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第80回ダービーを10倍楽しむ② [スポーツ]

前回はゲストやイベントからたどる推理方法をご紹介した。今回は一見マジに見える各出走馬からの検討。

皐月賞・2歳FSとGⅠ二勝のロゴタイプが最強の拒絶タイプとして第三東京市に見参する。しかし、調教師が問題だろう。田中剛は障害騎手としてコアなファンには知られているだろうが、ほとんど無名といってよいだろう。まだ実質2年目ぐらいだし、今年はここまで3勝しかしていない。おいおい、3勝のうち、2勝はロゴタイプのスプリングSと皐月賞でしょ。そんな弱小厩舎になんで、競馬サークルのドンである吉田照哉さんが馬を預けたのか理解不能。

吉田さんは先代・善哉さんの長男。日本のサレブレッドは大半がこの人の生産馬といってもいいようなものだろう。かつてのダイナ軍団(現在は馬名につけない)、シャダイファームやノーザンファームという大牧場は彼の支配下にあるといって過言ではないだろう。また馬主としても多数の有力馬を家族・会社名義で所有している。

ロゴタイプの父はローエングリン。現役時はパットしない成績で、種牡馬になっていたというのが不思議なくらいの馬。てっきり、サンデーサイレンス産駒かと思っていたのですが、実はシングスピール産駒。つまり、世界のノーザンダンサー(サドラーズウェルズ)系

だが、逆に考えれば、クラシックに抽選もれで出走できなかった父・ローエングリンの敵討ちという点はプラス材料。サンデーサイレンス一色の生産界にノーザンダンサー系の息吹をもたらすというシャダイの戦略かも。

騎手はアユサンで桜花賞を勝った弟デムーロ。クリスチャン・デムーロはイタリアでリーディングジョッキーというが、日本の関係者ではヘタクソ!と評判が悪い。だが、何か理由があって最近はやたらに勝たせてもらっている。兄のミルコ・デムーロはだいぶ年上で、すでに平成15年に外国人騎手として最初で唯一の日本ダービー優勝をしている。先週のオークスは弟・武幸四郎が勝利。今週も弟が勝つというシナリオも面白いが、配当的にはつまらない。

まあ、あの皐月賞のレースぶりからダービーで大失速というのはイメージしづらく、3着以内にはなるとは思うのだが、1着となるのは厳しい気がする。


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