別府真衣、中央初登場 [馬券]
高知競馬の女性騎手、別府真衣ちゃんが中央競馬に初登場した。
地方女性騎手の参戦は1999年(新潟3歳S)以来だという。クロスオーバーという意味深な名前の馬で参戦しただけに何かのサインだと思う。7枠⑩番。ただ、どうしてこんな馬が参戦できるのか理解に苦しむ。
もちろん、優先出走権はない。今や、有名無実化したか廃止された地方代表ブロック戦。制度開始のH7年にはあったと思うが、今や耳にすることはない。結局、中央馬がフルゲートに満たなかったから出走できたのだが、賞金の安い高知競馬の馬がわざわざ勝機もないのに登録料5万円を払っての出走ですわ。ちなみに中央馬の場合は第1回特別登録がわずか1万円となっていますね。(ただし、実際に出走する馬は第2回登録で残りの4万円を払うみたい・・・)
クロスオーバーが勝った高知競馬のC2-2の1着賞金はわずか10万円ですよ。その後、1月に3歳牝馬のオープンレースで勝ち100万円を獲得。馬主さんは80万円もらえますから、それで気が大きくなったんですかね?あと、未勝利勝ちのときに40万円を獲得。高知で17戦3勝というひどい成績でよくもまあ中央の桜花賞トライアルに出走したとあきれてしまいますね。せめてJRA認定の2歳戦(新馬・未勝利)に勝っていたならまだしも・・・。ここで勝っていれば破格の賞金150万円ですから。(9割は中央競馬が出資している)
なお、結果は3番手で逃げるも最後は11着の馬から大差の12着。ただ、13着になった中央馬ヒナアラレがいただけ救われた?勝ち馬とは4秒2差。もちろん、タイムオーバーです。もっとももう二度と中央競馬参戦はないから旅の恥はかき捨て・・・ですかね(笑)。もっとも重賞競走ではタイムオーバーの規定はないというから、なんともいい加減ですね。
※芝1400m以上2000m未満のタイムオーバー規定は4秒差超。一か月間、平地競争に出走できない。ただ、この規定はちょっと甘すぎますね。だって、通常は一月に1度の間隔で出走するものですからね。
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