望まれし者2~マグダラのマリアの福音書 [超常現象]
今日は上巻をパラパラと拾い読み。
うーん、いいですね。ところどころで挿入される『マリアの福音書』(作中の創作)が、本当に説得力があるんです。やはり、イエス(イエシュシュ)は人間であると考えるのが良識であると思います。なお当時のユダヤでは成人に達すると親がお嫁さんを与えるのが常識だったので、当然、イエスも妻帯していたはずです。民数記の記事で述べたように、ユダヤは軍事国家ですからどんどん子ども(男の子)を生むのが国民の務めでしたから。
さて、ローマの二ケーア公会議でもキリストは神か人かで、激論となったそうです。
なぜかといえばキリストを神とすると
唯一神である創造主が二人いるということになるし、
キリストが神でないとすると、いまひとつインパクトに欠けるって分けですね。つまり自己矛盾をきたすわけです。
で、ひねり出したのが三位一体の改革?!いや三位一体説
というウルトラC!!
流石にこれには、当時からいくらなんでも無理だという常識的な人たちが多かったそうです。
もっとも旧約聖書の創世記においてすでに
神は神々と書かれており、この時点で一神教の論理は破綻しているのですが・・・
なお、イエスという人が本当に実在したかというと、どうも非常に疑わしく、何の証拠も無いらしいのですが・・・(もっとも、今では実在したことがほぼ明らかになっている・・・なんて書いてある本もけっこうあります。いったいどんな証拠???)
三位一体は何年かかってもさっぱりわかりません。(わかった気になっていました。)
やっぱり無理があるのでしょうか?
ユダヤでは13歳で成人でしたよね、確か。
・・・ということは30歳になったイエスって相当おじさんですよね。
今の日本の30歳って、子供ですよね~!
by Cecilia (2007-09-13 10:03)
Ceciliaさん、ありがとうございます。
13で成人ですか!20くらいかと思っていました。(兵隊になるのはユダヤでも20歳くらいだったのではないでしょうか?)
気持ちや体が若々しいことはいいことなんですが、頭の中身が幼いってのは困りますね。
by 降龍十八章 (2007-09-13 14:06)