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ドラゴン・タトゥーの女(第3話) [ミステリ]

リスベットが解読した暗号。先頭の数字3はレビ記を示している。だが人名は何なのか?

マグダ 30112 サラ 32016 BJ 32027 LI 31208 マリー 32018 

レビ記第二十章第16節

女が獣に近づき、これと交わるならば、女と獣とを殺さなければならない。血を浴びよ。

レビ記第一章第12節

切り分けて頭と脂肪とともに火にくべた薪の上に並べること。 

レビ記第12章第8節 

山バトか家バトを生贄とし、焼いて捧げよ。祭司が贖えば、女は清まる。

レビ記第二十章第27節

男女を問わず交霊術や占いをする者は、石にて殺されねばならぬ

当時16歳で、家族にもナチ党員が多く、宗教とは無縁といっていい環境で、なぜ急にハリエットは宗教に興味をもつようになったか?疑問に思うミカエル。車は地球に優しくないと言って、リスベットのバイクでオットー・ハルク牧師に会いに行く。牧師は生きているハリエットを最後に見た人物今は介護ホームに入所している。ボケているのか牧師はアニタのことを話し出す。アニタは活発で、ハリエットは内向的な性格であった。

アニタとハリエットは瓜二つだった。ハリエットは父の死後もけっして信心深くなったわけではないという。さらに内向的になったという。どうやら聖書の暗号には、別の意味がありそうだ。

リスベットがパソコン検索の結果、 1962年サラ・ヴィットという女性が牛舎で殺害され、遺体は宗教儀式のように切り刻まれていた。事件は未解決。現場は遠いので、今度は車で行くことにする。レンタカーを借りるがミカエルは久しぶりの運転でビビる。

車中でリスベットは新聞社のデータベース検索を続ける。現場についた2人は、サラ・ヴィット事件の記事を書いた記者に、現場の牛舎を案内してもらう。聖書の記述どおり、女性は牛とともに殺されていた。

リスベットはさらに、マグダ・ロヴィーサという女性の事件も検索して発見する。1954年の事件だ。その現場に赴く車中で、リスベットはさらに、1964年、マリー殺人事件も発見する。マグダ事件の現地の警察で当時の記録を見せてもらう。ミカエルは殺人事件の番組をつくるためとウソをついて警官に資料を出させた上に、全部コピーまでさせてしまう。死体の写真をみると脂肪が切り取られていた。さらに、頭とともに切り離されて並べられていたという。

これで、過去に聖書模倣犯があったことが確実になった。

LIの暗号。これはリヴ・イングヴァルションかも?彼女は殺害された娼婦だ。今度は来た道を引き返すことになる。

残るはBJだ。これはまだ検索してもヒットしない。

ミレニアム社にて。嘱託職員のマーリンはヤンネがスパイだと編集長のエリカに告発する。そして、彼を利用して情報操作しましょうと提案する。

車で調査から帰宅した二人。リスベットは部屋の気配から、誰かが侵入したという。写真や資料の配置も違っているという。恐るべき記憶力。案の定、ドアの鍵にもこじ開けられた跡が・・・。夜、ミカエルのベッドにリスベットが侵入してくる!彼にまたがり腰を動かす。

依頼主の大富豪ヘンリックの病院を見舞ったミカエルは、彼に最後の暗号BJについてはモレル警部に会えと示唆される。暗号が聖書の模倣犯だと知った警部は驚く。てっきり、電話番号だと思い込んでいたからだ。

一族が集まってくる。彼らはミカエルの調査を止めさせようとしている。そのとき、ミカエルはアニタの姉セシリアがハリエットのネックレスをつけているのに気づく。子供のときの記憶がよみがえったのだ。とがめるミカエルに対して、これはアニタのものだという姉。ミカエルは、写真の女性が実は、ハリエットでなくアニタだったのだと気づく。アニタは事件後ロンドンへ渡りガンで37歳で死んだ。(20年前)。彼女は犯人を知っていたのではないか?

朝のランニング中、ミカエルはライフルの射撃を受ける。弾丸は頭をかすめるが、皮一枚で助かる。警部は相手が本気なら、死んでいたと冷たく言う。現場検証するが、なぜか弾も薬きょうも見つからない。リスベットは部屋に隠しカメラを設置する。

早朝、モレル警部が訪れる。レバッカ・ヤコブソン。愛称ベア。BJだ。しかもヴァンゲル社の一員で、しかもハリエットの父であるゴッドフリートの秘書であった。彼女は石で撲殺されていた。

ミカエルはレベッカはユダヤ名であることに着目する。マグダはマグダレーナのこと。有名なマグダラのマリア。(ダビンチコードでいう、イエスの恋人。一般的には娼婦といわれる。)そうすると、リヴは創世記のイヴにあたる。きっと彼女もユダヤ人だ。被害者は全てユダヤ人だったのだ。つまり、すべてがユダヤ人を殺害するためのナチの企てだったのではないか?熱狂的なナチ党員のヴァンゲルの一族の誰かが、出張先でつぎつぎに処刑をおこなっていったのではないか?そして、その犯行パターンにきづいたハリエットはころされてしまったのではないか?


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