数学の勉強方法 [理系学問]
思うに数学の勉強って将棋の勉強に似ている。
要は実力をつける、の一言に尽きるのですが、では実力って何?
と言われると説明するのは難しい。
将棋は誰しも最初は、誰かに手ほどきしてもらわなければならない。
やがて本を読んで定跡や手筋を覚え、いろんな人との実戦を重ねて上達していく。
だが、中原名人が言うように『将棋は研究してもそんなに強くなりません』という言葉も厳しい現実のようだ。
まあ、数学の大学受験程度の勉強(たとえ東大入試でも)だと、将棋の名人レベルの話とは比較にならないものだが・・・
将棋の場合、定跡の前に常識というものがある。シロウトの将棋の場合、これがない人が多い。さらに、格言といのもあって、これがなかなか役に立つ。
では、数学にもこの格言みたいなものがあるか?本来これが、チャート式のチャートや指針にあたるものだが、
残念ながら、そのネーミングほどチャートや指針がその名に適っているかというとはなはだ企画倒れ・・・って感じでしょうか?
小学校の算数は簡単だったな。テストでも時間が余って仕方なかった。
中学の数学も最初のテスト(なんと50点だった。恥ずかったなぁ)以外は楽勝だった。
だが、中3の3学期ころから、グラフの問題の難しい奴ができなくなった。あれっ?
高校に入り最初の小テスト。因数分解の難問が4題。手も足も出ず。屈辱の0点。
恒等式、ド・モルガンの法則、Etc。うっ進度は速くてついていけない!
高校2年 数Ⅱbなので空間ベクトル、数列など新分野となる。ある日、テストが返され、いきなり名前が呼ばれる。え、えええええええ
なんと俺がトップだよ!そういえば、今回はよく予習していたなぁと改めて思い当たる。
高校3年 なぜか理系のクラスになってしまった。数Ⅲ、わりと頑張りました。極限の計算が面白かったなぁ。補充問題までやったっけ。
東大の問題をみると毎年大問が6題。総合問題ぽい。しかも、既知の問題はまずない。
でも各設問の(1)(2)などは割りと簡単で、中学生でも十分理解できる内容だ。
ただ、計算が速く正確にできないと苦しい。また完答するのもかなり大変だろう。
普通のレベルの生徒がこの手の問題で及第点をとるには、よほど効率よく勉強しないと無理だろう。
独学では無理ではないでしょうか?
コメント 0