関東・日本王国～お菊伝説：神鵰記：SSブログ

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関東・日本王国～お菊伝説　[歴史] [編集]

テレビ東京（１２ｃｈ）では、いつのまにか『新説日本ミステリー』という番組をやっていたんですね。今まで、夜の仕事だったので、まったく知りませんでした。これを見るのは２回目です。

昔やっていた、ＵＳＯ（ウソ？ユーエスオー）という番組にちょっと、似ています。もっとも、恐れ多くも学会に楯突くような斬新な内容なので、メジャーな局では絶対無理でしょうね。本で言うと、学研の『ムー』のような感じ（笑）。

白虎（ゴルゴ松本）と青龍（松方弘樹）というキャラに、ゲストが登場する形。いわゆるウソ・妄想だらけの通説派を代表するのが青龍で、それに対して、新説・真説を提言・披露するのが白虎という、非常にうまい設定です。完全に、日本の歴史学界を皮肉った構成ですね。それにしても、ゴルゴ松本。３０人３１脚と競馬場のゲストぐらいにしかでない、売れない芸人だと思っていたら、アフレコが非常に上手い！見直しました。で、最後にゲストの芸能人が、新説に対して是か非か判断するという、ヤラセ的な構成をとる。

夕べは、黄金の冠、ベルト、靴まで履いていた関東王国の王様が取り上げられました。巨大古墳の数でいうと、関東は近畿の倍以上あるというこ。驚きました。そんなこと教科書には載っていないもんね。６０メートル以上のあの巨大古墳が、ミステリーサークルの数より多いんじゃないの？と思うぐらいです。しかも、関東には巨大な王都が存在した。近畿の大和王朝がいっさい、城郭・王都の類を持たなかったのと対照的です。しかも、関東王国は多数の騎馬軍団を保持していた。

しかし、こんな王国がなぜ、滅んだのか？それが不思議？？？

そのほかのテーマ

1　番町皿屋敷のモデル・本当のお菊さんは、井伊直弼で有名な彦根（滋賀県）の人だった。（お岩さんじゃないよ！うらめしや～）

　孕石（はらめいし）家の若様は、許婚がいたが実は、侍女のお菊とできていた。女心の愚かさのゆえか、お菊は好いた人の気持ちを試そうと、家宝の皿を（１０枚セット？）１枚、わざと割ってしまう。当然許した、若様であったが、後にそれが自分の気持ちを試すための故意の仕業であったことを知り、『武士の面目を潰された』と激怒。残りの皿も全て、自ら割ってしまう。私をお斬りくださいと謝るお菊に対して、ワシは生涯妻は娶らぬと誓って、涙ながらにお菊を脇差で手討ちにする。その後、世捨て人になったのか？静岡に旅したとき当地のあるお寺にその脇差を納めて、死んだら一緒に埋めてほしいと住職に頼んだという。なお、彼は天寿を全うしたという。

・・・なんと会談ではなくて、純愛物語であったという。しかも、場所は東京の番町でなくて、滋賀県のお話。このお菊の皿が滋賀県のお寺に残っており、そのお菊を斬ったという脇差も静岡のお寺に伝説とともに保管されているんですね。いやぁ～、いい話ですね。

なお、お菊伝説は全国にあることから、民俗学者の柳田國男は『お菊という名前は、固有名詞ではなくて、身分の低い女性に用いられる通称ではなかったか』という推理をしているそうです。

因みに、江戸時代の武家屋敷などでは、いびり・いじめによる自殺が多かったそうです。（いじめは現代ばかりじゃないんですね）実際に、いま、篤姫で話題の大奥では、いじめを苦にして井戸に飛び込む女中が後を絶たなかったようで、井戸にふたをする役目があったとか！いやぁ～、それでも、ふたをはずして自殺したんでしょうかねぇ～

女のいびりは鬼よりこわいのじゃ～

そういえば、夕べのヒーローズでも、転校したクレアはさっそく、我が物顔に振舞うチアリーダーたちにいじめられていましたね。いじめは古今東西を問わないようです。『人気者でなければ、人ではない』ってか？

これで、少しは涼しくなりましたでしょうか？夏はやはり、怪談ですね。　　

２　頼朝はなぜ、三浦氏を味方にできたのか？

　頼朝軍は水軍が多かった。水軍の本拠は、紀伊や四国、安房（千葉県）などである。確かに、これらの地方を地図でみると、同じ地名がたくさんあります。たとえば、四国の阿波も同じアワという発音ですね。そういえば、千葉（チバ）もシボ族から来ていると、億ウソで読んだ記憶があります。彼ら水軍は、古の邪馬壹（壱）国の末裔かもしれません。熊野・河野なども同じ語源らしいですね。

2008-07-30 11:15 nice!(2) コメント(4) トラックバック(0)
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