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源氏物語千年紀 [国語]

天皇賞に先駆けて、昨日土曜、天皇皇后両陛下は京都の

源氏物語千年紀(ミレニアム)のイベントに参加されたとのことです。

だけど、源氏物語が誰の手で、いつ作られたかなんて

分かっていないんじゃないの?

と、ツッコミを入れたくなりました。ニュースの記事によりますと、『紫式部日記』の11月1日の条に、源氏物語の記述があるから・・・とのこと。いったい、どんな記述なんでしょうね?

『わたくしが、源氏物語を書きました、オホホ・・・』とか、書かれているんでしょうかね?

原文をサイトで探してみましたが、hitしないのであきらめました。でも、書かれていたのは

源氏物語が宮中で読まれていたと思われる記述がある

というだけのことだそうです。そもそも、紫式部日記ですら、本当の題名は『紫』であり、誰の手によるものかは判明していない代物とのこと。こういう、大切なこと、ちゃんと学校で教えてほしいと思います!

聖徳太子と同じで、伝説・伝承だけのようですね。

まして、源氏物語が単なる恋愛小説!

などという捉え方はいかがなものでしょうか?

これは、満たされないヒカルという男性の、孤独な心がテーマなんじゃないんですかね?

受験国語のカリスマ、出口汪(ひろし)先生著の『源氏物語が面白いほどわかる本』・・・オススメです。(なお類似品、類似題名本にご注意!)いつもながら、目からウロコが落ちる内容です。

現代人の観点で、古典を読むと飛んだ勘違いになってしまいます。

なお、CS京都チャンネルでは、『源氏物語はなにか?』という番組を、毎月、放映しています。(解説が参考になります。)

はて、本題はなんだったっけ?

そうそう、第138回天皇賞(秋)ですね。

春の秋の叙勲の時期に合わせて、天皇賞は春と秋の年二回あります。

昔は帝室御賞典(ていしつおんしょうてん?と読むのでしょうか)といわれました。ズバリ、エンペラーズカップという名称のときもありました。

源氏物語は宮中大奥、女の世界。

50年ぶりの牝馬によるワンツーフィニッシュも納得???

今からちょうど、50年前第38回、セルローズ⇒ミスオンワードなる牝馬同士で1・2着。

井崎先生、そういうデータラメ作戦は、レース前に教えてくださいよね。


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コメント 4

collet

オススメの『源氏物語が面白いほどわかる本』今度、本屋さんで見て来ますね~
それで降龍さんは昨日、ウォッカで乾杯できたのかしらん?
by collet (2008-11-03 15:57) 

降龍十八掌

colletさん、ありがとうございます。
いやー、冷や汗物でしたね。ゴールでは、完全に負けていました。
きっと、JRAさんは写真修正に時間がかかったことでしょう。
ただ、二着が読みきれませんでしたね。
by 降龍十八掌 (2008-11-03 18:33) 

たいちさん

源氏物語千年紀の記念式典へ行ってきました。警備が大変厳重でしたね。私は今、瀬戸内寂聴訳の「源氏物語」を読んでいます。源氏物語にかぶれた一年でしたね。
by たいちさん (2008-11-07 13:21) 

降龍十八掌

たいちさん、ありがとうございます。
皇太子夫妻が仕事をしないので、天皇皇后両陛下もお疲れでしょう。(笑)
女性の訳したものは、女性の視点で書かれているのでしょうね。
がんばって読んでくださいね。
私は、サインを読みます?
by 降龍十八掌 (2008-11-07 16:02) 

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