食客(しょっかく)2 [映画]
刺客、剣客もそうだが、この場合はキャク・・・でなくてカクと読むのが正しい。因みに、敵の逆手を取るをサカテでなくてギャクテと読むのが正しい。サカテというのは鉄棒の握り方だ。もっとも、あれも本来はギャクテというのかもしれないが。
ドラマの食客はおもしろくなかったが(だからほとんど見ていないけど)、今朝はWOWOWで映画の食客1・2を連続放映。食客1の最後の方だけ見たが、まあ、それで充分でしょう。一方、食客2(優しいキムチのつくり方)は今、最初から見ています。主人公の母親役が時代劇ではおなじみのイ・ボヒさん。父親役も王と妃のハン・ミョンフェ役の人ですな。この人は大王・世宗で領議政ハ・リュンも演じていました。風貌は全然違っていましたが、独特の話方なので、私にはすぐに分かってしまいましたね。
母が老舗料亭の春陽閣(チュニャンカク)のシェフである姉のペ・ジャンウンは日本で、首相と韓国大統領の晩餐会のシェフを務めたほどの腕前。一方、母親が障害者のため幼いころから弟として育ったソン・チャンも、第一回キムチ大会に出場することになる。姉のジャンウンは、母がキーセンあがりのために劣等感を持っている。10年ぶりに帰国してきたジャンウンであったが、母から教わったことを全て否定して、一から自分の味を作り上げたという自負をもっているようだ。
主演のジャンウンを演じているキム・ジョンウンは、気づきませんでしたが、私の大好きな女人天下でヌングムを演じていた女優さんでした。今はかなり有名になっているようですね。しかも、一時はイ・サン(イ・ソジン)と交際していたというから驚きです。
テーマはキムチ。キムチは三国時代からあるそうですが、当時は唐辛子はないから本当は辛くないキムチのほうが圧倒的に長い歴史があるというわけですね。
ドラマの食客は、だいたい観ましたよ。兄弟対決でしたね。
by たいちさん (2011-08-11 23:13)