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今週の大祚栄(テジョヨン) [韓国ドラマ]

現在、西暦666年。高句麗滅亡まで、後2年である。

臥薪嘗胆して先帝(李世民)の仇を討とうとがんばる契丹系の唐将軍、薛仁貴(韓国読みはソル・リンギ)。今日は久しぶりにカッコヨク決めてくれた。ラストの3分で、和睦の使者をぶった切り、真っ赤な鮮血の返り血を浴びる。

この20年近く前、高句麗遠征でピンチとなった先帝・李世民(太宗)を、白い鎧を血で真っ赤に染めながら救ったという伝説の英雄が、薛仁貴だそうです。

一方、高句麗の英雄・大莫離支=淵蓋蘇文(ヨン・ゲソムン)の息子の淵男生(ヨン・ナムセン)は、なんと敵国に寝返って唐に忠誠を誓い、唐軍の先方として遼東へ迫る。一体、この後どうなるのか?(三国志でも、姜維は魏に寝返ったふりをして、蜀再興を目指しますが結局、討ち取られてしますね)

今、韓国では、唐との和平を願う大臣のプ・ギオン(漢字が不明)が売国奴として国中の批判を浴びているという。俳優さんが可愛そう。この俳優さん、実は前作の『太祖・王権』(高麗の創始者のドラマ)では、主役・王権(ワン・ゴン)の名参謀役を演じた人で、善玉だったのですが・・・。過激な韓国だけに、今は道も歩けないのでは?と心配しております。今の日本でいうと、まるで守屋事務次官みたい。しかし、たかがドラマでここまで過敏に反応する韓国人って・・・(しかも、1300年以上前のことだぞ)

 

歴史的には、唐と同盟を結ぶ新羅倭国も関係したと思うのだが、ドラマではほとんど説明されない。(今日の放送で、わずかに新羅の動きがコメントされた程度)

日本の学校ではほとんど教わらない分野だけに、こうしてドラマにしてもらると、とても解りやすい。流石に朝鮮・韓国は本場だけあって、よく歴史を研究しており、いいドラマに仕上がっている。

とにかく、中学・高校生に見てもらいたい番組である。

*因みに、淵蓋蘇文は本当は死んでおらず、日本列島へ落ち延びて天武天皇になったという話を知っていてもらうとなおいいのだが・・・


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