爵と浮気をしている。一方、ジュリエットの婿のエチエンヌ・レフォーは一家の顧問弁護士。密かに彼は、伯爵に口止め料を払っていた。
ピエールはガブリエルの本当の息子ではなかった。ガブリエルが結婚したとき、亡き妻はすでにピエールを産んでいたのだった。伯爵はずっと、それをネタに本家を強請(ゆす)っていたのだ。
エステルを誘拐したフェリックスだが、エステルが逃げたあとも警察に追われ続け包囲されるが、あせった警官隊により射殺されてしまう。 カンタンは父母を失ってしまう。
星座盤の十字架の位置にある誕生月の人間が被害者になっていることから、次は義姉のエリザベートが危ないとエステルは警察に進言し、身辺が警護される。しかし、一瞬のスキをつき犯人が現れ、首をしめる。すんでのところで夫のピエールが駆けつけ、助けるが犯人は逃走。顔は確認できなかった。ただ、体格はピエールと同じぐらい、付けていたカツラからは犯人の頭髪は発見されなかった。
この件で、ようやくピエールもエステルを家族として認め始め、仕事を依頼するようになる。エステルは弁護士事務ができるのだった。(MBAも取得している。)エステルはダンサー仕事に嫌気が差しているルームメイトのルシンダに仕事を手伝ってもらうようアシスタントに採用する。
家長のガブリエルは、心臓が悪く死期が近いことを悟り、ピエールに真実を打ち明ける。
警部が鍵を開け、ジルダス伯爵の館に侵入したエレノアは、地下室から50年前の手紙を見つける。なんと筆跡鑑定の結果、ゾディアックと同じことが判明。しかし、担当者は『逆に50年もたって、全く同じ筆跡ということはあり得ない』と驚くべきことを示唆する。死人本人が脅迫状を書いたというのだろうか?
その名前はフランソワ(男性名)!
一体、フランソワとは何者なのか?ガブリエルはエステルの追及に心臓発作を起こす。病院で『お前の母は、私の正体を知っていたんだな』 という言葉を残し彼は死ぬ。
さて、イタリアで消えたマリオンだが、なんとフランスで死体が発見される。どうやら海上で拉致され、その後絞殺され運ばれたらしい。
ところが、容疑者のジルダス伯爵は首吊り死体で発見される。伯爵の妹のイレーヌ判事は、実は父も同じ方法で自殺したのだと、告白する。
第7話~8話
サンタンドレ家の敷地内の木に落雷が落ち、根元付近から50年前の白骨死体が発見される。警察は頭蓋骨の復元を図るが・・・。その結果、体の一部が切断されており、それは殺される前だったということが判明する。また死体の復元画像はピエールにソックリだった。フランソワとはピエールの本当の父親なのか?
一方、脱税容疑でピエールは捕まる。一族の誰かが密告したのか?警部が裏切って情報を財務部に流したのかと疑うエステルだったが(違法な証拠は、採用されない)、担当刑事(ケレール警部の昔の恋人)はルートは違うと言明する。
ジェロームとエステルがクラブにいると、警官の格好をした男が、『警部が呼んでいる、迎えに来た』という。不審に思ったエステルは、とっさにトイレに行くといって電話で確認しようとするがつながらない。部屋に押し込まれ、男に殺されかかるが、警察が駆けつけ男は逮捕される。カツラをしていたことから、エリザベートの首を絞めた男と同一人物かと思われる。
その男=マルク・フォンタナは、しかし、単にゾディアック事件を利用して、便乗しただけだった。恐喝や詐欺、殺人未遂。FBIの特別捜査官(プロファイラー)もフォンタナは従犯で主犯ではないと分析する。
ケレール警部の忠告にもかかわらず、マチアスは計画通り、サンタンドレ家の現金輸送車を襲う。ケレールの密偵も疑われるが、否定を貫く。マティアスは作戦を決行するが結局、警官隊に包囲されマチアスは逮捕される。
エステルの努力でピエールが釈放される。ただし、経営には参加できない。笑顔で帰宅したピエールだったが本当の父が、父だと思っていた男に殺されたことを知り、事業も失敗したことで悲観し、ピストル自殺をしようとする。だが、未来を読めるカンタンは書斎で自殺しようとする彼をつけ、エステルを呼ぶ。それでも自殺しようとするピエールだったが、エステルの言葉のおかげで、自殺を思い留まる。『何も知らないままで死んでいいの?』かと。
エステルは墓の名前から、フランソワには妹がいてその名前はビクトワールと知る。50年前に死んだ男の名前はフランソワ・シプリアン。私の祖母の姓と同じよ。とエステルはピエールに打ち明ける。
エステルは母に『祖母は生きているのね!』と問い詰めると、母は祖母は異常だ、一緒には暮らせないのだと言う。エステルが祖母の家に行くと、振り返りもせずに祖母は言う。『待っていたわ、エステル』・・・
なんと祖母も超能力者だったのだ!殺されたフランソワは祖母の兄、つまりエステルの大叔父だったのだ。父のガブリエルは実は祖母の恋人で、祖母を捨てて大叔父フランソワの婚約者を奪って結婚し、サンタンドレ家の財産を得たのだった。祖母の名前はヴィクトワール。
同時刻、母が車の事故で頭を打ち、重体となり病院へ。車の中にはまたしてもゾディアックの脅迫状が・・・エステルが病院へ駆けつけたとき、心臓の鼓動を告げる器械音が停止。母は死んでしまうのか???
つづく
フランソワっていうから女性だと勘違いしますよね。
とにかく登場人物が多くて顔と名前を覚えるのに手間取りました(>_<)
by サンダース (2008-04-22 19:40)
サンダースさん、ありがとうございます。
そうなんですよ。私も昔、そう思っていました。男はフランソワ、女はフランソワーズなんですね。因みにサイボーグ003もフランソワーズです。
今日は1時間時間を間違えてしまし、白骨したいの場面を見逃してしまいました。なお、私依然、犯人の検討がつきません・・・
ただ、警部ではないですね。だって第二シリーズにでてきますものね。
by 降龍十八掌 (2008-04-22 22:27)
フェイリンさん、ありがとうございます。
伯爵の名前はジリアスだったような。伯爵は家長のガブリエルの妻の兄か姉の息子、つまり義理の甥のようです。
by 降龍十八掌 (2008-04-22 22:30)
私は観ていませんが、ストーリーを上手に書かれている事に感心しています。
by たいちさん (2008-04-22 23:55)
たいちさん、いつもありがとうございます。
褒めていただき、恐縮です。今見直してみると、間違っているところがありますね。祖母がピエールの妹のはずないですね。(世代が違いますから)よって、祖母はフランソワの妹の間違いでした。
by 降龍十八掌 (2008-04-23 10:01)
訂正
伯爵の名前はジルダスでした。
by 降龍十八掌 (2008-04-23 10:27)