うちの弟子2 [弟子]
弟子といえば、『るろうに剣心』で飛天御剣流のヒコ師匠が剣心のことをいつも『あのバカ弟子』とよんでいたっけ。まあ、剣心の場合は剣の腕前は一流なので、人斬りになったことを怒っているのだけど。
また、拳法の場合は究極の殺人術なので外国から来た青年を諭して追い返すことなどあるそうだ。前にも書いたが拳法を修行できるのはそれだけの財力と暇のある金持ちだけなのだ。人柄をみこんで・・・・弟子に取るなんてことはまずない、夢物語だそうである。
もっとも、戦後まもないころ台湾にわたった拳法家の中には、大陸の共産党に復讐するためにせっせと子供の弟子に技を教えて『お前ら一人でも多くの共産党員を殺してこい』といったそうだ。
いま南米でおしえておられる蘇老子(秘門蟷螂拳)など、子供のころのケンカで相手を半殺しにしたそうだ。今も相手はその時のヒザげりのせいで子供がいないそうだ。老子の南米人の弟子もタイ式のチャンピオンになったのだが、実際の拳法の技はほとんどがスポーツ格闘技では反則になるので、肘打ちの中のいくつかのバリエーションを教えたそうだ。
さて、拳法はさておき、塾の場合は『お前は見込み無いからダメだ』とはいえない。(?)
なんとかして、学習の習慣をつけさせなくてはならない。また自信を芽生えさせることも必要だ。
入試まであと4ヶ月。ようやく、すこしやる気がでてきたようだ。今回の中間テストで国語で80点をとった弟子もいる。(しかも漢字ができなくて)ようやく、成果がでてきたかな?俺は漢字なんかに時間はさかないからね。フッ、それより読解がすべてだよ。国語は偉大なる出口式ですよ。はっきり言ってほかの参考書はカスだね。(国語ほど教師の力量に差が出る教科はない)しかも、数学の小テストでは最近満点をとりまくっているらしい。うーん、いいぞ。
問題はもう一人のほうなんだが。昨日も『さぼろうとおもったでど、きてよかった!』とぬかす。当たり前だろう、今日数学のテストなのに素数が『2』から始まるとか、マイナスは除外するとか知らないんだからね。
とにかく、弟子の健闘(見当?)を祈る老子の気持ちです。
どなたか、通信簿に1や2があっても差別なく入れてくれる高校しりませんか?(東京多摩地方と川崎・新宿近辺で。公私立といません。)
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