歌舞伎の家柄? [論評]
目くそ鼻くそとはよくいったものだ。
死んだ市川団十郎は、母親が祖父に認められずに、長い間跡取りとして認められなかったという。だけど、歌舞伎役者なんてもともとは非人(ひにん)だったじゃないの?いわゆる役者風情といわれてさげすまれた階級なわけだ。中村主水も不浄役人なんていわれていたね。そんな役者の一族にも上下の家柄があるなんてメクソもハナクソも笑ってしまいます。
旅芸人とか、山伏とか、おそらく、倭国が滅んで日本になったころ、あるいはそれ以前から存在した被征服民の子孫ということなんだろうが、現代では芸人・役者風情が年収でサラリーマンをはるかにしのいでいるわけですから時代の流れを感じますなぁ~。
いわゆるヤクザは刺青がアイデンティーだが、これは倭人の風習だ。倭人は海にはいって魚や貝ととっていたので、その安全を祈願してのものだという。ヤクザが反社会的な存在をさすのは、かつての倭国のレジスタンスが名残であろう。日本書紀でも倭国の残党狩りは苛烈を極めたという。倭国の歴史書は焚書坑儒にあったためその歴史は残っていない。日本書紀が編纂されたのも王朝交代があったからで、日本国を正当とする歴史のみが編纂された。ただ、その中身はほとんどが倭国に伝わる歴史書からパクって換骨奪胎したものだ。
日本書紀のどこにも、古墳、倭の五王、邪馬壱国・卑弥呼、総督などの記事がないのもそのせいだ。
団十郎といえば、昔、海老蔵のころ、大河ドラマで足利義政をやっていたときの印象くらいしかない。歌舞伎役者らしい独特の顔立ちとギョロ目が印象的だった。歌舞伎では荒事が得意だったという。まあ、あの目つきは隈取したら目立つでしょうな~。
あれ?でも団十郎さん、年末の鉄人スペシャルに出て審査員として料理を食べていなかったっけ?屋号は成田屋さん・・・というから、今週のJRA競馬では成田(ナリタ)の馬に要注意。先週も誰か死んだと思ったが、特にそれらしい馬名はこなかったような。ただ、NHK賞きさらぎ賞がズバリ節分の2=3で決まったのはあとから気付いて愕然としましたな~。(笑)
5月のNHK杯マイルでは、8=8で八重の桜をお願いしますよぉ~。なんといっても8枠はピンク。
ところで、新・料理の鉄人って先週も今日も放送ないけど、あれって毎週はないのかな?年末スペにはゲスト審査員が清盛で不評の松山ケンイチだったけど、表現力がまるでなくてあきれ返りましたねぇ~。あんなんで俳優が務まるんだぁ~。
僕、この味スキです!
って日本語か?牛がテーマで牛ドンしか思い浮かばないとか言っていたけど、まさか年収が高い彼らが町の牛丼を食べているのかな?それとも料理屋の特性牛丼か?
まあ、それこそ役者風情が出てくるな!・・・って言いたい。
「役者風情」は、歌舞伎好きの人にとっては、痛烈に感じるでしょうね。
by たいちさん (2013-02-08 15:27)
たいちさん、ありがとうございます。
今は欧米の影響で役者天国の時代ですから、死語か差別用語指定かもしれませんね。ちなみに非人は新しいパソコンでは変換候補にも出てきませんでした。
by 降龍十八掌 (2013-02-08 20:20)
たいちさんがおっしゃるように、痛烈ですね!
でも、これこそ降龍節!?
by collet (2013-02-10 14:42)
そうですかぁ~?
芸人というものの歴史上の一般論を言ったまでで、私個人の信条ではありません。
by 降龍十八掌 (2013-02-11 01:25)