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24年度上半期の総決算 [番組解析]

第62回安田記念(GⅠ)

今年から夏番組競馬となった伝統のマイル戦。旧時代からいち早く国際競争化(H5年)し、外国馬もしばしば登場し、何度か優勝をさらったこともある特異なレース。

なお、今年からアジア・マイル・チャレンジは中止されたので、サブタイトルから記載が削除された。よって、昨年の優勝馬・3歳馬として大金星を上げたリアルインパクトの優勝はよけいに意味深となっている。

さてマイル戦(約1600m)は、競馬における基本距離単位。軍馬育成という時代が終り、近年はスピードが重視されマイル戦はGⅠレースの中でも最多のレース数7ケを誇る。2歳牡・牝両GⅠ、3歳桜花賞、NKKマイル、そして古馬のヴィクトリアマイル、安田記念、マイルチャンピオンシップと7つ。こうして全ての世代で牝馬限定・一般戦というレースが網羅されてGⅠ体系化が完成した(H21年)。

不思議なことに、この平成21年以降は、アパパネが阪神JF⇒桜花賞⇒ヴィクトリアマイル

エイシンアポロンが朝日杯②着⇒マイルCS、グランプリボスが朝日杯⇒NHKマイル

リアルインパクトが朝日杯②着⇒安田記念、そしてホエールキャプチャが阪神JF②⇒桜花賞②⇒ヴィクトリアマイルと制覇している。

もちろん、それ以前に、阪神JF⇒桜花賞②⇒ヴィクトリアマイル②①したウオッカという化け物がいたという前置きがあるのだが。

こうして、マイルGⅠの活躍馬が限定・集中投入されている理由がわかれば、今週は簡単なレースとなるのだが、初の夏番組化+4日間異形形態+アジアMC廃止といった条件の変化がどう影響するのだろうか?

因みに、昨年優勝のリアルインパクトがステップ戦GⅡ読売マイラーズCで①番人気を裏切り、18着のシンガリ負けしたのが、なんとも興味深い。しかも、一昨年の優勝馬ショウワモダンもその後はなんと二桁着順を積み上げて引退した?という都市伝説がある。

さすがに、リアルインパクトはもう二度とない?アジアマイルチャレンジ対象の安田記念馬だけにゲーム理論においては産業廃棄物以外の何者でもないのだから、せいぜい人気をひきつけてほしいものだ・・・。

 


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コメント 2

たいちさん

マイル戦とは、距離の1マイルという意味だったんですね。
by たいちさん (2012-05-31 19:06) 

降龍十八掌

たいちさん、ありがとうございます。
そうです。スマイルジャック(一昨年、昨年3着)、のマイルではありません。(笑)
by 降龍十八掌 (2012-05-31 20:50) 

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