第46回シンザン記念 [番組解析]
1着2着が同枠のゾロ目は真正ゾロ目であり、1着戦歴不在のB枠なのだとは思うが、1着3着あるいは2着3着が同枠となるのを見切ることができたら、それは馬券世界の星飛馬・大リーグボール1号なみの芸当といえるだろう。
シンザン記念はその、1着3着同枠という結果となった。1着は牝馬の⑦ジェンティルドンナ。ちょっと馬鹿にして簡単に切ってしまったのだが、よく見たら馬主がサンデーレーシング!つまりブエナビスタやオルフェーヴルと同じ大馬主。今後は気をつけましょう!
問題は3着、4枠⑥プレミアムブルー。完全にノーマークの馬ですから、JRAも意地悪としかいいようがない。
2着はフェアリーSと同じく、穴のマイネル軍団2枠③マイネルアトラクト。ハード調教でならすマイネル軍団は2歳、3歳戦では穴の宝庫。会員馬主なので、早い段階で賞金を稼ぐという特徴はあいかわらず。
さて、シンザン記念といえば、むかし(昭和時代)は駄馬の集まりだったが、最近はH14年にダービー馬タニノギムレット、平成19年には2着にダイワスカーレット、昨年は2着に三冠馬オルフェーヴル、3着桜花賞馬マルセリーナという名馬が馬券となっている。今年は、土曜開催がなかったから、久しぶりの日曜2日目開催という正規型開催となった。
昨年の勝馬は騸馬(去勢馬のこと)のレッドデイヴィスで、危惧していたとおりの2年連続の玉無し!馬の優勝となった。
昨年と今回の1着~3着馬の戦歴を比較すると、一見して共通項はない。少なくとも私には何も発見できない。ただ、今年はフルゲートではなく15頭立てとなったのが影響しているのだろうか?
普段のレースでも、なんとなく1着3着同枠になりそうな臭いがすることがある。その場合は、三連単を狙ってみるよい機会だろう。
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