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H24年競馬番組表(春)の謎 [番組解析]

H24年度最初のGⅠは、今はシーラカンスのごとく珍しくなってしまった(外)馬・テスタマッタの快勝と、降龍18の快笑[わーい(嬉しい顔)]で幕を開けた。(マル馬の大狙いというタカモト式は現在も有効だ)。競馬番組表では、いわゆるマル外と表示される外国生まれの持ち込み馬・テスタマッタの父はTapit、母はDifficult というなじみのない血統。

ただ、かなり以前からマル外の規定は変わっており、相当数の馬が(外)でなく内国産馬として扱われるようになっているという裏があるのだが・・・。平成の名馬たちも、元来はこのマル外であり、昔だったらクラシックへの出走資格はなかったように聞いている。確か、ビワハヤヒデなどもそうじゃなかったかなぁ~。

現在は、外国で受胎して日本で出産した場合、日本で種付けし外国生まれでも年末までに輸入した場合なども日本馬として扱うという。

とにかく、希少価値となってしまった(外)の馬が、新生・番組表の中で最初のGⅠを勝ったことに留意したい。ということで、改めてH24年競馬番組表(春)の概要を見てみると・・・

フェブラリーS同様、ダートレースの中で唯一のGⅡ東海Sと次週、伝統の目黒記念(芝)の出走資格が

3歳以上から4歳以上に変更

になっている。ヘッ?春番組の古馬レース(4歳以上)に3歳馬が出走できんの?3歳馬が出走可能とは全く知らんかったわい。[ふらふら]

一体、なんでそんな変更が必要なのか全く意味不明だし、多くの競馬ファン・解説者もそんなことには頓着しないだろう。だいたい春番組内で古馬と3歳馬が同じレースを走ること自体が矛盾した設定変更(平成9年)だろう。2月から6月、さらに5月と時期を変更しダービーと同じ日に施行される目黒記念、またその1週前に施行される東海S(以前は12月)だけをどうして3歳馬出走可能なレースに変更していたのか?そういうことなら、番組表を春・夏・秋と分けること自体が全く無意味ではないか?

しかも、もしも何らかの理由があって、そう変更したのであれば、なぜに今年突然、3歳馬を排除しなくてはならないのだろうか?だいたい、3歳馬なんて過去に出走しているのだろうか?

実際、昨年(H23)の目黒記念はハンデ戦という好条件にもかかわらず、フルゲート18頭に対して3歳馬の出走は0(ゼロ)。東海SもFG16頭に対して3歳馬の出走は同じく0(ゼロ)・・・であった。一昨年(H22)もやはり、3歳馬の出走はなく、こうなってくると調べる(検索する)のもイヤになる。もちろん、目黒記念に3歳馬(H12年以前は4歳馬表記)の優勝は無い。

平成12年に5月施行となった東海Sも同様で、それ以降のレースの中で、3歳馬の優勝はなし。それどころか4歳馬の優勝すら1度あるだけ・・・という涙ぐましい結果となっている。果たして、こうなってくると、突然の3歳馬排除にはなんの正当な理由がないことが分かる。

それにしても、東海S、その名の通り中京競馬(名古屋)の名物レースなのに、今年もまた京都開催だぞ。丹後Sとやらにでも名称変更しなくていいんかい?(東海テレビもスポンサーを降りた・・・)去年は地震による代替開催が相次いだからし方ないにしろ、今年は正規開催だ。


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