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ABC殺人事件 [推理小説]

名作。なんとなく筋は知っているのだが、ドラマは始めてみた。

頭文字がAで始まる村で同じ頭文字Aの老婆が殺される。ABCと名乗る犯人は大胆にもポアロに手紙を送り挑戦してくる。

続いて犯人はB海岸での殺人を予告。Bなる若いウェイトレスが殺される。

いずれの犯行でも、犯人は現場にABC順の鉄道案内(alphabetical railway guide)を残していた。(もちろん、指紋はなしで。)

It was happend. (また)やられた!!

彼女は美人でしたか?(Was/Is she pretty?)ーまたそれだ。

いえいえ、女性の運命は容姿で左右されるのです

Japp on the job. ジャップ警部、捜査中!なる新聞の見出し(韻を踏んでのシャレ)

次はCのチャーストンでだよと、挑戦状。

だが、宛名が間違ったことでポアロのもとへの予告状は2,3日遅れてしまう。

あわてて汽車に乗るポアロとヘイスティングス。だが、間に合わず

資産家のカーマイケル卿(Cの頭文字)は雨の中、執事によって死体が発見される。

数100キロにわたる現場と関連のない被害者たち。

いったい、共通点はなんなのか?(何が目的なのか)

あるいは、狂人の愉快犯なのか?(無差別殺人)

何か関連があるはずというジャップ警部に『いえ、ABC順という以外何もありません』と断言するポアロ。まさか!(You must be!)と驚くヘイスティングス。

3件の被害者の家族を集めて、事情聴取するポアロ。

1件目の姪。3件目の姉とボーイフレンド。3件目の弟。

ポアロに対してやたらsirを繰りかえす若いお嬢さん。昔のイギリスらしい。

続いてカーマイケル夫人と話す。なんと怪しい男を見たという。ストッキングのセールスマンだ。

ありふれた感じの特徴のない中年男だった。(I can’t remember キャントでなくカントに近い発音でいかにも上流階級の金持ちっぽい)

死んだ彼女(ウウェイトレス)の首を絞めて殺す夢を見るんですと、ボーイフレンドがポアロに告白する。

さて、第4の予告状が。次はD。ドンカスター競馬場だ!!

Police must act!!(警察は行動せよ)との新聞の見出し。

当日、競馬が開催されることを知らない警部は、余裕の表情。スポーツにうといですな、と言われて面目なし!!

英語ではRECE といえば、競馬のことですよ。

ミス・グレイ(カーマイケル卿の美人秘書)は夫人の言っていた、セールスマンのことを思い出す。

最初の事件では店にストッキングが、第二の事件では母親は新しいストッキングを娘にプレゼントしていた、これで3件の事件が

ストッキングで繋がった。

あるホテルに、中年の男が泊まっていた。『やるべきことはやらないと』といってスーツケースにストッキングをつめてドンカスターへ出かけていく。部屋には事件を報じる新聞と鉄道案内が。

競馬場を警戒していたが、事件は映画館で起こる。完全に裏をかかれる!!

やがて、ホテルからの通報で、あの特徴のない気弱な中年男が逮捕されるのだが・・・

本当にこの男がやったのだろうか?

殺人を隠すには殺人の中が一番!

 と、競馬場できづいたポアロ。だが、その時既に近くの映画館で殺人は行われていた。

真犯人

なんと犯人はカーマイケル卿の弟だった。年老いた兄の夫人が死ねば、兄の美人秘書のミス・グレイも財産も手に入れるつもりだったのだ。

中年男はドミノ友達で、暗示にかかりやすい性格を利用されただけだったのだ。ナイフをポケットにいれられ、自分でも殺人犯人だと錯覚していたのだ。

(感想)

筋書きとしてはおもしろが、人間そんな簡単に淡々と殺しができるだろうか?

実際問題としては、かなりの無理があるのでは?(もっとも推理小説は全部そうなのだが)

 


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