魔女の娘、引退 [馬券]
第17回TCK女王杯(JpnⅢ)。昨年このレースで、地方交流戦デビューしたメーデイアはその後5連勝。今日も最後のレースを快勝して6連勝、今後は繁殖生活にはいります。気になったのが、名前の由来。霊媒師はミディアムといいますが、これは英語のミドルと同じで中間の意味だそうです。メーデイアも似ていますが、こちらはギリシャ神話の王女で魔法使い名前だそうで。もっともメーデイア号の母はウイッチフルシンキングでズバリ魔女でした。メデイアとミディアム、語源は単なる偶然でしょうか?
2着のワイルドフラッパーはメーデイア無き後、今後の牝馬重賞戦線の女王の座を約束されたようなもの。今日が初の地方参戦ですが、成績どおりのいい勝負でした。メーデイアはデビュー戦16着の殿負けですが、こちらはデビュ―勝ち。中央の1600万特別も勝ち、前走は牡馬混合戦(オープン)の中央重賞クラス相手に2着。しかも今日は騎手がルメールで、逃げ馬ですから馬券にからまない可能性はほとんどなかった。
女王杯は賞金別定戦で、獲得賞金(地方の場合は賞金総額)約5000万円ごとに1kg増の規定。メーデイアは3kg増の57kgでしたが、快勝しました。昨年はJpnⅠも圧勝していますから、本来なら4kgや5kg増でつりありがとれるところ。楽なハンデでした。競馬はすべてデキレースすが、その辺の理由づけもきちんと考えられているので、推理の要素がありますね。
それにしても、地方ダート交流重賞は同じ馬ばかりが勝ちまくる不自然さはぬぐえません。賞金がほしいなら、どの厩舎だって参加できるはずですがね。まあ、主催者にも事情があるので、追究しませんが。もっとも、賞金の90%は中央が出しているので、当然ながらほとんどの場合、中央馬が3着までを独占します。だいたい、中央馬の出走枠は4~5頭ですが。
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