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一斉減額を考える [番組解析]

片岡先生のブログを見ると、今回の一連の大幅一斉減額いついてのコメントがあった。

『これほどの大規模一斉減額は歴史上初めてのことである』

もう一度整理してみると、減額されないのは、GⅠおよび3歳未勝利戦のみ。因みに2歳新馬戦と未勝利戦の賞金がどうなるかは夏番組が始まるまで分からない。

これだけでも不可解であろう。景気が悪くて?賞金を減額するというのならば、賞金額が大きいGⅠレースこそ最大のリストラ対象であるはずだ。

『今回の賞金改定により、この夏以降、今までには有り得なかった新・賞金体系の勝馬が多数、古馬番組表に現れてくる』・・・事態となった。

だが、『その受け皿として、24年度夏番組以降は大幅な番組改定が用意されているのだ』

なるほど、この春番組(1月~5月)に関しては、ほとんどが昨年と同日程である。もっとも昨年は地震の影響と中京競馬場の改築工事により通常の日程どおりには消化されなかったのであるが。

中日新聞杯(12月)⇒3月   金鯱賞(5月)⇒12月 中京記念(3月)⇒7月

鳴尾記念(12月)⇒6月     朝日チャレンジカップ(9月)⇒12月

あくまでも当初計画されていた正式ダイヤ=番組表をもとに考察すべきである。今年の春番組は若干の重賞日程変更あるのみ。(中日新聞杯が12月から3月に移行)(読売マイラーズカップが京都へ移動)

番組改編の目玉は何と言っても今年の夏番組に集中している。6月第1週から夏番組にするというのも史上初の試みだし、北海道開催を6月第2週から開始と、1週間早めた。と同時に、北海道開催全体を3週間分(6日間)削り、重賞日程もかなり変動した。特に、秋の秋華賞・女王杯の前哨戦となっていたクイーンSが7月下旬の開催となったことは従来の機能が全く働かないのではないかと注目したい。

このような夏番組変動の意図は、新たな賞金体系を経由してくる三歳以上古馬を受け入れるための新しい受け皿として用意されたものであるらしい。


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