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タカモト伝説、再び [超常現象]

オカルト馬券よばわりされている、本家サイン馬券の大家・二代目タカモト先生。

今回のダービーは、枠順発表前に⑩番ゼッケンにディープブリランテが入ることを見事に予想した・・・そうだ。

結果的に、三番人気ながら850円もの高配当馬券となった。我々、番組研究者からいえば、どう考えてもプラス材料のないワールドエースとゴールドシップの人気が過剰だったせいだ。

私も、知り合いにオリンピックイヤーに皐月賞組は来ていないと聞いて、感ずるものがありましたね。

H20年はディープスカイ NHK杯①着 毎日杯①

H16年はキングカメハメハ 同じくNHK杯①着 毎日杯①

H12年はアグネスフライト 京都新聞杯(G3・・・当時)①

H8年はフサイチコンコルド なんとキャリア3戦目の制覇

H4年はトウカイテイオーで皐月賞と2冠だから、H5年以降は見事に来ていない。JRAが流しているダービーのCMも平成5年のウイニングチケット(皐月賞4着)のものだから、これにも合致する。

だいたい、今回のダービーは史上初の見開き6日間記載+第二回東京12日目という異形の番組表であるから、番組変更のなかった皐月賞の1・2着馬はどうしても狙いえないんだよね。

まあ、だからといって何を買えばよいのかまでは分からないのだが、あきらかに過剰人気の皐月賞1・2着馬ゴールド、ワールドは危険信号だった。

まあ、とはいっても流石にわずか現在ではわずか18頭のダービーの出走馬では通過してくるレースは非常に限られるわけで、単純に過去の例をいえば、TR青葉賞①は2着が多いし、京都新聞杯①着馬(ハーツクライ、Aフライト)、プリンシパルS①着馬(ダンスインザダーク)、毎日杯①着馬は連対している。今年はNHK杯①着馬も牝馬(桜花賞経由)の出走もないからね。

結果的に、皐月賞③着⇒青葉賞①⇒京都新聞杯①で、残念ながら私の本命のトーセン誉星は3着。ただ、見せ場はタップリだったのでよしとしよう。結局、新星の輝きを永遠に記す・・・で、輝きのブリランテの優勝でした。(ダービーなどでは素直に、使われる)

ただ、どうせなら皐月賞③ディープブリランテには消えて欲しかった・・・。まあ、同枠エタンダールが青葉賞②着だったのがポイントだったか。

CMで取り上げられたWチケットと同じルート(葉牡丹賞①⇒弥生賞①⇒皐月賞④着)のコスモオオゾラは大穴の期待はあったが、皐月賞②着のワールドエースと同枠では、やはりダメでした。

おっと、2着のフェノーメノ(怪奇現象、怪物の意味らしい)について忘れていたね。青葉賞1着馬のフェノーメノ。ダービーと同じ東京2400mで争われるGⅡトラアイル戦優勝馬だが、昨年(H23)のウインバリアシオンが2着、シンボリクリスエス(H14)が2着、レオダーバン(H4)が2着となぜか2着にしかならない運命なんですなぁ~。

まあ、ふつうトライアルレースは本番より200m短い距離なのだが、青葉賞だけはなぜか同距離なので、流石に同距離・同コースの勝馬が本番も勝つとしたら、ダービーを実施する意味がないということなんでしょうな・・というのが私なりの結論。

因みに、皐月賞TRの弥生賞も2000mで皐月賞と同距離・同コースだが、こちらは本来(歴史的には)、TRレースではない。本来のTRはスプリングSと報知杯牝馬特別(現在のF報知杯R)で中山1800m・阪神1400m。クラシックではないが、NHKマリウのTR、ニュージラーンドTもいつのまにか1600mになっているが、本来は1400mだったと記憶している。

まあ、こうしてディープ産駒の跡目争いはディープブリランテが制したのだが、流石に、ディープの名前を受け継ぐだけあって、本来はこいつが一押しの馬でしたな。(2月までは)

だって、ワールドエースや、ヒストリカルでは誰の息子かわからないだろう・・・。まあ、映画ディープインパクトの監督(製作総指揮)はスピルバーグだそうだけれども・・・。


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コメント 2

たいちさん

薀蓄を興味深く読ませていただきました。
by たいちさん (2012-05-28 19:22) 

降龍十八掌

失礼、フェノーメノは青葉賞1着馬の誤りですね。訂正いたします。
by 降龍十八掌 (2012-05-28 20:00) 

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