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中央競馬会史 [馬券]

東京優駿(日本ダービー)。その歴史を紐解くと・・・

第1回のワカタカが1932年=昭和7年。トクマサ、ヒサトモ、スゲヌマ、クモハタ、クリフジ、カイソウ・・・と4文字馬名が非常に多い。戦前~戦後は4文字が流行だったようです。

敗戦が色濃くなった昭和20年から昭和21年は中止。

昭和16年の第10回大会では初の三冠馬セントライトが誕生。第31回ではシンザン。第50回はミスターシービー、第51回はシンボリルドルフ、平成となり、第61回はナリタブライアイン、第72回はディープインパクト、と不思議と三冠馬は中央競馬会の創設後、10年単位で誕生している。例外は第20回付近と第40回付近。

ディープインパクトの三冠は平成17年=2006年。中央競馬会が1954年=昭和29年誕生だから第31回のシンザンは丁度、中央競馬会創設10周年記念だったことになる。だから、ルドルフの第51回=昭和59年=1984年も創設30周年にあたる。第10回のセントライト以降、シンザン・ルドルフが第31回・第51回と1年ずれているのもうなづけますね。

武豊の『飛びましたぁ~』で有名なディープインパクトの三冠は平成17年(2005年)=第72回ダービー。JRAは前年のH16年(2004年)に『創設50周年事業』を大々的に展開していたから、ディープの場合は創設51周年ということで、これまた1年づれていることになる。だが、これは現在展開する競馬の基本ベースとなっているグレード制創設年=シンボリフドルフ三冠達成のダービーが第51回大会だったことを踏襲したものだからだろう。

まあ、昨年(2011年=H23年)のオルフェーヴルの三冠は、大地震による番組変更の余波を受けたもので、JRA得意の天才的変わり身の早さによるものだったろうが、今年は

近代競馬創設150周年

というものを展開している。ならば、来年は151周年ということになるから、来年またまた三冠馬が誕生しても不思議ではなかろうよ。まあ、今年自体もゴールドシップの三冠達成には注意が必要だがね。なんたって競馬発祥国のイギリス・ロンドンで五輪があるんだから・・・。因みに白い馬体=芦毛(あしげ)のダービー馬は平成元年ウイナーズサークルミドリマキバオー[わーい(嬉しい顔)]以外ない。ゴールドシップが、その節目を踏襲するかどうか。

銀じゃなくて、金がいいですぅ~!

1位じゃなくちゃ駄目なんですか?2位じゃ駄目なんですか?

 


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