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谷川会長、A級陥落 [囲碁・将棋]

A級順位戦では圧倒的な実績を誇る谷川会長(十七世名人)が、とうとう陥落することになった。A級在位32年、5時間の持ち時間の競馬いえば中距離戦。この順位戦においてめっぽう強い印象があったのですが、会長就任が災いしたかなんと1勝7敗という信じられない成績で陥落となった。(残りは最終局のみ)

一方、挑戦者は羽生がなんとこれまた3年連続挑戦という珍記録をつくった。(現在7勝1敗)

なお、谷川会長は来季はB1組で現役続行を表明。1年での返り咲きを目指す。

このA級(10名)の戦いは熾烈で、毎年2名がB1組から昇級してくるが、ほとんど1年で降級するという恐ろしさ。昨年は独特の解説でも有名な橋本が陥落した。鈴木大介8段も定着できなかった。H24年はあの久保四冠ですら2勝7敗で陥落した。(翌年8勝2敗でA級復帰)

今は藤井元竜王も丸山元名人も在籍していない。

来季は広瀬元王位と阿久津七段が初昇級を決めている。

将棋の進化は日進月歩。A級陥落者でB級1位の高橋九段は1勝10敗はやくもB2組への陥落決定。B級2位の橋本崇載八段も6勝6敗で返り咲きはならなかった。

鬼のすみかかいわれるB級1組は13名。鈴木大介八段は2勝9敗でこれも陥落決定。藤井九段は5勝6敗で残留決定。丸山九段も7勝4敗で順位(B級1組5位)はそのままになりそう。

B1以下の順位戦では同点の場合、順位がものをいうのでおそろしい。A級の名人挑戦者決定のみ同点でのプレーオフがある。


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