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教科書が危ない!国語編 [国語]

ウソやデタラメが多いのは、歴史教科書だけでない。

古代日本史に関連して、国語の和歌の分野も非常にいい加減なものが多いようです。

特に万葉集について

国学の影響なのだろうか?貴人から民衆まで、ひろく収められた歌集であり、素朴で力強い?ますらおぶり・・・などと全ての教科書で謳われている。

本当かいな?と誰もが思うのではないだろうか?

イソップ童話の『裸の王様』ではないが、まだ世間に毒されていない中学生には、『先生、教科書に書いてあることは間違っていませんか?』といって欲しいものだ。

1 まず、『万葉集』というものには謎が多い。そもそも序文が無い!だから、いつの時代に誰の命令で、何のために編纂されたのか、誰が編集したのか、すべて謎なのだ。

2 さらに、長い間、禁書の憂き目に会っており、120年近くたってから表に出てきたらしい。

3 本来の万葉集は第一巻と第二巻のみではないかといわれる。特に第二巻は白眉であり、作者もビッグネームのオンパレードで、政治裏面史としての価値も高い。

4 そして何より、原文は漢字(特に昔の呉音を用いられているらしい)であり、解読不明なものも多く、時に音読み、時に訓読みを当てるので、解釈の幅もかなり広いものである。

5 代表的な歌人である、柿本人麻呂ですらほとんど正体不明。

以上のような理由から、万葉集を平安時代以降の『古今和歌集』や『新古今和歌集』と並べて、同じように取り扱うのは、はなはだ宜しく無い。

もっとも、その『古今和歌集』ですら、三分の一が『読み人知らず』というふざけた勅撰和歌集なので、かなりの謎に包まれているようなのだが・・・

*読み人知らず・・・

九州地方に本当の倭国があったため、本当の倭王朝の人々が読んだ歌は、実名を封じられたと考えるとつじつまが合う。和歌集には九州地方の人で実名が書かれている人はほとんどいないらしい。

古代万葉仮名は、古代朝鮮語による二重読み・裏読みが必要であると痛感します。

 


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