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マイルチャンピオンシップ [馬券]

第30回マイルチャンピオンシップ(GⅠ)~京都・外回芝1600m。

根幹距離である1マイル(8ファロン=約1600m)で行われる。競馬はクラシックが中心なので短距離やマイルのビッグレースはなかったのだが、近代競馬特有の距離別カテゴリーが進む中、日本のグレード制度発足初年度の昭和59年に第1回が施行された。最初の10年は固いレースの代名詞で、毎回1番人気が連対していた。第1回・第2回はは河内洋(かわち・ひろし)騎乗の短距離王者・ニホンピロウイナー(服部正利厩舎)が連覇。

タイトル名は海底2万マイルを連想させる。初代タカモト先生は海と舟がテーマとおっしゃていた。最後が「シップ」だから。確かに河内洋の太平洋の洋。第3回は宝船を連想させるタカラスチール(田島良保厩騎乗)。第5回は当時の潜水艦ヘリオスと同じホクトヘリオスが2着。1着はまたも河内洋のサッカーボーイだった。第6回はクラシックに出走できない地方あがりのオグリキャップが制覇。舟がデーマだけに船長さん=キャップだった。調教師も瀬内海の瀬戸口さんだった。そして極めつけは第7回の1着馬・パッシングショット。ズバリ、ヨットが優勝。橋田厩舎だけに順風帆、順風奔走(ランニングフリー)だった。

第8回・第9回はまたまた潜水艦、ダイタクヘリオスが連覇。これも田厩舎だからの旁がポイントだったか?第11回はノースフライト。飛行機も舟の一種だからかな?(パイロットは水先案内人の意)

初めて荒れたのが、第12回の2着メイショウテゾロ。これが16番人気だったからすごい馬券となった。第14回・第15回はタイキシャトルが連覇。これも宇宙船のシャトル(意味は機織りの杼)にちなんでいる。

近年は特に舟や海に直結する馬名はきていないのだが、昨年はサダムパテックだった。この馬、今年も出走するのだが、要注意でしょう。なぜなら、これもシップに因んだ特別な馬名だから。昨年勝っているのに現在、6番人気の低評価。これは美味しいですぞぉ~。

実はこのレース、とにかく連覇が多い。ニホンピロウイナー、ダイタクヘリオス、タイキシャトル、デュランダル(名剣の名前)、ダイワメジャーと過去5頭が連覇。つまり3分の1の確率で連覇がある。

一昨年の第28回もエイシンアポロンが勝ったが、同枠には前年優勝のエーシンファワードがいた。やはり日本の競馬は枠が走る

とにかく今年は軸馬不在の大混戦。発想の転換で楽しむの一興だろう。チャンピオンだからお茶がテーマになるかもしれないし、マイル=参るで、忍者服部厩舎という前例もあるのだでござる。ニンニン。

 


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