家なき娘 [アニメ]
Ceciliaさんのブログで、家なき子レミの記事を拝見し、原作者の名前を始めて知った。
もちろん、舞台と同じフランスの人で、エクトール・アンリ・マロ。明治時代に当たる。フランスでも長く教科書に使われたというから、夏目漱石のような名文家ということなのだろう。ぜひ、フランス語の原作を読んでみたいものです。
さて、調べるとこの人はもう一つの有名な作品があって
家なき娘(少女)
というのがあるそうです!!今まで、まったく気付きませんでした。確かに小公女と小公子があるのは知っていましたが、(文学全集の題名とかで目にしますから)、まさか家なき子の娘版があるなんて!
しかも同じ人の原作で!
なんでこっちは有名じゃないんでしょうかね?
でも、なんと!
この家なき娘は実は
ペリーヌ物語だったんですって!(驚)
因みに、原作の題名は
SANS FAMILLE =英語風にすると WITHOUT FAMILY (家なき子)
EN FAMILLE =IN FAMILY (家なき娘)
ということなので、家なき子は直訳すると『孤児、みなしご』という感じ。わたしだったら、『ひとりぼっち』と翻訳したかもしれません。確かに『家なき子』は名訳かもしれません。もっとも、明治・大正の頃はレ・ミゼラブル(貧困層)を『ああ、無情!』と誤訳した名(迷?)訳もありますが・・・
一方、家なき娘の方は、まったく正反対の題名なんですね。でも、ペリーヌが金持ちの父方のおじいさんの家族になれるのは最後の方だそうですから、それまでは苦労が続くそうなんですが。(母がインド人という設定らしい。それで、名乗ることができずに、正体を隠しておじいさんの農場か工場で、おしんよろしくせっせとはたらくというわけですね)
おしん・・・で思い出しましたが、
ダイコン飯、でなくて
実は、シンデレラの最初のころの邦題は
『おしん物語』だったと、昔、クイズ番組にありました。
シンが名前でデレラが苗字か?
昔の翻訳っておもしれぇ~。というか、これが本当の翻訳なんだろうけど。
記事の紹介、ありがとうございます!
私は「家なき少女」という題で読みましたが、有名だと思い込んでいました。
「家なき娘」、大好きでした。
ところで立ち読み程度で偕成社文庫を読んでいますが、ボスニアの旅の部分は原作にあったのでしょうか?
アニメの最初のほう(11話まで)見ましたが、ボスニアやイタリアを旅する部分は原作になかった気が・・・。
by Cecilia (2008-02-12 13:14)
「家なき子」の記事、ちょっと追記しました。
by Cecilia (2008-02-12 14:14)
Ceciliaさん、ありがとうございます!
一般的には有名なのかもしれませんね。でも、ドラマや映画になったものを見たことがないので、レミの方が有名すぎるのかもしれません。
私は、おはずかしいですが、本は読んでいません。実はアニメもほとんど、見ていません。あまり好きになれなかったのですね。
フランス語もほとんど忘れていますから、まあ、今後も読むことは無いかも・・・。大体、フランス語の辞書が今はありません。
by 降龍十八章 (2008-02-12 15:10)
私の記事にも書きましたが、
z+1/zは「相加平均相乗平均の公式」を使います。
by ノリネコ (2008-02-12 22:43)
ノリネコ先生、ありがとうございます!!
大助かりです。
by 降龍十八章 (2008-02-13 08:56)