谷川、復活 [囲碁・将棋]
谷川先生は変わった方だ。性格ではない。
タイトルを獲るのは得意だが、防衛が大の苦手なのだ。
後、年下を妙に意識する。つまり格下の相手だと気合が入らないんですね。どうしても、かって当たり前という意識があるので真剣に打ち込めない。のではないかと推察する。
谷川先生は対等と認めるのはかつての中原名人と羽生三冠王ぐらいだろう。
格下の相手に取りこぼしが多いのもおそらく、気合とプライドの問題だろう。
もっとも攻め将棋の人はポカが多い。これは競馬で言えば追い込み馬みたいなもんで、派手な差しきりもあるが、凡走することも多い。升田先生もそうだった。それに比べて名人の座に長く居座った大山・中原名人は基本的には受け将棋だ。絶妙の受けの切り返しが得意。これはシンザンかシンボリルドルフみたいなもんだ。ただ、中年以降の中原先生はとてつもない急戦将棋の相懸りの将棋で楽しませてくれたが。
さて、森内名人という華のない棋士を相手に二連敗の谷川先生だったが、開き直ったのか、ようやく本領発揮の光速の寄せで快勝した。なんか復活の予感。F1でいえば王者、ミハエル・シューマッハが復活したような感じ。
史上初の三度目の名人復位がみられるような予感がする。
それにしても、松井。大殺界だろうか?とんだ大怪我。
細木先生に占ってもらった方がいいかも。
誰です?WBCをサボった罰だなんていっている人は・・・(僕です)
コメントをいただいたお礼にこちらにもコメントさせていただきます。去年の記事ということですが、当時の谷川VS森内の一局はなかなか見応えもありましたね。今年(2007年)は挑戦権も得られずに来ているので何とか次回に期待したいところですね。
by (2007-07-04 13:50)
たーぼさん、コメントありがとうございます。
自分でこんな記事を書いていたなんて完全に忘れいたましたね。
谷川先生は順位戦では滅法勝率が高いので、常に期待感があります。
by 降龍十八章 (2007-07-04 22:42)