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ジェーン・エア [読書]

ジェーン・エアのペンギンブックを読んだ。

原作ではなく、子供向けに書かれた英語の本。昔の中学生が夏休みに読んだぐらいのコンパクトで薄いアレです。

レベルは中表示で単語数1300程度とある。英語は英国風、作品の種類はクラシック(名作?ってことでしょうか。別に古文じゃないからな)

ブロンテ三姉妹(なんか妖怪の三姉妹みたいだけど)の名作ですね。嵐が丘もたしかそうでしたか?『ジェーン・エア』。なんか女優のジェーン・フォンダみたいでかっこいいタイトルなんで、なんとなく知っていたのだが、今までまったく読んだことがなかった。だた、なんとなく悲劇なのかなぁと思っていたのだが・・・

子供向けに書かれているので、仮定法(敬語はあるけどね)と分詞構文は一切なし。一気に読みきれる。でも、原作はダビンチコードの厚さぐらいあるのでしょうか?あらすじだけで、心理描写が一切なかったって感じです。

ちょっと、スリラーっぽいところもあって結構、おもしろい。主人公はそんなに美人ではないらしい。でも映画だったら、きっと美人のヒロインになるんでしょうね。

作者のシャーロッテ・ブロンテは1800年代の女性。当時の寄宿舎は、冷たく環境も悪く、死ぬ生徒が多かったようです。一種の社会福祉施設だったようですね。親もわざわざ、子供を殺すために入学させるようなもんだったようです。彼女も結局、わずか40歳ぐらいの人生だったようです。(姉達は学校で、妹や弟も先に死んでいます。)

 


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Cecilia

中学時代からの愛読書です。(これで読書感想文を書こうとしたら、母親に反対されてしまいました。確かに大人になってから読み返したら、重婚しそうになったりとかいろいろと「大人の問題」が出てくるので中学生向きではなかったかもしれませんが・・・。)
映画もいくつか出ているようですが、私が見たのは一番最近のものだと思いますが、それも結構良かったです。「影のある男性」が好きな私はロチェスター様が好きでした。
その寄宿舎(孤児院)の描写が大変気になっています。
「オリバーツイスト」に出てくる「おかゆ」と同じだと思いますが、”ポリッジ”を食べてみたいです。(どんなにまずいかと・・・。)
寄宿舎の偉い人であるブロックルハーストさん(牧師ですね。)、大嫌いです。

昨日は私のほうにたくさんコメントをくださってありがとうございます。(たぶん全部にお返事は書けているはずですがご覧下さい。)
私も降龍さんの過去記事、非常に興味深く、たくさんコメントしたいと思っていたのですが、先を越されて(?)しまいました。これから少しずつコメントさせていただきますね。
by Cecilia (2006-05-29 09:45) 

降龍十八章

おはようございます。
恥ずかしながら、ペリカンブックスでわずか20ページぐらいの本でしたので、中間テストが終わったら原作(新潮文庫で上下二冊)を読もうと思っています。
私もCeciliaさんのほかのジャンルも読ませていただきます。
by 降龍十八章 (2006-05-29 10:25) 

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