７番で１５０ヤードは本当か？

今週のゴルフ週刊誌によると、７番アイアンの適正距離は１５０ヤードとありました（ＨＳ４０ｍ毎秒・・・もちろん、ドライバー時のスピードですよね？）。芯でとらえれば、手打ちでも１５０ヤード飛ぶという。つまり、挙げて降ろすだけでも、１４０ヤード前後はでるはず・・・ということ。ちょっと信じられません。逆に１５０ヤード飛ばないとしたら、打ち方に問題がある・・・と書いてありました。だけど、実際問題、多くの一般ゴルファーがそんなに飛ばしているとは思えませんね。

私の場合、会心のヒットでも１３０ヤードラインにピッタリ着地しますよ。３０年以上前のスポルディングのセットアイアン（スティールシャフト）で打っても、最近買った５００円の中古キャビティ（カーボンシャフト）で打ってもまったく同じ飛距離です。

クラブのロフト角の変遷も書いてありました。より飛ぶクラブを歌い文句に、実際には同じ番手でロフト角を減らしたのが現代のクラブ事情です。ただ、これは日本だけ！・・・って書いてありました。アメリカでは、２０年前も今もロフト角は変わっていないそうです。今はやりの、ウェッジなどはあくまでオプション販売なのだと書いてありました。

昔の５番アイアンが２８度だったのに対して、現代のお助けキャビティだと２４度程度とか。これだと２番手分違ってきます。つまり、昔の３番アイアンを５番アイアンと表示して売っているということです。

ためしに、カタログを見てみるとマルマンさんのメガ・シャトル・アイアンは５番で２２度という強兵でした。因みに１本２６、２５０円也。歌い文句は

『８番アイアンで１５０ヤードを狙う』・・・なるほどぉ～！先月の試打で、マルマンさんの７番（ロフト２９．５度）で１５０ヤード近く飛ばしたのは本当だったと納得。ただ、あれはなんと一本６８，２５０円のＭＡＪＥＳＴＹ・ＰＲＥＳＴＩＧＩＯ（ゴールド・プレミアム）でした。やはり、５００円の中古クラブでは１５０ヤードは絶対無理！

昔のクラブは、５番で２７度、６番で３０度、７番で３４度ぐらいだと思われるので、７番で１４０ヤードが適正値か？キャリーで１３０ヤード、ランを含めて１４０ヤードというのなら話はわかるのだが・・・。

コメント 2

飛距離より確実性の方が大事では。上手な人は、両方求めるのでしょうけど。
by たいちさん (2011-05-13 11:31) 

７番程度までは当然、まっすぐ飛ぶという前提です。（笑）しかも、バックスピンが効いてピタリと止まらないと意味がないですね・・・。（汗）
でないとプロテスト受験の資格すら得られませんので。
by 降龍十八掌 (2011-05-13 13:37)