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第二のオルフェ出現! [馬券]

昨日の船橋第8R(3歳・中央交流)でとんでもない大事件が発生した。今日のスポーツ新聞でとりあげられているかどうか?

事件は第4コーナー。先頭だった②番の中央馬グランフィデリオ(森秀行厩舎、騎手吉原)が突如、アクシデントで停止。

ところが!直線半ば過ぎから、内ラチに沿って黒い影が駆け抜けていった。いったい何番だ?誰もが目を丸くしただろう。目にも止まらぬスピードで駆け抜けて1着になったのは、その②号馬だった。

父ブラックタイド産駒だから2枠で1着サインだったのだろう。騎手はその使命を全うしようとした。その結果、レースの上り3ファロン43秒。最後の1ファロンは15秒と同じレベル・クラスのマイル戦よりやや遅いタイム。

しかし、今ビデオを計測してみると②番の上り1ファロンは12秒前後。このタイムだろ3ファロンは36秒と中央競馬の芝ノタイムになってしまう。これが八百長でないと誰がいえるだろう。やはり、私の持論どおり、普段の競馬はセカンドギア~サードギアで走っているのだ。サラブレッドがトップギアにいれたらこの程度は朝飯前なんでしょうな。

因み公式発表の②番の上り3ファロンは43秒という鈍行なみのタイム。だが、止まったときのロスが5秒はあったから実際は38秒で走ったことになる。これなら今年の中央競馬のダービーにでても優勝できそうですな。

今週のC2クラスのマイル戦のラップをみると、各ファロンが12秒中ほどでつづき、最後はばてるのでだいたい13秒後半、ラストは14秒後半となっている。最後に12秒台の脚を繰り出すなんてありえないのだ。

火曜(不良) 12.4 11.9 12.8 12.7 12.6 12.6 13.4 14.8 勝ちタイム1分43.2

水曜(不良) 12.3 11.4 13.4 13.5 13.0 13.4 13.8 14.6 勝ちタイム1分45.4 

木曜7R(重) 12.6 12.7 13.4 13.4 13.1 12.9 13.2 14.2 勝ちタイム1分45.5

木曜8R(重) 12.3 12.4 13.2 12.6 12.7 13.1 14.9 15.0 勝ちタイム1分46.2

2号馬自身がハイラップでブッチギリで逃げていた。だから6ファロン目までのタイムはこの馬自身のもの。常識的に前半~中盤、脚をためて最後にスパートをかける追い込み馬なら39秒台の脚を使うこともある(実際当日前の7Rでは勝った馬が追い込みでラスト39.9だった)。上のラップを見てもわかるように、同じレベルのレースでは、図ったように同じようなラップの経緯をたどっているのがわかる。最初はスタートがあるためスピードにのるまでのロスがあり、一番早いラップは2番目となるのが多い。逆に終盤の2ファロンはスタミナが切れて13秒~15秒となる。

ご覧のとおり、これだけのハイラップで逃げた馬が、いったん止まった後にまた加速して12秒(もしかしたら12秒切っている)で最後駆け込んだというのだから、どうにもいいわけがききませんな。停止のロスがなければ、この日のメインレース(古馬オープン、1分42秒8)にでても勝っていたでしょうね。まだデビュー3戦目の中央未勝利馬ですけど・・・


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たいちさん

グランフィデリオの名前を記憶に留めておきますね。
by たいちさん (2014-02-14 16:03) 

降龍十八章

たいちさん、ありがとうございます。江川事件ならぬ、吉原事件。父がブラックだけに黒い影がつきまいといそうです。
by 降龍十八章 (2014-02-14 17:56) 

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