SSブログ

ファイナル・ファンタジーX(10)あらすじ① [ゲーム]

プレステ2での最初の作品。初めて可能となった高画質ムービーにより、透明な液体の水の表現が話題を呼んだ。コンビニでのプロモーションビデオではガクトが『水の表現がすばらしい』とコメントしていたような記憶があります。 また、FF史上初めて、声優によるセリフが付いたゲームとなった。

なお、従来のワールドマップは廃止され、場面は自動的に切り替わるようになった。

*特にリュックの声は、NHKドラマの『七番目の小夜子』に準主役だったマアこと松森まりか が担当しており、非常にキャラが立っていてよかった。

物語

1 ザナルカンド~『物語のはじまり』

過去か未来か?ある惑星での話。巨大な高層ビルと立体道路が並び立ち、夜通し煌々と電気が光り輝く都市ザナルカンドではブリッツボールと呼ばれるプロスポーツが人気だった。ザナルカンド・エイブスの若きエース、金髪青い目のディーダ、16歳は現在、母子家庭。10年前、同じくプロ・ブリッツボールの最高選手だった父のジェクトは練習になぞの失踪を遂げていた。

*ブリッツボール 人工的な巨大な水球のなかで行われるハンドボールのようなスポーツ。ブリッツボールの選手は水中でずっと呼吸ができる。

そらから10年後、スタジアムでは、その名選手だった父ジェクトに因んだ、ジェクト杯争奪のビッグ・ゲーム・トーナメントが行われようとしていた。だが、人々が平和によいしれているこの瞬間に、未来近代都市ザナルカンドには巨大な波波が近づいていたのだった。

『いいッすよ!』『あいよっ!』試合前、群がるファンや子どもたちにサインをするディーダ。『ブリッツボールを教えて!』とせがむ子どもたちに『これから試合だっつーの』と答えるが『じゃぁ、終わってから・・・』と子どもたちはまたせがむ。すると、フードを被った見慣れぬ少年がつぶやく。『だめだよ、今夜は・・・』     『そうそう、明日、明日』と子どもたちに約束してスタジアムに急ぐ・・・

街にはラジオの中継が流れる。『今夜注目のジェクト杯。今夜はその血を受け継ぐアイツが登場。いったい、幻のあのシュート(ジェクトシュート2号)は見られるのかぁー?!』途中、ビルに表示された巨大なジェクトのスクリーンを見上げながら『クソ親じめっ』と悪態をつく。

*愛情表現の苦手なジェクトはいつもディーダをいじめて泣かせていた。よってディーダは父が大ッキライ・・・なのだ。

試合が始まった。強烈な肉弾戦。選手には男も女も関係ない。熱狂する観衆。だが、シュートを放つために水球から飛び出し、後方宙返り(スワン)をしながらシュート体制に入ったディーダの目に映ったのは信じられない光景だった・・・

巨大は津波がザナルカンドにせまり、海中から閃光がきらめき都市を襲う、爆発し崩壊するビル。パニックになる人々。

かろうじて無事に道路に着地したディーダを待っていたのは、知人のアーロン(設定は30才代)だった。真紅の着物に酒の入った徳利、右手には巨大な刀をもち、左手は怪我のため麻痺しており、胸の前で固定している。

『アーロン、何ボサッとしてんだよぉ!』 『お前を待っていた。』

『またワケわかんないことを・・・』理解不能のディーダ。アーロンは津波の方へ歩いていく、すると途中で一瞬、まわりの時空が停止する、だが、一人、さきほどの謎の少年がまた現れつぶやく。

『始まるよ、・・・泣かないで』

時間が動きだした時、少年の姿はなかった。アーロンを追うと、『見ろ、俺たちはシン(原罪)と呼んでいる。』と巨大な海の水の塊を指差す。津波だと思っていたものは、巨大な水球の塊となって空中高く浮かんでいた。

巨大な水球から巨大なパイナップルかソテツを思わせる怪物(中ボスキャラ・シンのカケラ)が飛び出してきてハイウェイに刺さる。そして、その先の尖った葉の部分から巨大な魚のウロコ状の小魔物(コケラズク)が無数飛び出してくる。そのときアーロンが巨大な剣を渡してよこす。『使え。ジェクトからの土産だ。』『オヤジの?』『使い方は実戦でな、・・・ザコにはかまうな、突破するぞ!』最初、あまりの重さに落としかけた剣であったが、持ち前の運動能力ですぐさま剣を使いこなす。

とぎれたハイウェイの手前で、アーロンが待ち受けている。『迎えが来ている。行け!』

『いいんだな』 上空の巨大な水の塊の底の部分にあたる渦を見上げながらアーロンがつぶやく。一体誰に向かって話しているのか?  渦の中心には穴が開き、建物の瓦礫がすべて吸い込まれていく。

『覚悟を決めろ、他の誰でもない、これは お前の物語だ! 』

気を失っていたディーダだが、オヤジのジェクトの『おい!』 と呼ぶ声で目を覚ます。どうやら夢を見ていたようだ。眼下には燃え上がる建物の炎とザナルカンドの都市全体が見える、彼自身は空中(実は水中)を漂っている。都市全体が水につつまれている。

さまよっていると、幼い時の自分が見える。父を失い、誰でもいいから傍にいてほしい・・・と思ったころの自分だ。そのうち頭がぼーとなって、夢を見ているような気持ちになって・・・

 

ふたたび気付いたとき、彼は海の中で、埋没した古い遺跡にしがみついていた。周り中には、海に半分以上沈んだ遺跡の柱が見える。

2 スピラ~仲間たちとの出会い

海中の神殿で暖を取ったディーダ。夢の中で命日の日のことを思い出す。

自宅のデイーダの部屋。アーロンが言う。『今日は完全にお前のミスで負けた。』『そんなこと言いに来たのかよ』『いや、今日は命日だ・・・』『・・・』『一人で泣いているかともってな』『泣くか、ッつーの』、『泣いてたよ』と謎のフードの少年が現れて消える。

夢から覚めると突然、謎の覆面集団に襲われる。しかも、なんと、言葉が通じない!彼らの船に乗せられるが、飯の分は働かねばならない。彼らは べルベド族であり言葉が違うのだが、幸運なことに、一人の少女だけが通訳をできるのだった。彼女の名はリュック。『ここはどこなんだ。俺はザナルカンドから来た』という彼に、リュックは言う。『シンに近づいた人は、頭がグルグルになっちゃうんだって、だからチイ(=キミのこと)も夢かなんか見たんだよ。・・・ ザナルカンドなんて1000年前に滅んじゃったんだから・・・』  『信じらんないって、(マジッすか?!)』状態のディーダ。

『ザナルカンドから来たなんて人には言わない方がいいよ、あそこはエボンの聖地なんだから、怒る人がいるかもしれないからね』 

飯のために、水中にもぐって一働きしたディーダ。(ブリッツボールの選手なので水中は得意)

『おー!めし~!』一心地ついたのの束の間、またしても海上にシンが現れる。船のデッキから海へ落ち、ディーダが一人、流れ着いた砂浜では、青年たちがブリッツボールの練習をしていた。飛んできたボールをシュートで返すディーダ。それを見た青年たちは、あまりの凄さに驚愕する。『すんげぇ!』

彼らのリーダーはワッカ、22歳。昨年、シンにより弟チャックを失ったばかりの人のいい青年だった。彼はこの村=ビサイドの青年団長的存在だった。『飯は食わせるから、今度の大会に出てくれないか?』 青年たちは、村のチーム=ビサイド・オーラカの選手たちだった。万年未勝利のチームの負けイヌ根性を見て、ディーダは喝を入れる。

『目標は・・・優勝だ!

村では、何処へ行っても真実を言えず、リュックに教えられたとおり『オレ、シンに近づきすぎて毒気にやられたんだ』と言い訳をしながらこの異世界の風習や常識を覚えていくほかはなかった。村につくと、召喚使が神殿から一日たっても出てこないという。直行型のディーダは掟を無視して、神殿の奥に入る。しかし、神殿から出てきた召喚使サマは、想像していたおじさんどころか彼と同い年の少女ユウナだった。ユウナは神殿に祈りを捧げ、村の神殿に封印されている幻獣ヴァルファーレの召喚に成功し、従召喚使としての試験に合格したのだった。そこで彼は、ユウナを守るガードの黒魔術師、ルールー、23歳ちょっとというよりかなりのオコリンボで超グラマーな美女と年齢不詳の一角獣族ロンゾの青年キマリにであう。ユウナの父ブラスカ大召喚使として10年前、シンを倒した英雄だった。(なお、シンを完全・永遠に倒すことは不可能とされている)その夜、旅立ちの祝いの席で、ユウナは『ザナルカンドの話をきかせて』と意外な言葉をささやく。いよいよ船出、村人たちはなぜか泣きながら一行を見送るのだった。

次の村・キーリカへの旅の船の上で、彼女は亡きディーダの父ジェクトは、彼女の父ブラスカのガードだったと教える。幼いころ、彼女はジェクトにザナルカンドの話を聞いたというのだ。

*10年前、ディーダと同様に別世界に来てしまったジェクトは、帰ることをあきらめて、召喚使のガードになったのだった。

ユウナはシンとの最終決戦のため、この世界スピラの各地のエボン神殿を回りながら、召喚獣を会得していかなければならない。次の目的地はキーリカ。キーリカの神殿では、ブリッツボールの必勝祈願もお願いする予定だ。しかし、その船旅の途中でまたしてもシンが襲ってくる。シンのもたらす津波は、キーリカの村をも襲い多数の死人がでる。その死人が迷って魔物になるのを防ぐため、ユウナは召喚使としてのもう一つの仕事、死者の魂の異界送りの儀式を執り行う。⇒youtube映像


nice!(4)  コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 4

コメント 9

たいちさん

youtubeをクリックして観ました。美しい映像ですね。
by たいちさん (2008-04-29 15:03) 

サンダース

私はこのFF10を最後にFFから引退しました。
次のFF11の通信対戦について行けなかったのです(>_<)
by サンダース (2008-04-29 19:56) 

Tomo

FFってこんなストーリーだったんですね。面白そう。この前Xboxを買ったのですが、FFってあるんでしょうか。
by Tomo (2008-04-29 21:24) 

降龍十八掌

たいちさん、ありがとうございます。
もっといろんな画像があるのですが、youtubeをざっと検索したところ、欲しい画像がすぐにでませんでした。
by 降龍十八掌 (2008-04-29 21:25) 

降龍十八掌

サンダースさん、ありがとうございます。
わたしはスピンオフしたX-2を英語版でやったのが最後です。11や12はまだやっていないので、なんとも言えないですね。
by 降龍十八掌 (2008-04-29 21:27) 

降龍十八掌

Tomoさん、こんばんは。X-BOXではFF11しかできないのではないでしょうか。因みにわたしは、プレステとドリームキャスト(もう死後でしょうか)しかないので、最近の器械のことはまるでわかりません。

DSとかXキューブとか、チンプンカンプンです。通信ゲームのやり方も知りません。どうやって設定するんでしょうね?
by 降龍十八掌 (2008-04-29 21:42) 

collet

はあ~、これがかのファイナル・ファンタジーというのの一部ですか~(@_@;)
何やら、聞き慣れない言葉ばかりでわたしにはチンプンカンプンです。
でもストーリーはちゃんとあるのですね。
それも、なかなかドラマティックな・・・(~_~;)
それに映像も綺麗ですね~
あっ、そういえば・・・太王四神器もゲームにする?とかの話があるそうですよ。
by collet (2008-04-30 14:03) 

降龍十八掌

colletさん、ありがとうございます。

チンプンカンプンでしたか?本当は、さらに魔法や技の名前があるんですよ。

話は本当にドラマチックですよ。普通の映画を観るより、感情移入できますひ、何十時間も楽しめます。繰り返しやっても、楽しいものです。

太王四神記と似ているのは、ストーリーでなくて、最初の古代のシーンがゲームの幻獣のシーンでに似ている・・・ということのようです。
by 降龍十八掌 (2008-04-30 20:53) 

降龍十八掌

aburayaさん、ありがとございます。

暑いですが、お仕事がんばってください。
by 降龍十八掌 (2008-04-30 20:55) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。