やっぱりウソだった聖徳太子? [歴史]
今日立ち読みした本から
1 聖徳太子の本名はかわっていない(兄弟の名前はわかっているのに)
2 大化の改新は明治時代ぐらいから、とりあげられるようになった
頼山陽ぐらいころからようやく始まり、明治維新以降に大々的に評価されるようになったとのこ。
つまり、それ以前はまったく取り上げられいないつまらない出来事だったらしい。
すると、いまの歴史教育で花形的な扱いをされているのは、全くおかしいことですね。
どうやら明治維新を正当化するために、あの偉い聖徳太子の意思をついで大化の改新を行ったという創作らしいですね。なるほど。
とにかく、何かと利用するに便利な聖徳太子ということですか。
あの元祖国学の本居宣長ですら、大化の改新(当時はこの言葉も無かった)なんて中国の(易姓革命?律令の導入の点で?)真似事だとして、むしろマイナスの評価をしていたとのこと。
今の社会科の教師は全面的に反省が必要ですね。本当に教科書の鵜呑みは怖いことです。
こんにちは 、こんな前の記事にコメントつけちゃってごめんです。
聞きかじりですが、大化の改新や建武の新政って、明治政府の正当性を、天皇の政治を知らない国民に印象づけるためのプロパガンダだそうです。
僕の習っていたころの日本史では、大化の改新によって天皇親政が復活して中央集権国家になったみたいに書いてありましたっけ。中央集権なんて当時ありえない話です。
逆に、江戸時代の政治は、否定的に記させることが多く、明治維新の必然性を主張し易い
ようになっています。
第二次大戦後に教科書を直せば良かったんでしょうが、歴史の教科書を最初っから直すのは大変だったのでしょう。困った遺産ですね。
by hideo (2005-09-23 17:27)
先生、コメントありがとうございます。
天皇制おそるべし!です。
憲法改正なら、まず第一章からと言いたいですね。
by 降龍十八章 (2005-09-24 21:51)